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劣化や故障、買い替えによって古いシーリングライトを処分する際に、頭を悩ませることになるのがシーリングライトの処分方法についてです。
シーリングライトの処分は、無料でおこなえる方法もあればお金がかかる方法もあるため、それぞれの処分方法を把握して重視するポイントによって最適な捨て方を選ばなくてはいけません。
この記事では、シーリングライトの処分方法について紹介していきます。
分解処分についても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- シーリングライトの処分方法
- シーリングライトを分解処分するのはおすすめできない理由
シーリングライトの処分方法6選
不要になったシーリングライトの主な処分方法として、以下があげられます。
- 自治体の粗大ゴミとして処分する
- 販売店に引き取ってもらって処分する
- リサイクルショップや買取店で買い取ってもらって処分する
- フリマアプリやネットオークションで売却して処分する
- 必要としている人に譲って処分する
- 不用品回収業者に回収してもらって処分する
それぞれの処分方法について詳しく解説していきます。
自治体の粗大ゴミとしてシーリングライトを処分する
シーリングライトは自治体の粗大ゴミとして処分することができます。
主な自治体における処分費用や条件などについては以下のとおりです。
各自治体の粗大ゴミ料金や条件
自治体 | 処分料や条件など |
---|---|
北海道 札幌市 | 200円 |
埼玉県 さいたま市 | 不燃ゴミ |
東京都 世田谷区 | 400円 |
東京都 足立区 | |
東京都 荒川区 | |
東京都 港区 | |
神奈川県 横浜市 | 200円 金属製で30cm未満のものは「小さな金属類」 木製・プラスチック製50cm未満は「燃やすゴミ」 ガラス製で50cm未満は「燃えないゴミ」 |
神奈川県 川崎市 | 処分料については要確認 最長辺が30cm以下のものは小型金属 |
神奈川県 相模原市 | 400円 最長辺が30cm以下のものは一般ゴミ |
愛知県 名古屋市 | 250円 |
大阪府 大阪市 | 処分料については要確認 |
大阪府 大阪府 | 400円 |
福岡県 福岡市 | 300円 指定のゴミ袋に入るものは燃えないゴミ |
シーリングライトはほとんどの自治体で粗大ゴミに区分されていますが、さいたま市のように不燃ゴミなどに区分されている自治体もあります。
処分する際は、お住まいの自治体のゴミ区分や料金、条件などをしっかり確認した上で処分するようにしてください。
また、シーリングライトのカバー部分は粗大ゴミとしての処分になりますが、蛍光灯は燃えないゴミとして処分する必要があるため分別しなくてはいけません。
粗大ゴミとして一緒に出してしまわないよう注意してください。
販売店に引き取ってもらってシーリングライトを処分する
シーリングライトは、電気屋やホームセンターなどのシーリングライトを販売している店舗で引き取ってもらって処分することもできます。
主な販売店の対応状況や引き取ってもらう際の条件などについては以下のとおりです。
販売店の引き取り対応
店舗 | 対応状況 | 料金や条件など |
---|---|---|
エディオン | 引き取り可 | 550円 ※縦+横+高さの合計が120cm以下で重さが10kg以下 ※取り外し工事不要で使用できるもの ※人が一人で運べるもの ※フランチャイズ店では引き取り不可 |
ジョーシン | 550円 ※対象外の店舗あり | |
ヤマダ電機 | 1.100円 ※訪問回収の場合は料金が異なる場合あり | |
ヨドバシ | 1,100円 ※150cm以下かつ20kg以下のもの | |
ビックカメラ | 商品を購入する場合のみ 同一商品を下取り | 無料 |
コーナン | ||
コジマ | 要確認 | ー |
ほとんどの店舗において不要になったシーリングライトの引取が実施されていますが、一部実施していない店舗や対象外となっている店舗もあるので、販売店で引き取ってもらう際は引取を実施しているか必ず確認するようにしましょう。
ビックカメラやコーナンのように、買い替えのタイミングで引き取りを依頼することで無料で処分してもらえる店舗もあるので、こういった店舗の活用も検討してみてください。
リサイクルショップや買取店でシーリングライトを買い取ってもらって処分する
処分する予定のシーリングライトの状態が良く、まだ使えるのであれば売却処分がおすすめです。
シーリングライトは生活する上で欠かせない製品として需要も高く、状態が良いものであれば買い取ってもらえる可能性があります。
シーリングライトの主な売却先としては、リサイクルショップや買取店があげられます。
シーリングライトなどの電化製品やインテリアアイテムの買い取りに力を入れている買取店では、実際に以下のような価格でシーリングライトの売却が成立しています。
買取店での買取例
店舗名 | 製品名 | 売却価格 |
---|---|---|
買取マクサス | ルイスポールセン Albertslund Pendant White アルバスルン | 22,700円 |
出張買取ソッキン | IRIS OHYAMA シーリングライト | 500円 |
リサイクルボム | LEDシーリングライト | 1,100円 |
アイリスオーヤマなど安価なシーリングライトは数百円ほどでの買い取りがほとんどですが、ルイスポールセンなど有名なインテリアブランドのシーリングライトであれば、買取店であってもそれなりの価格での買い取りが期待できます。
ただし、照明器具に関する知識の乏しいリサイクルショップなどで売却してしまうと、有名なインテリアブランドのシーリングライトであっても安値で買い叩かれてしまう可能性があるので注意してください。
リサイクルショップや買取店は再販を目的に買い取りをおこなっているため、高値での売却を実現しにくい傾向があります。
フリマアプリやネットオークションでシーリングライトを売却する
できる限り高値で売りたい方におすすめなのが、「メルカリ」などのフリマアプリや「ヤフオク!」などのネットオークションです。
フリマアプリやネットオークションでは自分で使うためにシーリングライトを購入するユーザーが多いため、適切価格や高値での売却も実現しやすくなっています。
メルカリやヤフオク!では、実際に以下のような価格でシーリングライトが売却されています。
メルカリ・ヤフオクでの取引例
サービス名 | 製品名 | 売却価格 |
---|---|---|
メルカリ | LED電球付 4灯スポットライト シーリングライト Molim-WD | 6,000円 |
アイリスオーヤマ 8畳用LEDシーリングライト | 3,090円 | |
LEDシーリングライト 日立 LEC-AH1215PKS リモコン付 | 5,620円 | |
ヤフオク! | LEDシーリングライト ラスタル8J 調光調色 ニトリ | 3,000円 |
東芝 NLEH08011A-LC LEDシーリング ワイド調色 8畳用 | 5,300円 |
買取店ではワンコインで買い取られていたアイリスオーヤマのシーリングライトは、メルカリだと3,000円以上で売れています。
他の製品についても、製品はことなるもののリサイクルショップや買取店で買取に比べて高値で売却が成立している傾向があります。
ただ、フリマアプリやネットオークションでの売却には、以下のような細かな作業をすべて自分でおこなわなくてはいけません。
- ユーザーからの問い合わせ対応
- 梱包や発送
- トラブル対応
利用する上でのメリット・デメリットを考慮した上でフリマアプリやネットオークションを活用するようにしましょう。
シーリングライトを必要としている人に譲って処分する
まだ使える状態のシーリングライトは、売却せずに必要としている人に譲ることもできます。
製品を有効活用できるエコな処分方法なので、友人など身近な人でシーリングライトが欲しい人がいないか探してみましょう。
シーリングライトは、引っ掛けシーリングという専用設備が天井に設置されていれば工事の必要はなく、簡単に製品を取り替えられるため、おしゃれなデザインや有名メーカー・ブランドのシーリングは欲しい人も多いでしょう。
また、「ジモティー」などの掲示板やSNSで引き取り手を探すという方法もあります。
ユーザーが多いサービスなので、よほど状態の悪い製品でない限り引き取り手を見つけるのはそう難しくはないでしょう。
掲示板やSNSを通して面識のない人にシーリングライトを譲る場合は、トラブルを避けるためにも、中古品であることや商品の状態などを明記した上で引き取り手を募集するようにしてください。
不用品回収業者にシーリングライトを回収してもらって処分する
引っ越しや年末の大掃除などにともなってシーリングライト以外にも処分したい不用品が大量にある場合は、不用品回収業者に回収を依頼するのがおすすめです。
大量の不要品を分別したり処分するのは、かなり時間がかかり大変です。粗大ゴミが複数ある場合はそれぞれ回収を申し込まなくてはいけないので、さらに手間がかかります。
一方、不用品回収業者に回収を依頼する場合は、業者が分別作業も行っていることが多く、不用品をまとめてそのまま回収してもらえるため、一切手間がかかりません。
また、不用品回収業者は不用品を部屋から搬出する作業も一貫しておこなってくれるため、サイズがあるものや重いものが大量にある場合でも問題ありません。
引っ越しなどで急ぎで不用品の処分がしたい場合でも、即日の回収対応をしている不用品回収業者も多いので、「不用品を処分したい!」と思ったタイミングですぐに処分することができます。
シーリングライトの分解処分がおすすめできない理由
劣化していたり壊れているなどの理由で売却するのが難しいシーリングライトは、粗大ゴミか販売店に引き取ってもらって処分する必要があります。
いずれの場合も費用が発生するため、どうにか分解して無料で処分できないか考えている方も多いのではないでしょうか?
シーリングライトは、カバー部分など大きなパーツがあるため、分解しても一般ゴミのサイズにすることはできません。
一般ゴミのサイズにするためには、ハンマーなどを使って細かく粉砕する必要がありますが、粉砕したパーツでケガをする可能性もあり、分解して処分することはおすすめできません。
また、プラスチックや金属などさまざまな素材が使用されているシーリングライトの場合、うまく粉砕できない可能性もあります。
シーリングライトの処分料はどの自治体でも数百円ほどと高くなく、販売店に引き取ってもらう場合も500円ほどで引き取ってもらえます。
以下を考慮すると、分解してまで処分するメリットはあまりないかもしれません。
- 作業にかかる手間
- ケガのリスク
- 粗大ゴミとして処分できなくなってしまうリスク
廃棄する必要がある場合は、自治体の粗大ゴミか販売店に引き取ってもらうのがおすすめです。
まとめ
不要になったシーリングライトの処分方法について紹介してきました。
シーリングライトの処分方法には、廃棄する方法と売却する方法があるので、以下の基準を参考に最適な処分方法を見つけましょう。
ゴミとして廃棄する場合
- 買い替える場合は店舗に回収を依頼する
- 買い替えずに処分する場合は粗大ゴミとして処分する
売却する場合の基準と売却方法
- 即金性を重視するならリサイクルショップか買取店
- 高値での売却を希望するならフリマアプリかネットオークション
- 必要としている人に譲ることも可能
処分する予定の不用品が複数ある場合は、不用品回収業者に回収してもらうのもおすすめです。
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