楽器の処分方法7つ│いらない楽器の捨て方と注意点を解説!

楽器の処分方法

いらない楽器の捨て方は7つあり、楽器の種類や傷み具合、また処分にどの程度の時間や手間をかけられるか、といった要素によって捨て方が異なります。

この記事では楽器を処分する7つの方法について具体的にご紹介しながら、楽器を捨てる際の注意点についてもご紹介します。

この記事でわかること

  • 不用な楽器の処分方法7つ
  • 楽器を処分する際の注意点
  • 処分以外の選択肢について

「もう使わない楽器をどう処分しよう・・・」と困っているかたは是非参考にしてくださいね。

いらない楽器の処分方法・捨て方7つ

楽器を処分する方法7つ

いらない楽器の捨て方は、次の通りです。

  1. 自治体の粗大ゴミとして処分
  2. 不用品回収業者に依頼
  3. 楽器の買取専門業者に依頼
  4. フリマアプリやオークションで販売
  5. 処分ではなくインテリアとして活用
  6. 知人や友人に譲る
  7. 寄付・寄贈する

また具体的な手順と注意点について、詳しくご説明します。

1.楽器を自治体の粗大ゴミとして出す

いらない楽器は、自治体の粗大ゴミに出すことができます。粗大ゴミとして楽器を処分する際の流れは、次の通りです。

  1. 粗大ゴミ回収センターに依頼
  2. 粗大ゴミ処理券を購入
  3. 回収日に指定の場所に楽器を置く

粗大ゴミで楽器を処分すれば、ほかの捨て方より安く処分できるのはメリットです。自治体や楽器のサイズによっても異なりますが、およそ200円〜2,000円で楽器を処分できます。

その反面、回収場所まで自分で楽器を運ぶ手間がかかるほか、楽器によっては粗大ゴミとして処分できないこともあるので、ご注意ください。

粗大ゴミに出せる楽器

  • ギター
  • サックス
  • バイオリン
  • 打楽器(ドラムセット等)
  • 鍵盤ハーモニカ
  • キーボード など

粗大ゴミに出せない楽器

  • グランドピアノ
  • アップライトピアノ
  • エレクトーン(大型) など

自治体ごとの楽器の収集費用

いらない楽器を粗大ゴミとして処分する際にかかる料金は、楽器の種類や自治体によって異なります。

以下は、料金の例をまとめたものです。粗大ゴミで楽器を処分する際の費用の目安としてご参照ください。

自治体の粗大ゴミ一覧では、「エレクトーン」という表記がされないことがあります。エレクトーンは、総合楽器メーカーのYAMAHAが販売している電子オルガンの商品名であるためです。

お住まいの自治体のホームページ等で「エレクトーン」がない場合は、「オルガン」もしくは「電子オルガン」といったキーワードに変えて検索してください。

地域品名収集費用
東京都 世田谷区オルガン・エレクトーン(50kg以下まで)
ギター

キーボード
400円〜2,000円
(重量によって変動)
400円
(ケースは別途400円)
400円
東京都 八王子市オルガン(80kg未満まで)
ギター
キーボード

電子ピアノ(80kg未満まで)
バイオリン・チェロ
1,000円
200円(ケース含む)
200円
(キーボードの台は別途200円)
2,000円(イスは別途料金)
200円(ケース含む)
埼玉県 熊谷市アコーディオン
ドラム
キーボード
一点当たり1立方メートルにつき520円
千葉県 千葉市ギター
電子オルガン
390円
1,560円
静岡県 静岡市フルート
トランペット
堅琴
ドラムセット
シンバルなど
無料(要事前申し込み)
福岡県 福岡市エレクトーン・電子ピアノ
オルガン
キーボード(持運び容易な鍵盤楽器)
ギター
1,000円(イスは別料金)
1,000円(イスは別料金)
300円

300円(ケース含む)
福岡県 北九州市オルガン(電動でないもの)
ギター
電子ピアノ(70kg未満)
500円
300円(ケース含む)
500円
大阪府 大阪市オルガン
キーボード
1,000円
200円

2.不用品回収業者に楽器の回収依頼をする

楽器の処分は、不用品回収業者に依頼することができます。

不用品回収業者に依頼すれば、業者が不用品の搬出作業を行います。またいらない楽器以外の不用品回収の依頼が可能です。利用者は搬出作業が終わるのを待つだけで、いらない楽器をはじめとする不用品を一掃できるのは、大きなメリットです。

また一部の不用品回収業者では、楽器などの不要品の買取に対応していることもあります。買取金額は、不用品回収の費用から相殺されるので、家中の不用品をリーズナブルに処分することも可能です。処分したい楽器の買取の可否、また買取金額は、不用品回収業者に直接お問い合わせください。

大型の楽器を処分したい場合や、楽器以外にも処分したい品物がある場合は、複数の不用品回収業者に見積もりを依頼してみるとよいでしょう。

3.楽器専門の買取業者に依頼する

楽器を専門に買取している業者に依頼すると、高価に買取されることがあります。

この時に重要なのが業者選びです。知識や経験値の乏しい業者に依頼すると、安く買い叩かれる可能性があります。楽器の専門的な知識があり、買取経験豊富な業者を選んでください。

楽器の買取専門店を利用する際は、複数の業者から見積もりをとって比較検討することが大切です。

なお、楽器の価値は以下の5つの要素から総合的に決定されます。見積もり書の内容を吟味する際の参考にしてください。

ブランドやメーカー有名なブランドやメーカーの楽器は、高音がつきやすい傾向があります。
ギターではFenderやGibson、ピアノではSteinway&Sonsとが代表的なメーカーです。
稀少性楽器の希少性も、買取価格に影響する要素です。
限定生産の楽器や歴史的価値のある楽器は、高価で買取されます。
状態差し障りなく演奏でき、傷がない楽器は、高値で買い取られる傾向です。
逆に損傷や修復歴がある場合、買取価値が低くなるので、ご注意ください。
音質楽器の音質も、買取価格に影響する重要なポイントです。
高度な技術を用いて作られた、美しい音色を奏でる楽器は、市場価値が高くなります。
年代年代物と呼ばれる、歴史的な背景や文化的な価値を持つ楽器は、市場価値が高くなる傾向があります。

4.楽器をフリマアプリやオークションで販売する

フリマアプリやオークションで、楽器を販売するのもよいでしょう。

スマートフォンやパソコンから、自分のタイミングで出品できるほか、価格を任意に設定できるので、業者に買取を依頼するより高値で売却できる可能性があります。

しかし出品しても買い手がつかないことが多々あるのは弱点です。

フリマアプリやオークションで販売する際は、出品したい楽器の価格相場を確認のうえ、写真や商品詳細といった見せ方に工夫を凝らすことが大切です。

実際の取引例

修理すれば音が出る国内メーカーのバイオリンの場合送料込み2,000円程度
海外の有名ブランドで状態がよいバイオリンの場合数十万~
問題なく音が出る鍵盤ハーモニカ送料別500円程度~

5.楽器をインテリアにアップサイクルする

アップサイクルは、処分される製品に付加価値を与えて再生させる方法です。持続可能な社会を実現するための取り組みとして注目されており、楽器メーカーも積極的に取り組んでいます。

例えば楽器の総合メーカーである『島村楽器』では、いらなくなった楽器を回収し、テーブルや照明機器などのインテリア家具として再生させる「楽器リサイクルプロジェクト」を展開しています。

なお、売り上げは国内外の楽器を演奏する機会に恵まれない子供達に寄付されます。

6.楽器を知人・友人に譲る

知人や友人で楽器を必要としている人に、譲る方法もあります。

無償もしくは安価に、いらない楽器を譲り渡せば、相手は高価な楽器をリーズナブルに入手できます。Win-Winの関係の構築が可能です。

ただし自分がいらない楽器と相手のニーズが合致する機会は、そう多くありません。知人や友人に「処分したい楽器があるのだが、誰か欲しい人はいないだろうか。」と声をかけながら気長に待てる場合は、検討の価値があるでしょう。

7.楽器を寄付・寄贈する

まだ十分に使用できる状態の良い楽器であれば、処分する代わりに、寄付や寄贈することも可能です。

学校や音楽教室へ寄付

使用せず保管されている「休眠楽器」と、楽器が足りず困っている学校や施設とを、楽器の寄付によってつなぐ仕組みが「楽器寄附ふるさと納税」です。

寄付したい学校や施設は、任意に選べます。また税金控除の対象となるほか、寄付した先の学校や施設の音楽イベント等の招待を受けられるなど、楽器によって交流の輪が広がるのがメリットです。

楽器寄附ふるさと納税では、打楽器やサックス、バイオリン、キーボード等、さまざまな楽器が寄付の対象となっています。公式サイトに記載の記載のない楽器でも、寄付可能です。

休眠楽器の再利用の方法として、検討の価値があるでしょう。

NPO・NGO団体へ寄贈

海外途上国の支援を行っているNPOやNGOに、楽器を寄贈することができます。

海外に支援物資として届けるため、大きな楽器には対応しないものの、宅急便で集荷できるサイズの楽器であれば、種類を問わず寄付できます。

一例を挙げると、次のような楽器が寄贈の対象です。

  • リコーダー
  • ギター
  • カスタネットなどの打楽器
  • 鍵盤ハーモニカ
  • バイオリン など

例えば鍵盤ハーモニカや打楽器など、お子さんが小さい頃に使っていた楽器も寄贈できます。

ライフスタイルの変化に伴う断捨離の際は、海外支援しているNPOやNGOに当たってみるのも一つの方法です。

楽器を処分する際の注意点

楽器を処分する際の注意点

楽器を処分する際は、次の4点にご注意ください。

  1. インターネット上のトラブル
  2. 環境への配慮
  3. 個人情報の処理
  4. 電気製品リサイクル法

インターネット上でのトラブル

フリマアプリやネットオークションは個人間でのやりとりであるため、想定外のトラブルに見舞われることがあります。

よくあるトラブルとしては、出品時には公開されていない傷や、商品情報から想定される商品と実物が違うことが原因で、返品や返金を求められるといったものです。

こういったトラブルを回避するために、出品する際は楽器の詳細を丁寧に説明することが大切です。具体的には、次のような事項を商品情報に記載してください。

  • 細かい傷
  • 購入してからの日数、保管状況
  • メーカー
  • 品番・製造番号

油断や見落としは、思わぬトラブルにつながります。インターネット上で完結する取引だからこそ、細心の注意が欠かせません。

環境への配慮

一部の電子・電気楽器では、楽器の製造工程や素材に、環境に有害な成分が含まれていることがあります。

こういった楽器を処分する際、地域のリサイクルセンターなどが受け入れ先になっていることもあります。あらかじめメーカーや販売元に問い合わせて捨て方を確認し、適切な施設に持ち込むことが重要です。

個人情報の処理

いらない楽器を処分する際は、個人情報の漏洩にもご注意ください。

例えば楽器と一緒に管理していた楽譜や楽器に所有者の名前が記してあったり。そのほか個人のプライバシーに関わる書類等が混入していたりすることがあります。

また電子・電気楽器の場合、演奏した際のデータが内部に残っていることもあるので、注意が必要です。

楽器以外のものが紛れ込んでいないか確認するとともに、楽器内部のデータを削除することが、楽器を安全に処分するために欠かせません。

家電リサイクル法

電子楽器や電子キーボードのような、電子楽器を処分する場合は、家電リサイクル法への配慮も必要です。

家電リサイクル法は、家庭用の電気製品に関するリサイクルに関するルールを定めた法律です。

電子楽器や電子キーボードなどは電気製品に該当します。処分する際は、リサイクルマークがついているか確認した上で、適切に処分してください。

楽器のリペア・メンテナンスも考慮しよう

楽器を処分する前にリペアやメンテナンスも考慮

壊れた楽器や使わなくなった楽器には、処分する以外にリペア(修理)やメンテナンスする選択肢もあります。

完全に壊れていたり、今後まったく使用することのない楽器は、処分するのが妥当でしょう。しかし「思うような音が出ない」程度の状態であれば、リペアやメンテナンスによって楽器を蘇らせることも可能です。

ただしリペアやメンテナンスを行う場合には、信頼できる楽器の専門家にご依頼ください。

楽器のリペアやメンテナンスの方法には、次のようなものがあります。

  • クリーニング
  • 調整
  • パーツ交換

クリーニング

日頃の手入れでは掃除しにくい箇所をクリーニングすることで、音質や演奏感が改善されることがあります。

例えば管楽器は内部に汚れがたまりやすく、カビが発生することもあります。クリーニングで詰まった汚れを取り除くことで、音質が向上するケースは珍しくありません。

調整

楽器を使用する際は、定期的な調律が欠かせません。ただし調律は難しく、誤って調整したことで音程がずれることがあります。

バイオリンのような弦楽器では、弦の張り方や部品の角度を調整することで、音程を整えることが可能です。

調律が必要な場合は、各楽器の専門家にご相談ください。

パーツ交換

楽器の部品は使用や経年に伴い劣化しますが、パーツを交換することで、鮮やかな音色が蘇ります。

例えばドラムの場合、購入から1年くらい経過すると音が変わります。これはドラムのスティックが当たる部分が凸凹になったことによるものです。

消耗したパーツを交換することで、元通りの音質を取り戻します。

まとめ

いらない楽器の捨て方は廃棄処分から、業者の利用、フリマアプリの活用、寄付・寄贈など、さまざまです。

楽器の状態や、どのくらいの手間や時間をかけられるかに合わせて、最適な方法をご検討ください。

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