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コロナの影響もあり、エアロバイクなどの健康器具を使って健康管理をしていた方は意外と多いのではないでしょうか。
エアロバイク等の健康器具を購入すれば自宅にいても運動することができますが、飽きて使用しなくなったり目標を達成してクローゼットや押し入れに入れたままの方もいるはずです。
そこでこの記事では健康器具の処分方法や解体方法についても詳しく解説していきます。
5分あればエアロバイクなどの健康器具の処分方法に困ることが無くなるので最後まで読んでみてください。
この記事でわかること
- 健康器具の分別区分
- 健康器具の処分費用
- 健康器具を処分する際の注意点
- 健康器具を廃棄する以外の処分方法
自治体のルールに沿って処分する方法
エアロバイクなどの健康器具にはプラスチックや金属が使われているため、「粗大ゴミ」に該当しないような小型健康器具はどの分別区分になるのかわからないこともあるのではないでしょうか。
製品に使用されている素材や住んでいる地域によっても分別区分が異なるので、一部地域の処分ルールを表にまとめてみました。
これからエアロバイクなどの健康器具を処分する際の参考にしてみてください。
エアロバイク・健康器具の分別区分
地域名 | 分別区分 | 備考 |
---|---|---|
北海道 札幌市 | プラスチック製は「燃えるゴミ」 金属製は「燃えないゴミ」 | 指定ゴミ袋に入らないものは「大型ゴミ」 |
東京都 新宿区 | プラスチック製は「燃えるゴミ」 金属製は「金属・陶器・ガラスゴミ」 | 一辺の長さが30㎝を超えるものは「粗大ゴミ」 |
東京都 大田区 | プラスチック製は「可燃ゴミ」 その他は「不燃ゴミ」 | 一辺の長さが30㎝を超えるものは「粗大ゴミ」 |
埼玉県 さいたま市 | 燃えないゴミ | 90㎝以上は「粗大ゴミ」 |
千葉県 千葉市 | ゴム類は「可燃ゴミ」 硬いプラスチック・金属は「不燃ゴミ」 | 指定ゴミ袋に入れて口が結べないものや、 はみ出るものは「粗大ゴミ」 |
千葉県 船橋市 | 不燃ゴミ | 不燃ゴミの袋に入らないものや、 はみ出してしまうものは「粗大ゴミ」 |
神奈川県 横浜市 | 粗大ゴミ | 主な材質が金属以外のもので、 1番長い辺が50㎝未満のものは「燃やすゴミ」 金属製で1番長い辺が30㎝未満のものは小さな金属類 |
神奈川県 川崎市 | 小物金属 | 最長辺が30㎝以上なら「粗大ゴミ」 |
兵庫県 神戸市 | 小型の金属類は「燃えないゴミ」 プラスチック類ゴム類は「燃えるゴミ」 | 指定袋に入れて口をしっかり結べないものや、 単品で5㎏以上のものは「粗大ゴミ」 |
大阪府 大阪市 | 普通ゴミ | 最大の辺または径が30㎝を超えるものは「粗大ゴミ」 |
京都府 京都市 | 拠点回収(電池や電気で動くもの) 大型ゴミ | 30㎝×30㎝×40㎝以下のものは拠点回収 (これより大きいものは「大型ゴミ」) |
健康器具が品目で指定されている場合は「不燃ゴミ」や「粗大ゴミ」に分類されることが一般的です。
また、多くの地域では1辺の長さが30㎝を超える器具を「粗大ゴミ」に分類しますが、さいたま市や横浜市のように一部の地域では50㎝以上や90㎝以上とさらに大型の器具のみ「粗大ゴミ」に分けている場合があるので注意してください。
健康器具を粗大ゴミとして品目指定していない地域では、製品に使われている素材ごとに分別しなければならないので、自治体のホームページを確認しましょう。
直接ゴミ処理場に持ち込むこともできる
家庭から出る粗大ゴミを直接ゴミ処理場に持ち込めることはご存知でしょうか。
ゴミ処理場に持ち込む場合、処理費用が重量で決まるため「自治体で収集」よりも費用を抑えられる可能性があります。
例えば船橋市の場合、「可燃ゴミ」や「不燃ゴミ」は手数料が無料、「粗大ゴミ」は15㎏未満は150円、以降10㎏毎に150円加算(別途10%加算)と定められていますので、粗大ゴミ処理券の最少額が370円という点から考えても、持ち込む方が費用は抑えられることになります。
ただ「可燃ゴミ」「不燃ゴミ」「粗大ゴミ」と受け入れ場所がそれぞれ異なるケースもあるので、お住まいの地域のゴミ処理場に持ち込む際には事前に受け入れ情報を確認しておきましょう。
受付時間は地域や工場毎で異なりますが、平日の午前9時から午後5時、土曜は午前中になっていることがほとんどです。
エアロバイクは解体処分できる地域もある
エアロバイクは自治体の「粗大ゴミ」として処分する場合、処理手数料として1,000円程かかりますが、解体すれば一般ゴミとして処分できる地域もあるため解体方法をご説明していきます。
解体に必要な道具
- 手袋
- ドライバー
- 六角レンチ
- バール
- 万能ノコギリ
解体手順
- メーターやサドルなどを取り外す
- カバーを外す
- チェーン・プーリーを分解
- 自治体指定の長さにカット
まずは説明書にある組み立ての逆順でサドルやペダルなどのパーツを外していきます。
次にペダルの中心にあるカバーを外し、バールなどをつかってチェーン・プーリーを取り外します。
パーツを外しただけでは指定袋に入りきらないので、万能ノコギリをつかってハンドルやその支柱になっている部分を切断し、パーツの素材ごとに分別したうえで指定袋に入れます。
ただし品目自体が「粗大ゴミ」に指定されている地域の場合、エアロバイクの解体・分解をしても一般ごみとして収集してもらえないので、事前にホームぺージで処分ルールを確認しておきましょう。
【引越し時】引越し業者のオプションを利用する
引越し時にエアロバイクなどの健康器具を処分したい場合、引越し業者のオプションサービスを利用すれば手間なく処分することができます。
不用品の処分や買取サービスを利用できる一部の業者を表にまとめました。
引っ越し業者の不用品買取・引き取りサービス
業者名 | サービス | 内容 |
---|---|---|
日通 | 不用品のお引き取り | 粗大ゴミの処分を希望する場合は、 事前に相談(地域によっては不可) |
サカイ引越センター | 不用品の処分・買取サービス | 委任状で引取も可能・買取サービス有り (エリアによる) |
キタザワ引越センター | 不用品買取・引取サービス | 引越しと同時に買取査定・無料引取可能 |
関西クリーンサービス | 不用品買取・引取サービス | 引越しと同時に買取査定・引取可能 |
パワーセラー | 引越し+不用品回収 | セットプランで利用可能 (買取や引取も有り) |
アップル引越センター | 不用品買取&引取 | 引越しと同時に、 買取や有料引取が利用できる |
引越しと同時という前提ですが、有料で処分を依頼できるだけでなく、買取に対応している業者もあります。
処分費用は業者ごとで様々で、処分したいエアロバイクや健康器具のサイズ・数によっても異なり、業者によっては「粗大ゴミ処理手数料」を支払うことで処分を代行してくれるパターンもあります。
あくまでも引越し業者なので、健康器具だけを引き取ってもらうことはできないので注意が必要です。
エアロバイクなどの健康器具だけを処分したい方や大掃除などでまとめて処分する場合は不用品回収業者に依頼しましょう。
エアロバイクなどの健康器具を廃棄する以外の処分方法
長年使用したエアロバイクなどの健康器具には取れない汚れや傷が付いていたり、一部の機能が動作不良になっていることもあるため、ゴミとして処分するのが一般的です。
ただ、状態が良い健康器具は以下4つの方法でも処分できます。
- 健康器具専門店に依頼する
- フリマサイトに出品する
- ジモティーで人に譲ることもできる
- NPO法人に寄付する
売却や寄付、譲るなど健康器具の種類によって利用できる方法はさまざまですが、自宅にある健康器具の状態を確認して自分に合った方法を利用してみてください。
健康器具買取専門店に依頼する
製造から5年以内で美品の健康器具は、健康器具買取専門店で売却できる可能性があります。
健康器具買取専門店は年間を通して健康器具だけを取り扱っており、中古相場に明るいこともあって高値で売却できる可能性があります。
店舗によって買取対象になる健康器具や基準は異なりますが、主に以下のような条件があります。
- 動作不良がないもの
- 故障していても簡単に修理できるもの
- 酷い傷や汚れが無いもの
- 購入から5年以内
- ノンブランド以外のもの
人気メーカーやモデル、新品に近いような数回しか使っていない製品は、高値で売却できる可能性があります。
時期によって健康器具の流行も変わるため、売却を検討しているものはなるべく早く手放すほうが良いでしょう。
ただし、「管理医療機器」は買取対象外だったり、メーカーやモデルによっては買取できないものもあるので、売却する前にホームページから確認してください。
健康器具買取専門店が最寄りに無い方でも「出張買取」や「宅配買取」にほとんどの店舗が対応しているので全国どの地域からでも利用できます。
どちらの方法を利用する場合でも健康器具買取専門店のホームページから査定を行えるので、事前に買取金額を確認することも可能です。
買取対象外になってしまうと手間だけがかかってしまいますが、状態の良い健康器具をお持ちの方は健康器具買取専門店で査定を検討してみてください。
フリマサイトに出品する
健康器具の種類によってはフリマサイトでも売却できる可能性があります。
健康器具は流行で需要が変わりやすく、その時期に流行っているものは特に売却しやすいといえます。
ただステッパーやぶら下がり健康器具などはいつ出品しても一定の需要があるので、状態の良いものを持っているという方は出品してみてください。
実際にフリマサイトではさまざまな種類の健康器具が千円から1万円を超える価格で出品されており、購入から間もないEMSやランニングマシンなど、定価が高い商品ほど高値で取引されているようです。
フリマサイトに出品する際に気をつけること
- 商品画像は付属品も載せて5枚以上
- 使用感に嘘を付かない
- 商品の仕様を掲載する
- 購入時期と定価を記載する
- 手放す理由も添える
健康器具は肌に直接触れる商品も多いため、なるべく清潔な状態と分かる画像を掲載してください。
また、オススメの機能や使い方も一緒に掲載すると良いでしょう。
ただエアロバイクやぶら下がり器具などの大型の健康器具は送料が高く、利用する配送会社によっては200サイズ程で送料が2,500円から3,000円近くかかる場合があります。
フリマサイトは送料込みでの出品が一般的になっているので、販売価格に梱包費用や送料を含めることを忘れないようにしてください。
ジモティーで人に譲ることもできる
健康器具買取専門店で売却できなかった健康器具は、ジモティーで手放せる可能性があります。
ジモティーは自宅にある不用品をもらったり、譲ったりできる掲示板サイトで、フリマサイトのように仲介手数料や利用料がかからないことが特徴の1つです。
地元の人同士が気軽に物品をやり取りできることがコンセプトになっているため、周辺地域の中で健康器具が欲しい人を見つけることができます。
実際にジモティーでは無料から数千円程で健康器具が掲載されており、中でも取引が成立しやすいのはステッパーやぶら下がり健康器具などの需要が高いものになっているようです。
ジモティーに掲載する際に気をつけること
- 掲載写真は5枚以上
- 使用感を記載する
- 購入時期と定価を記載する
- 連絡はすぐに対応する
ジモティーは不用品を気軽にやり取りするサイトなので細かい商品情報を載せていない方がほとんどです。
しかし商品の仕様や状態、機能の説明など、わかりやすい情報を記載しているものは取引が成立しやすくなっているため、掲載情報はしっかりと書くようにしましょう。
また、健康器具を直接受け渡しができれば送料はかからないため、取引場所や日時の候補をいくつか載せるようにしてください。
ただ、ジモティーは利用者同士のトラブルに一切関与しないとしているので、トラブルを防止するためにも丁寧な対応を心がけましょう。
NPO法人に寄付する
使わなくなった健康器具はNPO法人に寄付することも可能です。
日本ではゴミになってしまう健康器具でも海外で再利用できるものもあり、海外の発展途上国を支援しているNPO法人では、こうした不用品を集めて現地の支援活動に活かしています。
例えばワールドギフトというNPO法人では物品寄付をする際に、1箱あたり3,000円程の寄付金が必要になっており、こうして集められたお金が発展途上国の医療支援や食糧支援、職業支援などさまざまな活動に活用されているようです。
ただ、物品寄付を行っている団体によって募集内容が異なり、健康器具は受付対象外になっていることもあるので、ホームページを確認してから送るようにしてください。
あくまでも再利用するための物品募集なので、傷や汚れの酷いものや動作不良を起こしているものは寄付できないことがほとんどです。
健康器具を寄付する際に発生する送料は自己負担になりますが、ゴミになるはずの健康器具で社会貢献できるので気になる活動を見つけて支援してみてください。
健康器具をまとめて処分するなら不用品回収業者がオススメ
新しいものが次々に出る健康器具は効果に個人差があったり、モチベーションが下がって利用しなくなったりと使用しなくなった健康器具を自宅や倉庫に放置している方も多いのではないでしょうか。
1度使わなくなった健康器具は物置のようになっていたり、どこかに埋もれていたりして、引越しや大掃除をする時以外では中々処分に至らないので、気づいた時に処分することをオススメします。
健康器具を自治体で処分すると製品ごとに粗大ゴミ処理費用が発生するため、数が多い場合は処分費用が高くなってしまいます。
また、自治体に連絡して処理券を購入したり、指定引取場所に運ぶ必要があるため、処分するまでに多くの手間がかかるでしょう。
不用品回収業者に依頼すれば使わない健康器具をまとめて処分できるだけでなく、自宅内まで回収しに来て貰えるというメリットがあります。
回収費用はかかりますが、エアロバイクなどの大型の健康器具は1人で運ぶのが難しく、処分するために時間がかかるので、1人暮らしの方や腰痛などで運搬が難しい方は不用品回収業者を利用してみてください。
不用品回収業者の利用方法は簡単で、インターネットから無料見積もりや日時の指定ができます。
「たまたま仕事が休みになったから今日処分したい」といった方は即日回収に対応している不用品回収業者を利用することで、その日の内に処分してしまうことも可能です。
業者によっては健康器具の一部買取を行っている場合もあるので、健康器具やその他の不用品をまとめて処分したい方はまずは見積もりをしてもらいましょう。
まとめ
この記事ではエアロバイクなどの健康器具の処分方法について解説しました。
これまで紹介した方法をまとめたものが以下になります。
- 30㎝を超える健康器具は「粗大ゴミ」になる地域がほとんど
- 30㎝以下の健康器具は「不燃ゴミ」になる場合が多い(素材によっては分別区分が異なる)
- 直接ゴミ処理場に持ち込むと処分費用を抑えられる
- 地域によってはエアロバイクなどの健康器具は解体して処分費用を抑えられる
- 引越し時であれば引越し業者に健康器具を処分してもらえる(有料オプション)
- 購入から5年以内で美品の健康器具は買取専門店やフリマサイトで売却できる可能性がある
- NPO法人に寄付することもできる
- ジモティーで欲しい人を探せる
- 健康器具やその他の不用品をまとめて処分するなら不用品回収業者へ
使っていない健康器具は「粗大ゴミ」や「不燃ゴミ」として処分している方がほとんどです。
ただ大型の健康器具やその他の不用品をまとめて処分する場合は不用品回収業者を利用している方が増えています。
一口に不用品回収業者といっても数が多いため、業者選びに迷っている方も多いはずです。
不用品回収業者を探す際は、ぜひ「不用品回収モール」をご利用ください!
不用品回収モールには、当サイトのコンセプト(ぼったくりなどの被害を防ぎたい)に賛同いただいている企業様を掲載しております。
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