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普段生活する上で欠かせない製品であるカーテン。
カーテンはサイズが大きく遮光や防音、目隠しなど用途や種類も多いため、買い替えなどで処分する際に捨て方で悩む人は少なくありません。
「カーテンって何ごみなの?」
「お金をかけずにカーテンを処分する方法ってあるの?」
実際にこのように処分方法で頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、カーテンの処分方法をまとめて紹介していきます。
ごみとして処分する際の分別方法はもちろん、ちょっとした収入を得ながらお得に処分する方法などについても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- カーテンの処分方法
- カーテンの処分がもったいないと感じたら
- カーテンレール・フックの処分方法
- カーテンを処分時の注意点
不要になったカーテンの捨て方6選
不要になったカーテンの処分の仕方は以下のとおりです。
- 自治体のごみで捨てる
- 販売店で回収してもらう
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 欲しい人に譲る
- 不用品回収業者に回収してもらう
それぞれの捨て方について詳しく解説していきます。
カーテンの捨て方①自治体のごみで捨てる
破れていたり汚れていたりして再利用が難しいカーテンをごみとして処分する場合は、自治体のごみで捨てることができます。
カーテンのごみ区分は各自治体によって異なります。
主な自治体のカーテンのごみ区分は以下のとおりです。
自治体 | ごみ区分 | |
---|---|---|
東京都 | 豊島区 | 資源ごみ ※「古布」と書き資源ごみに出す |
新宿区 | 燃やすごみ | |
渋谷区 | 30cm未満:可燃ごみ 30cm以上:粗大ごみ(処分費用は要確認) | |
目黒区 | 50cm未満:可燃ごみ 50cm以上:粗大ごみ(処分費用は要確認) | |
杉並区 | 可燃ごみ | |
練馬区 | 古着・古布 ※回収が困難な場合は可燃ごみ | |
品川区 | 粗大ごみ(処分費用は要確認) | |
大田区 | 可燃ごみ | |
千葉県船橋市 | 50cm未満:可燃ごみ 50cm以上:粗大ごみ(処分費用は要確認) | |
神奈川県横浜市 | 古布※洗濯して乾かしてから出す | |
愛知県名古屋市 | 可燃ごみ | |
京都府京都市 | 2袋まで:燃やすごみ 2袋以上:大型ごみ(処分費用:400円) | |
大阪府大阪市 | 30cm未満:普通ごみ 30cm以上:粗大ごみ(処分費用は要確認) |
ポリエステルのカーテンなどは、素材や種類に関わらず「カーテン」として可燃ごみや資源ごみとして分類されてることがほとんどです。
サイズによっては粗大ごみとしての回収が必須なケースもあるので注意してください。
裁断して小さくまとめることができる場合は可燃ごみとして処分できる自治体も多いので、サイズを超えるときは裁断してから処分することも検討してみてください。
また、遮光カーテンなど加工が施されているカーテンは、自治体によっては不燃ごみに分類されることもあります。
カーテンの捨て方②販売店で回収してもらう
不要になったカーテンは、販売店で回収してもらうことで処分することもできます。
カーテンの回収をおこなっている代表的な販売店が、家具販売大手のニトリです。
ニトリは、不要になったカーテンを自動車の断熱材に再利用するという取り組みを行っており、2023年6月19日から不要になったカーテンの回収が行われています。
ニトリ以外で購入したカーテンを回収してもらうことも可能です。
対象の店舗は、以下のとおりです。
- ニトリ
- ニトリEXPRESS
- 島忠
- 島忠ホームズ
- ニトリホームズ
回収してもらうにはニトリのメンバーズ会員になる必要がありますが、無料で回収してもらえるためニトリをよく利用する方におすすめの方法です。
カーテンの捨て方③リサイクルショップで買い取ってもらう
処分するカーテンがまだ使える状態であれば、売却処分も検討すると良いでしょう。
全国に800店舗以上を展開する有名リサイクルショップのセカンドストリートではカーテンの買取を積極的に行っています。
リリカラやサンゲツなど有名ブランドのカーテンは特に高く買い取ってもらいやすい傾向があるので、一度店舗に持ち込んで査定してもらうのがおすすめです。
ホームセンターなどで販売されている安価なカーテンでも買い取ってもらえる可能性はありますが、高価買取は実現しづらく、買取を断られてしまうこともあります。
また、汚れがひどいものや劣化しているカーテンは有名ブランドでも買取を断られる可能性が高いので、注意してください。
カーテンの捨て方④フリマアプリやネットオークションで売却する
安く買い叩かれずに自分が納得できる価格でカーテンを売却したいのであれば、売却価格を自由に設定できるフリマアプリやネットオークションでの売却がおすすめです。
実際に「メルカリ」などのフリマアプリや「ヤフオク!」などのネットオークションでは、以下のような価格でカーテンの売買が成立しています。
サービス名 | 製品名 | 売却価格 |
---|---|---|
メルカリ | ニトリカーテン200 品番RD038 | 4,400円 |
【2枚セット】無印良品 ポリエステル防炎カーテン 遮光1級 100×140cm | 3,400円 | |
級遮光カーテンとレースカーテンのセット 丈約230 掃き出し窓用 | 5,000円 | |
ヤフオク! | ドレープカーテン:150×225cm:2枚 BE/無地系/織り柄 | 2,970円 |
100 × 133cm 日本製 多機能レースカーテン 花粉キャッチ構造 オールブロック2枚組 | 1,200円 |
フリマアプリやネットオークションでカーテンを売却する場合、10%程度の手数料がかかる点も考慮しながら出品価格を設定するようにしましょう。
また、送料込みで出品する方が売れやすい傾向がありますが、カーテンはサイズが大きく送料が高額になりやすいので注意が必要です。
送料込みで出品する際は、おおよその送料を事前に確認してから出品価格を設定するようにしてください。
カーテンの捨て方⑤欲しい人に譲る
「まだ使える状態のカーテンをごみとして処分するのはもったいないけど、わざわざ売却するほどでもないし…」と感じている方には、欲しい人に譲って処分する方法をおすすめします。
友人や知人に声をかけたり、SNSや掲示板を活用して引き取り手を探してみましょう。
SNSで募集する場合は情報が拡散されやすい「Twitter」、掲示板で募集するのであればユーザー数が多い「ジモティー」がおすすめです。
SNSや掲示板で引き取り手を探す際は、手間や費用の負担が発生しないよう、「引き取りに来られる方」や「着払いを了承してくれる方」などの条件を記述した上で募集するようにしましょう。
カーテンの捨て方⑥不用品回収業者に回収してもらう
引っ越しや大掃除などでカーテン以外にも処分したい不用品が大量にある場合は、不用品回収業者に回収してもらうのがおすすめです。
不用品回収業者に回収をお願いすれば、大量の不要品を分別する必要はなく、運搬から処分まで一任できます。
不用品回収業者は粗大ごみやリサイクル家電の回収もおこなっているので、わざわざ個別に回収を依頼したり、指定の収集場所まで持っていく必要もありません。
また、即日回収に対応しているところも多いので、よりスムーズに処分できるというメリットもあります。
回収を依頼する際の費用は業者によって異なるので、実際に回収を依頼する前に見積もりを確認してから作業をお願いするようにしましょう。
カーテンを処分するのがもったいないと感じたら別の用途で活用しよう
カーテンを処分するのがもったいないと感じる場合は、小物などにリメイクして有効活用するのがおすすめです。
テーブルクロスやコースターなど小物のリメイクに活用したり、クッションや枕のカバーにリメイクしましょう。
カーテンは布地のサイズが大きいので、椅子やソファなど大きな製品のカバーとして使うこともできます。
また、素材がしっかりしているので、トートバッグやエコバッグを作って日常的に使うことも可能です。
ドールハウスで使用するカーテンなど趣味のアイテムにもできるので、リメイク用の素材として活用することも検討してみてください。
カーテンレールとカーテンフックの捨て方
カーテンの処分にあわせてカーテンレールとカーテンフックも処分する場合は、カーテンレールとカーテンフックの捨て方についても把握しておかなくてはいけません。
カーテンレールとカーテンフックは再販が難しいので、自治体のごみとして処分するか不用品回収業者に回収してもらうことになります。
不用品回収業者に回収してもらう場合はごみの区分を気にしたり分別する必要はありませんが、自治体のごみとして処分する際は正しく分別して処分しなくてはいけません。
カーテンレールとカーテンフックを自治体のごみとして処分する際の捨て方について解説していきます。
カーテンレールは粗大ごみとして処分する
カーテンを設置するための設備であるカーテンレールは、一般ごみとして処分できるサイズを超えているため、粗大ごみとして処分することになります。
粗大ごみとして処分する際の費用は自治体によって異なりますが、東京都目黒区の場合であれば、ひと組あたり300円の処分料がかかります。
ごみの区分や粗大ごみとしての処分料は自治体によって異なるので、捨てる際は必ず自治体のホームページなどで確認してから捨てるようにしてください。
カーテンフックは可燃ごみや不燃ごみとして処分する
カーテンを引っ掛けるパーツとしてカーテンレールに備わっているカーテンフックは、カーテンレールと一緒に処分することができないので、取り外して個別に処分する必要があります。
カーテンフックのゴミ区分は素材によって異なり、プラスチック製の製品は可燃ごみ、金属製の製品は不燃ごみとして処分します。
ただし、カーテンフックについても自治体によってごみの区分が異なる場合があるので、こちらも必ず確認してから正しい方法で処分するようにしましょう。
また、賃貸物件の備え付けカーテンレールやカーテンフックは大家さんやオーナーの所有物になるので、許可なく処分しないよう注意してください。
カーテンを処分するときの注意点
カーテンをフリマアプリやネットオークションで売却したり、欲しい人に譲る際は、サイズの確認を徹底するようにしてください。
窓のサイズは住宅によって異なるので、事前にしっかりと伝えておかないと「サイズが合わない!」「丈の長さが足りない!」などのクレームやトラブルに発展しかねません。
売却する場合はもちろん、無料で譲渡する場合であってもクレームをつけてくる人はいるので、商品の説明文にはなるべく詳細にサイズを明記するようにしましょう。
また、売却する際や譲渡する際のやり取りの中でもサイズをしっかりと伝えて、確認の上で購入してもらうようにしてください。
まとめ
不要になったカーテンの処分方法について紹介してきました。
破れていたり汚れがひどいカーテンは、以下の方法で処分しましょう。
- 自治体のごみで捨てる
- 販売店で回収してもらう
自治体のごみとして捨てる際のごみ区分は可燃ごみに分類されていることがほとんどですが、念のため確認してから処分するようにしてください。
再利用できる状態のカーテンは、以下の方法で処分できます。
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 欲しい人に譲る
また、カーテンレールは粗大ゴミとして、カーテンフックは可燃ごみや不燃ごみなどの一般ごみとして処分するようにしましょう。
カーテンとカーテンレール、カーテンフックをまとめて処分したい場合や処分したい不用品が大量にある場合は、不用品回収業者に回収してもらうのもおすすめです。
大量の不用品を手間をかけずに効率的に処分できるので、ぜひ検討してみてください。
不用品回収業者を探す際は、ぜひ「不用品回収モール」をご利用ください!
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