公開日:
最終更新日:
劣化や買い替えによって不要になったスキー板やスノーボードの処分にお困りではありませんか?
スキー板やスノーボードはサイズが大きいため、可燃ゴミや不燃ゴミなどの一般ゴミとして処分することができません。
そこで押さえておきたいのが、スキー板やスノーボードの正しい捨て方についてです。
この記事では、スキー板やスノーボードの具体的な処分方法について紹介していきます。
ゴミとして廃棄する際の捨て方やお金をかけずにお得に処分する方法まで、さまざまな処分方法を紹介していくので、スキー板やスノーボードを処分したい方はぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- スキー板・スノーボードの買い替え時期
- スキー板・スノーボードの処分方法
- スキー板・スノーボードを処分する際の費用
- スキー・スノーボード関連用品の処分について
スキー板やスノーボードの買い替え時期の目安
古くなったスキー板やスノーボードを使い続けていると、パフォーマンスが下がる上にケガのリスクも高まってしまうため、長い間使用し続けてている場合は買い替えを検討しましょう。
スキー板とスノーボードの買い替え時期は以下のようになっています。
スキー板・スノーボードの買い替え時期
- スキー板の買い替え時期目安:滑走日数100日程度
- スノーボードの買い替え時期目安:滑走日数50日程度
製品の劣化具合は日々の使い方やメンテナンスの頻度、製品自体の強度によっても異なるためあくまでも目安となります。
毎年冬場にスキーやスノーボードを楽しむ方は、愛用している製品の状態を毎シーズンチェックし、劣化しているようであれば一度買い替えを検討してみることをおすすめします。
不要になったスキー板やスノーボードの処分方法6選
不要になったスキー板やスノーボードの主な処分方法として、以下があげられます。
- 自治体の粗大ゴミとして処分する
- 解体・切断して自治体の一般ゴミで処分する
- リサイクルショップや買取店で買い取ってもらう
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 欲しい人に譲る
- 不用品回収業者に回収してもらう
それぞれの回収方法の概要やメリット・デメリットについて解説していきます。
粗大ゴミとしてスキー板やスノーボードを処分する
スキー板やスノーボードはサイズが大きく、自治体指定のゴミ袋に収めることができないため、粗大ゴミとして処分することになります。
スキー板やスノーボードを粗大ゴミとして処分する場合は、処分料金が発生します。
主な自治体における処分料は以下のとおりです。
各自治体でのスキー板・スノーボードの処分費用
自治体 | 処分料や条件など | |
---|---|---|
北海道札幌市 | 200円 ※用具一式を処分する場合も同一料金 | |
宮城県仙台市 | 400円 | |
栃木県宇都宮市 | 要確認 | |
埼玉県さいたま市 | 550円 | |
千葉県 | 千葉市 | 要確認 |
船橋市 | 370円 | |
神奈川県横浜市 | 200円 | |
愛知県名古屋市 | 250円 | |
大阪府大阪市 | 200円 | |
京都府京都市 | 400円 | |
岡山県岡山市 | 200円 |
処分料はそれぞれの自治体によって異なりますが、500円以下で処分できるところがほとんどです。
また、札幌市のように、スキー板やストックなどの用具一式を数百円で処分できる自治体もあります。
スキー板やスノーボードを粗大ゴミとして処分する場合は回収申し込みが必要になります。
申し込んでから実際に回収してもらえるまでは一週間ほどかかることも少なくないので、余裕を持って申し込みをおこなうようにしてください。
解体・切断して一般ゴミでスキー板やスノーボードを処分する
スキー板やスノーボードはサイズが大きいため、そのままでは一般ゴミとして処分することはできませんが、のこぎりなどで切断することで一般ゴミとして処分できるようになります。
スキー板やスノーボードは木製のものが多いので、のこぎりなどの工具で解体が可能です。
製品によってはプラスチックや金属のパーツが付属していることもあるので、綺麗に解体したらそれぞれを分別し、適切な方法で処分するようにしましょう。
解体の工程自体は複雑ではなく、自治体のゴミ袋に入りきるサイズになるまで切断するだけです。
ただ、スキー板やスノーボードは100cm以上の製品がほとんどなので、複数回切断する必要があるため手間がかかるのも事実です。
解体作業中にケガをしてしまう可能性もあるので、解体処分をするのであればリスクについても理解しておかなくてはいけません。
また、のこぎりやドライバーなど解体に必要な工具を揃えると、結果的に粗大ゴミの処分料より高くついてしまうこともあるので、本当に解体して処分するべきかよく検討した上で着手する必要があります。
リサイクルショップや買取店でスキー板やスノーボードを買い取ってもらう
処分予定のスキー板やスノーボードの状態が良く、まだ使えるようであれば、廃棄するのではなく売却処分がおすすめです。
売却することでちょっとした収入を得ながら処分できるだけでなく、資源を無駄にせずにリサイクルで有効活用できます。
スキーやスノーボードは冬の人気アクティビティなので、スキー・スノーボード用品専門の買取店も存在しています。
リサイクルショップや買取店では、実際に以下のような金額でスノーボードの買取が成立しています。
スノーボードの買取例
店舗名 | 製品名 | 買取価格 |
---|---|---|
買取モンスター | 18-19 HEAD PILOTモデルのスノーボード | 16,500円 |
高く売れるドットコム | SALOMON ASSASSIN 21/22 スノーボード | 20,000円 |
買取マクサス | TJ.BRAND スノーボード | 5,700円 |
以下に該当する場合、リサイクルショップや買取店では特に高値で買い取ってもらいやすい傾向があるようです。
- 人気の製品
- 有名ブランドのアイテム
- 年式の新しいモデル
上記のような製品であれば数万円で売れることもあり、即金性も高いので、なるべく早く現金化したい方にはリサイクルショップや買取店での売却がおすすめです。
また、これまでは店舗まで足を運ばなくてはいけないことが多かったのですが、最近は出張買取や宅配買取を実施している業者も増えているので、より効率的に売却ができます。
フリマアプリやネットオークションでスキー板やスノーボードを売却する
スキー板やスノーボードは、フリマアプリやネットオークションでも売却できます。
リサイクルショップや買取店は再販目的で買い取りをおこなっているため、どうしても買取価格が低くなってしまう傾向がありますが、フリマアプリやネットオークションでは自分で価格設定ができるので、よりも高値売却が期待できます。
「メルカリ」や「ヤフオク!」では、実際に以下のような価格でスキー板やスノーボードの売買が成立しています。
メルカリとヤフオクでのスキー板・スノーボードの取引例
サービス名 | 製品名 | 売却価格 |
---|---|---|
メルカリ | ロシニョール スキー板 180センチ | 85,000円 |
ELAN WHISPER W06 カービング 152cm | 12,000円 | |
バートン ビンディングM スノーボード155CM | 26,500円 | |
ヤフオク! | サロモン 130センチ スキー板 | 9,075円 |
アルペン カービング 16/17 SG SNOWBOARDS FULL RACE TITAN 163cm キャンバー残10mm スノーボード エスジー フル レース | 56,100円 |
フリマアプリやネットオークションでは、人気製品が高値で売れるのはもちろん、そこまで有名ではないブランドでも状態が悪くなければ売却可能です。
ただし、フリマアプリやネットオークションは「出品すれば必ず売れる」というサービスではありません。
製品自体はもちろん、出品する際に使用する画像や説明文によってはいつまで経っても売れ残ってしまうことも多々あります。
また、フリマアプリやネットオークションでは、出品に伴う作業から問い合わせ対応や梱包、発送まで自分で対応しなくてはならないため、時間と手間がかかるということも覚えておかなくてはいけません。
欲しい人にスキー板やスノーボードを譲る
まだ使える状態のスキー板やスノーボードを売却せずに処分する場合、欲しい人に譲って処分するのもおすすめです。
まだ使える状態の製品を廃棄してしまうのはもったいないので、必要としている人に譲ってリサイクルすることで、処分料を負担せずに無料で処分できます。
これからスキーやスノーボードを始めたいと考えている方にとっては、嬉しい提案になるはずなので、友人や知人などでスキー板やスノーボードを欲しい人がいないか聞いてみましょう。
また、SNSや掲示板を活用して譲渡先を探す方法もあります。
SNSや掲示板で譲渡先を探す場合は、以下のような条件をつけて募集すると、余計な費用の負担をすることなく効率的に処分できます。
- 〇〇(地域名)まで引き取りに来てくれる方限定
- 着払いでの発送を了承してくれる方限定
スキー板やスノーボードを不用品回収業者に回収してもらう
引っ越しや大掃除、スキー・スノーボード用品の買い替えにともなって処分したい不用品が大量にある場合は、不用品回収業者に依頼することで効率的に処分が可能です。
不用品回収業者はスキー板やスノーボードの回収はもちろん、一部を除きほとんどの不用品回収が可能です。
不用品が大量にあると分別作業だけでも骨が折れますが、不用品回収業者に依頼すれば面倒な分別をおこなう必要もなく、搬出や運搬までほとんどの作業を任せられます。
また、処分予定の不用品の状態によっては買い取りをおこなっている業者もあるので、お得に処分できる可能性もあります。
不用品回収業者の料金には決まりがなく、料金は業者によって異なります!
良心的な価格で回収をおこなっている業者だけでなく、相場よりも高い料金設定の業者もいるので、必ず複数の業者に見積り作成を依頼し、金額を比較した上で業者を選ぶようにしてください。
スキー・スノーボード関連用品の処分方法
スキー板やスノーボードの処分に合わせて、他にも処分したいスキーやスノーボード用品が出てきた場合、それぞれ適切な方法で処分しなくてはいけません。
スキー板やスノーボード本体以外のスキー・スノーボード用品を自治体ゴミで処分する場合の区分は、以下のとおりです。
スキー・スノーボード関連用品のゴミ区分
種類 | ゴミ区分 |
---|---|
ブーツなどのシューズ類 | 可燃ゴミ |
スノーボードのビンディング | 不燃ゴミや金属ゴミ |
スキーのストック | 不燃ゴミや粗大ゴミ |
自治体によっては異なる区分に分類されていることもあるので、必ず各自治体のゴミ区分を確認した上で処分するようにしてください。
スキー板やスノーボード以外の用品についても売却処分や譲渡での処分が可能なので、関連用品の状態によっては売却・譲渡も検討してみてください。
まとめ
不要になったスキー板やスノーボードの処分方法について紹介してきました。
スキー板やスノーボードの処分方法はいくつかありますが、以下のような基準で判断することで、スムーズかつ後悔なく処分ができるでしょう。
- 壊れていたり売れる状態でない
→粗大ゴミとしての処分がおすすめ - 未使用品や状態の良い
→フリマアプリやネットオークションでの売却がおすすめ - 売却処分が面倒に感じる場合
→欲しい人に譲って処分するのがおすすめ - 引越しや大掃除に伴ってスキー板やスノーボードを処分する
→不用品回収業者の利用がおすすめ
自治体のゴミとして処分する際の区分やルールはそれぞれ地域で異なるので、各自治体のホームページを確認し、適切な方法で処分するようにしましょう。
スキー板やスノーボード以外にも処分したい不用品がある場合は、不用品をまとめて回収してもらえる不用品回収業者の利用をご検討ください!
実際に不用品回収業者をご利用の際は、業者探しに「不用品回収モール」をご活用ください!
不用品回収モールには、当サイトのコンセプト(ぼったくりなどの被害を防ぎたい)に賛同いただいている企業様を掲載しております。
ぜひ当サイトに掲載されている企業/回収業者様を一度ご検討いただき、もし何かご不満などがございましたら、当サイトへ口コミをお寄せください。