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壊れたアイロン台や使用していないアイロン台はクローゼットのスペースを取るため、処分を検討している方もいるのではないでしょうか。
この記事ではアイロン台を処分するにあたって分別区分や処分費用が気になる方向けに、アイロン台の処分方法について詳しく解説しています。
また、長年使用したアイロン台はいつ処分して良いかわからない方もいると思いますので、アイロン台の処分タイミングについても紹介しています。
これからアイロン台の処分を検討している方は最後までご覧いただき、参考にしてください。
この記事でわかること
- アイロン台の分別区分
- アイロン台の処分費用
- アイロン台をお得に処分する方法
- アイロン台を廃棄する以外の方法について
アイロン台を処分するタイミング
アイロン台を買い替えるタイミングは人それぞれですが、壊れるまで買い替えない方がほとんどではないでしょうか。
アイロン台は使っていくうちに表面のカバーが金具や足よりも早く劣化するため、カバーが劣化したタイミングで買い替える方もいます。
また、最近のアイロン台も日々進化しており、大きなシワを伸ばせるものや細かいシワ専用にアルミコートしているものもあるので、気なる商品が出たタイミングで買い替えるといった方もいるようです。
ただ一般的には壊れるまで使い続ける方が多いため、以下の状態になったアイロン台は新しいものに交換するようにしましょう。
- アイロン台の中の綿が薄くなった
- アイロン台にガタつきがある
- 天板と足を繋ぐ留め具が歪んでいる
こうした状態になったアイロン台は使いづらいだけでなく、アイロンがけをする度にストレスが溜まることになるので、少しでも違和感を覚えた場合は買い替えたほうが良いでしょう。
スペースを取らない卓上タイプ、立ってアイロンがけできるスタンドタイプなど、使用環境に合わせて新しいものの購入を検討してみましょう。
アイロン台を自治体のゴミとして処分する方法
アイロン台と一口に言ってもそのサイズはさまざまで、スタンド式や卓上式、ハンガー型などがあります。
使用されている素材には金属やプラスチックが混在しているので、分別区分がわからないといった方が多いのではないでしょうか。
実は自治体によって粗大ゴミに当てはまるサイズにも違いがあり、分別区分自体が異なることもあります。
一部地域の処分ルールを表にまとめましたので、これからアイロン台を処分する方は参考にしてみてください。
地域名 | 分別区分 | 備考 |
---|---|---|
北海道 札幌市 | 大型ゴミ | 指定袋に入らないもの |
埼玉県 さいたま市 | 燃えないゴミ | 90㎝以上は「粗大ゴミ」 |
東京都 世田谷区 | 粗大ゴミ | 長さ30㎝以上 |
東京都 目黒区 | 粗大ゴミ | 長さ30㎝以上 |
東京都 品川区 | 粗大ゴミ | 長さ30㎝以上 |
千葉県 千葉市 | 粗大ゴミ | 指定袋に入れて口が結べないものや、 はみ出してしまうもの |
神奈川県 横浜市 | ・粗大ゴミ ・燃やすゴミ ・小さな金属類 | ・燃やすごみ 木製・プラスチック製で50㎝未満 ・小さな金属類 金属製で30㎝未満は |
奈川県 川崎市 | 小物金属または粗大ゴミ | 最長辺が30㎝以上なら「粗大ゴミ」 |
愛知県 名古屋市 | 粗大ゴミ | 30㎝角を超えるもの |
大阪府 大阪市 | 粗大ゴミ | 最大の辺または径が30㎝を超えるもの |
京都府 京都市 | 大型ゴミ | 特になし |
福岡県 福岡市 | ・燃えないゴミ ・燃えるゴミ ・粗大ゴミ | ・金属の足つきは「燃えないゴミ」 ・木製は「燃えるゴミ」 ・指定袋に入らないものは「粗大ゴミ」 |
長い辺が30㎝以上のものや指定袋に入らないアイロン台の分別区分は多くの地域で「粗大ゴミ」になっており、処分にかかる費用は200円から500円程になっています。
ただ福岡市のように金属の足が付いているアイロン台は「燃えないゴミ」、木製のものは「燃えるゴミ」など、アイロン台に使用されている素材で分別区分が異なることもあるので注意してください。
また、さいたま市では「粗大ゴミ」に該当するサイズは90㎝以上という決まりがあるので、ある程度大きなアイロン台も「燃えないゴミ」として処分することができるでしょう。
これらの表に当てはまらない地域にお住いの方は、必ず自治体のホームページを確認してから処分するようにしてください。
アイロン台を解体してお得に処分できる
アイロン台は自治体のルールに沿って解体することで「燃えないゴミ」や「燃えるゴミ」として処分でき、処分費用を抑えることもできます。
アイロン台を解体するために必要なもの
- 手袋
- ドライバー
- ニッパー
- 万能ノコギリ
アイロン台の素材や形状によって用意するものは異なりますが、木製で卓上タイプのものであればノコギリのみで問題なく解体できるでしょう。
ただし、足付きのものは天板と足を分解する必要があるのでドライバーも用意しておいてください。
解体自体は簡単で、指定袋の大きさに入るように万能ノコギリでカットするだけです。
多くの自治体では「30㎝以上のものは粗大ゴミ」や「指定袋に収まらないものは粗大ゴミ」という処分ルールになっているので、基本的にはアイロン台を30㎝以下になるようにカットしましょう。
ただし、地域によっては解体・分解したものであっても、粗大ゴミとして品目で指定してされている場合は、「粗大ゴミ処理手数料」が発生すると定められていることがあります。
この場合は、アイロン台を解体しても粗大ゴミ扱いになるので注意が必要です。
アイロン台を解体する際は、事前に自治体の処分ルールを確認してください。
アイロン台を廃棄する以外の処分方法
使わなくなったアイロン台で状態の良いものは以下3つの方法で処分することもできます。
- 状態の良いものはリサイクルショップに持ち込む
- フリマサイトに出品する
- ジモティーで譲ることもできる
廃棄する以外の方法として売却したり、欲しい人に譲ることができるので、「まだ使えるのに処分するのがもったいない」と思っている方は自分に合った方法はどれか検討してみてください。
状態の良いものはリサイクルショップに持ち込む
状態の良いアイロン台はリサイクルショップで売却できる可能性があります。
ただアイロン台と一口に言っても1万円以上するものから2,000円程度で購入できるものまでさまざまです。
安価なものや汚れ・傷が酷いものは買取対象外になる場合もあるので注意してください。
アイロン台の買取価格はメーカーや状態にもよりますが、2,000円から3,000円ほどになることが多いでしょう。
洗濯グッズということもあり、売却する予定のあるアイロン台は清潔な状態を保っておくことが大切です。
使わなくなったアイロン台は日が当たらない場所で、なるべく表面のカバーが劣化しないように保管しておきましょう。
最寄りにアイロン台の買取をしているリサイクルショップがない場合は、「宅配買取」に対応しているリサイクルショップを利用してください。
実際に宅配買取を利用する場合、まずは会員登録後に宅配買取の申し込みを行い、次にダンボールを用意してアイロン台を梱包して送るだけです。
宅配買取は発送できるダンボールのサイズが決まっていることがあるので、アイロン台の長さを確認してから各社のサービスを利用してください。
また、「出張買取」できる業者もありますが、アイロン台単品で利用することはほとんどできないので、アイロン台以外のものを売却する予定がある時に利用しましょう。
フリマサイトに出品する
使っていないアイロン台はフリマサイトでも売却できる可能性があります。
ただし、衛生的にも状態の良いアイロン台ということが前提です。
実際にフリマサイトに出品されているアイロン台は、未使用品から中古品までさまざまなものが1,000円から6,000円程度で取引されています。
中古品とはいえ表面のカバーに汚れがあるものは、落札されにくいので、出品する際には汚れや傷をなるべくキレイに掃除してから出品するようにしましょう。
フリマサイトで出品する際に気をつけること
- 掲載する写真は5枚以上(付属品も含む)
- メーカー・素材を記載する
- サイズ・色など仕様を記載する
- 商品の状態に嘘をつかない
- 手放す理由も添える
フリマサイトで売却できるアイロン台は各メーカーの製品に限らず、ハンドメイドのアイロン台も含まれます。
デザイン性の高いものは、売却できる可能性があるので、2,000円程度で出品してみてください。
落札されたアイロン台を発送する際にはコンパクトにすることで送料を抑えるため、緩衝材で全体を包んだあと、アイロン台がなるべくピッタリ収まるようにダンボールに梱包してください。
送料は配送会社によりますが、120サイズから140サイズで1,000円から1,500円程度かかります。
基本的にフリマサイトの送料は出品価格に含まれることが多いため、送料を差し引くと手元に残るお金は僅かになる可能性もあります。
また、出品や梱包、発送は慣れていない人にとっては時間がかかる作業なので、処分に手間をかけたくない方は他の方法を検討してみてください。
ジモティーで譲ることもできる
ジモティーでもアイロン台が欲しい人を見つけられる可能性があります。
ジモティーは同じ地域に住んでいる人と人を繋ぐサービスで、掲示板を介して自宅にある不用品をもらったり譲ったりすることができるため、人気を集めています。
利用料や仲介手数料がかからないので、コストをかけずにアイロン台を処分することができるでしょう。
実際にジモティーには無料から数百円程で中古のアイロン台が掲載されており、アイロン台をリメイクして使う人の需要が少なからずあることから、傷や汚れのあるものも普通に取引されています。
ジモティーに掲載する際に気をつけること
- 写真は3枚以上掲載する
- 使用感に嘘は付かない
- サイズや素材など仕様を記載する
無料で利用できるということもあって商品説明を細かく記載している人は少ないですが、なるべく早く処分したい場合は、上記のポイントに注意して詳しい内容を記載しておきましょう。
また、自宅付近に引き取りに来て欲しい場合は、場所や日時を複数指定することが大切です。
ただし、ジモティーは利用者同士のトラブルに一切関与しないとしているため、なるべく丁寧な対応を心がけてください。
アイロン台以外もまとめて処分したいなら不用品回収業者を利用
引越し等でアイロン台以外の不用品をまとめて処分したい方は不用品回収業者を利用してみてください。
複数の不用品を自治体のゴミとして処分する場合、分別に時間がかかったり、不用品のサイズによっては「粗大ゴミ処理手数料」が発生することもあります。
不用品回収業者に依頼すれば不用品を一つずつ分別する必要がなく、粗大ゴミになるようなものをまとめて処分できるので、コストを抑えられるだけでなく、仕事や家事で忙しい方にとっては時短にもなるでしょう。
不用品回収業者によってプランは異なりますが、最安は1㎥あたり5,000円程度から利用できる業者もあるので、費用対効果を考えて処分したい方にも嬉しいサービスになっています。
なによりも自宅に回収に来てもらえるので、自分で運搬する手間がかからないのは大きなメリットといえるのではないでしょうか。
多くの業者はインターネットから24時間365日いつでも申し込みできる上に、即日回収に対応している場合もあるので、自分の都合に合わせていつでも利用することができます。
業者によっては買取も一緒に行っていることがあるので、通常よりもお得に利用できる可能性があります。
特にアイロン台以外の不用品をまとめて処分したいと思っている方は、不用品回収業者の利用がオススメです。
まとめ
この記事ではアイロン台の処分方法について詳しく解説しました。
以下に、これまで紹介した方法をまとめました。
- ほとんどの自治体で「粗大ゴミ」になり、処分費用は500円程度
- 解体が許されている自治体であれば「燃えるゴミ」や「燃えないゴミ」として処分できる
- 状態の良いものはリサイクルショップやフリマサイトで売却できる可能性もある
- アイロン台の状態に関わらず、ジモティーで欲しい人を見つけられる場合もある
- アイロン台以外の不用品をまとめて処分するなら不用品回収業者へ
アイロン台を単品で処分する場合、自治体の「粗大ゴミ」に出すことが一般的です。
ただ他の洗濯グッズや小型家具などをまとめて処分する場合は、不用品回収業者を利用する方も増えています。
一口に不用品回収業者といっても数えきれない業者があるため、業者選びに困ることもあるでしょう。
不用品回収業者を探す際は、ぜひ「不用品回収モール」をご利用ください!
不用品回収モールには、当サイトのコンセプト(ぼったくりなどの被害を防ぎたい)に賛同いただいている企業様を掲載しております。
ぜひ当サイトに掲載されている企業/回収業者様を一度ご検討いただき、もし何かご不満などがございましたら、当サイトへ口コミをお寄せください。
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