東京都小金井市で実際にあったぼったくり事例
東京都小金井市では、市の消費生活相談室への相談事例として、悪質な不用品回収業者による高額請求被害が紹介されています。
例えば、ネットで「1トントラック積み放題3万円」と謳う広告を見て依頼したところ、作業当日に荷物を積み終えた後に50万円の請求書を突き付けられたケースがあります(60代男性の事例)。依頼者は説明もなく荷物を積まれてしまい、困り果てて支払に応じましたが想定外の法外請求に悩まされました。
また、「無料回収」をうたうポスティングの業者に依頼したら高額請求されたという70代女性の被害も報告されています。
小金井市は、家庭から出る不用品を回収できるのは市の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者のみであり、無許可業者とのトラブルの大半はこの違法業者への依頼時に発生していると指摘しています。
市は「無許可業者に依頼しないこと」が大切だと強調し、複数の許可業者から事前に見積もりを取り料金を比較すること、作業前に金額を確認すること、必要に応じてクーリング・オフを検討することなどをアドバイスしています。
不用品は日頃から計画的に市のルールで処分し、万一高額請求されても一人で悩まず消費生活相談室に相談するよう呼びかけています。
引用:市報こがねい令和4年5月15日号掲載|ネット広告で見た不用品回収 高額料金にご注意!
東京都小金井市の不法投棄の問題やトラブル事例
小金井市では、集合住宅のごみ置き場における不法投棄が深刻な問題となっています。特に外部の人間による不法投棄が多く、これらは光熱水費の請求書などが混入していることで判明しています。しかし、収集されずに残されたごみの投棄者が内部の住民なのか外部からの不法投棄なのかを特定することは困難な状況となっています。
また、市内では公共下水道内へのモルタル状の廃棄物の不法投棄も発生しており、管が詰まって公共用水域である水路や河川への流出による汚染事例も報告されています。
引用元:小金井市|年間1万トン、西多摩衛生組合が受入れへ
東京都小金井市の不法投棄に対する対策について
小金井市では、不法投棄防止対策として啓発看板(不法投棄厳禁・犬のフン禁止)の配布・設置を行うとともに、広報媒体を活用した啓発活動を充実させ、不法投棄の防止を図っています。
市は「不法投棄(ポイ捨てを含む)は犯罪です!」という明確なメッセージを発信しており、市民の意識啓発にも力を入れています。また、ごみ減量施策の一環として、月1回の拠点回収でのフードドライブ事業を試行実施するなど、適正な廃棄物処理の推進にも取り組んでいます。
引用元:小金井市|ごみ対策課清掃係の業務概要
東京都小金井市の不法投棄の罰則や処置について
小金井市における不法投棄への罰則は、廃棄物処理法に基づき、5年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。また、組織的な不法投棄を行った法人に対しては3億円以下の罰金が科されます。市では警察とも連携し、厳格な取り締まりを実施しています。不法投棄が発見された場合は、まず現場検証を行い、投棄者の特定に努めます。投棄者が特定できた場合は、厳正な処分を行うとともに、原状回復措置を命じることとなっています。
東京都小金井市の年間の粗大ごみの収集量について
小金井市の令和3年度のごみの総量は約5,850トン、粗大ごみは約336トンとなっています。令和2年度に比べると粗大ごみは-5.9%、総量では-4.5%とごみの量は減少傾向にあります。
具体的な数値として、令和3年度の粗大ごみ収集量は336,420キログラムであり、前年度と比較して5.9%の減少となっています。
なお、小金井市の年間総排出量は62,760トンとなっており、これは815市区中673位に位置しています。
引用元:小金井市|令和3年4月から令和3年7月までの4か月間の主な家庭系ごみ排出量(速報値)
地域別の不用品回収の特徴とニーズ
不用品回収のニーズは地域によって異なります。
都市部から産業地帯まで、各地域の特色や生活スタイルに合わせた不用品回収の特徴を以下にまとめました。
| 都市部(例:東京、大阪) |
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マンションやアパートが多い
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狭いスペースやエレベーターの利用制限など、特有の条件での回収が求められることが多い。 |
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頻繁な引っ越し
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都市部では転職や生活環境の変化による引っ越しが多く、それに伴う不用品の処分ニーズが高まる。 |
| 多様なサービスの提供 |
競合が多いため、各業者が差別化を図るための様々なサービス(例:24時間対応、即日回収など)を提供している。
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| 地方都市や郊外 |
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一戸建てが多い
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広い敷地やガレージがあるため、大型の不用品やガーデニング用品などの回収ニーズがある。 |
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遺品整理の需要
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高齢化が進む地域では、遺品整理のサービスが求められることが多い。 |
| 地域密着型のサービス |
地域のコミュニティとの関わりが深い業者が多く、口コミや紹介による依頼が中心となることがある。
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| 観光地やリゾート地(例:沖縄、箱根) |
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季節ごとのニーズ
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観光シーズンやオフシーズンに合わせて、宿泊施設や民宿などからの大量の不用品回収の依頼がある。 |
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外国人観光客の影響
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外国人観光客の宿泊施設での滞在に伴う特有の不用品の処分ニーズがある。 |
| 産業地帯や工業地域 |
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業務用の不用品回収
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工場や事業所からの大型機械や設備の不用品回収のニーズが高まる。 |
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特定の廃棄物の処理
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産業廃棄物や特殊な廃棄物の処理を専門とする業者が存在する。 |
不用品回収業者を選んだ理由やきっかけ
テレワーク普及に伴い新規ノートパソコンを購入したため旧型ノートパソコンの処分を検討したことが発端です。また新規購入時に旧機種引取サービスが適用されなかったことも理由です。
不用品回収業者を選んでよかった点
手続きから処分まで電話ですぐに依頼できたことと、パソコン内のデータ消去も業者側で実施していただけたので、自分の負担をかなり軽減することができたのではないかと思います。
不用品回収業者を選んで後悔したこと
業者を比較検討せず、友人推薦の一社だけで決定してしまった点です。個人的にはこの選択で問題なかったと思いますが、次回同様の機会があれば、しっかり比較検討したいと思います。
今後、不用品回収業者の依頼を
考えている方へのアドバイス
パソコンを処分する際は、パソコン内部のデータの消去も同時に行ってくれる業者がおすすめです。自分の手間を大幅に省くことができると思います。