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デスクライト(電気スタンド)を捨てる際はサイズによって、一般ゴミもしくは粗大ゴミとして処分します。
ただデスクライト(電気スタンド)の状態がよい場合は、売ることを検討するのがおすすめです。
特に大きなサイズのデスクライト(電気スタンド)を捨てる場合、粗大ゴミ料金がかかります。
しかし売れば、わずかでもお金が戻ってくる可能性がありお得です。
この記事では、デスクライト(電気スタンド)の処分方法を7つご紹介します。
この記事でわかること
- デスクライトの処分方法
- 捨てる場合にかかる費用の目安
- デスクライトを捨てる際の注意点
デスクライト(電気スタンド)の処分方法7選
デスクライト(電気スタンド)の処分方法には、捨てる、もしくは売るというものがあります。具体的には次の7つの方法です。
- 一般ゴミとして捨てる
- 粗大ゴミとして捨てる
- 小型家電の回収ボックスに入れる
- リネットジャパンの回収サービスを利用する
- リサイクルショップに買取依頼する
- フリマアプリやネットオークションに出品する
- 不用品回収業者に回収依頼する
なおデスクライトには、次のような呼称があります。
- 電気スタンド
- 卓上スタンド
- 卓上ライト
- テーブルスタンド
いずれも読書や勉強する作業台の上に置き、手元を明るく照らす照明機器です。
この記事では、これらすべての照明器具をまとめて、「デスクライト(電気スタンド)」として処分する方法をご紹介します。
なお、電球の処分方法について知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
一般ゴミとして捨てる
小型のデスクライト(電気スタンド)は、不燃ゴミや可燃ゴミといった一般ゴミとして捨てられます。
一般ゴミとして捨てられるサイズの基準は自治体によって異なりますが、およその目安は以下のいずれかに当てはまるか否かです。
- 最長辺が30cmもしくは50cm以下
(これを超える場合は粗大ゴミ) - 自治体指定のゴミ袋に入り、かつ口を結べる大きさ
一般ゴミのうち、不燃ゴミと可燃ゴミのいずれに分類するかは、お住まいの自治体定めにしたがってください。
分類の一例
自治体名 | 分類方法 |
---|---|
世田谷区 | 一律で粗大ゴミ |
新宿区 | 金属・陶器・ガラスごみ |
川崎市 | 小物金属 |
横浜市 | ・石・ガラス製 ・燃えないごみ金属製(30cm未満) ・小さな金属類プラスチック製 ・燃やすごみ |
大阪市 | 普通ゴミ |
広島市 | 不燃ごみ |
粗大ゴミとして捨てる
大きなサイズのデスクライト(電気スタンド)は、粗大ゴミとして捨てます。
なお粗大ゴミに分類するサイズの基準は、自治体によってさまざまです。
デスクライト(電気スタンド)のもっとも長い辺が30cmもしくは50cmを超える場合は粗大ゴミ、としている自治体が多い傾向ですが、デスクライト(電気スタンド)を一律で粗大ゴミとしているケースもあります。
分別を誤って捨てると回収されず不法投棄の扱いになるため、お住まいの自治体のルールを事前に確認した上で、正しくデスクライト(電気スタンド)を捨ててください。
自治体名 | 粗大ゴミに分類されるサイズ | 処分費用 |
---|---|---|
世田谷区 | 一律で粗大ゴミ | 400円 |
新宿区 | 一辺の長さがおおむね30cmを超えるもの | 400円 |
川崎市 | 一辺の長さがおおむね30cmを超えるもの | ・30〜49cm:200 円 ・50〜179cm:500 円 |
横浜市 | ・金属製で一辺の長さがおおむね30cmを超えるもの ・プラスチック製もしくは石 ・ガラス製で一辺の長さがおおむね50cmを超えるもの | 200円 |
大阪市 | 最大の辺または径が30cmを超えるもの | ・幅・奥行・高さの合計が1.5m未満のもの:200円 ・1.5m以上2m未満のもの:400円 ・2m以上2.5m未満のもの:700円 ・2.5m以上のもの:1,000円 |
広島市 | 最大の辺または径が30cmを超えるもの | 250円 |
小型家電の回収ボックスに入れる
小さなサイズのデスクライト(電気スタンド)は、小型家電の回収ボックスに入れてリサイクルに出すこともできます。
小型家電には、鉄、アルミ、金、銀、銅やレアメタルなど、有用金属が多く含まれる一方で、鉛などの有害な物質を含むものもあるため、適正な処理が必要です。
適正なリサイクルの促進と環境保全の観点から、平成25年4月1日から「小型家電リサイクル法」がスタートし、国をあげて使用済み小型家電の回収・リサイクルを推進しています。
以下は、自治体ごとの小型家電回収ボックスでデスクライト(電気スタンド)をリサイクルに出せるか否か、また利用条件をまとめたものです。
自治体名 | 回収の可否 | 回収条件 |
---|---|---|
世田谷区 | × | ─ |
新宿区 | × | ─ |
川崎市 | 〇 | ・長辺が30cm未満で横幅30cm ・高さ15cmの投入口に入る |
横浜市 | 〇 | ・回収ボックスの投入口(30cm×15cm)に入り、長さ30cm未満 ・電球は取り外すこと |
大阪市 | × | ─ |
広島市 | × | ─ |
小型家電回収ボックスは自治体の関連施設や家電量販店、各種店舗などに設置されており、無料で利用できます。
ただ自治体によって、回収品目や回収できる製品のサイズが異なるため、利用の際は注意が必要です。
リネットジャパンの回収サービスを利用する
リネットジャパンは、環境省の認定を受けた家電の回収業者です。
国の認定を受けており自治体とも連携している業者ですので、安心して利用できます。
デスクライト(電気スタンド)は回収品目の対象となっているため、リネットジャパンを介してリユースに出せます。
リネットジャパンにデスクライト(電気スタンド)のリユースを依頼する際の手順は、次の通りです。
- WEBサイトから申し込み
- 段ボールにデスクライト(電気スタンド)を入れて梱包
- 宅配業者に受け渡し
縦+横+高さの合計が140㎝以内の段ボールに入り、重量20kg以内であれば、デスクライト(電気スタンド)以外の家電製品も一緒に回収依頼できます。
回収料金は1,650円/箱(税込)です。
リサイクルショップに買取依頼する
故障がなく傷等のすくないデスクライト(電気スタンド)は、リサイクルショップに買取依頼できます。
リサイクルショップでの買取実績には、次のようなものがあります。
製品詳細 | 買取価格 | |
---|---|---|
新品 | 中古 | |
デスクライト(電気スタンド)・パナソニック | ー | 2,000円 |
デスクライト(電気スタンド)・大光電気 | ー | 1,000円 |
デスクライト(電気スタンド)・ルミナベッラ | ー | 10,000円 |
デスクライト(電気スタンド)・バルミューダ | 7,100円 | 6,100円 |
デスクライト(電気スタンド)・バルミューダ | 20,100円 | 14,500円 |
デスクライト(電気スタンド)・ダイソン | 45,100円 | 25,100円 |
デスクライト(電気スタンド)・モデルルーム展示品・ヤマギワ | 40,000円 | ー |
リサイクルショップで高価に買い取られるためのポイントは、次の6点です。
- 有名メーカーのデスクライト(電気スタンド)
- 故障等がない
- 汚れやホコリが拭き取られている
- ライトが切れている場合は交換してある
- 保証書や説明書など、購入時に付属したものが揃っている
- 購入時に入っていた外箱がある
高価で買い取られるデスクライト(電気スタンド)は、購入時に近い状態であり、かつすぐに使用できるように整えられている傾向があります。
購入時にデスクライト(電気スタンド)が入っていた箱や取扱説明書、保証書、その他の付属品があれば、すべて一緒に買取にだしてください。
またリサイクルショップには買取製品の得意不得意があるので、高値で売却するためにはデスクライト(電気スタンド)の買取に強いリサイクルショップを選ぶことが重要です。
例えば電化製品を多く買取しているリサイクルショップや全国展開しているリサイクルショップは、デスクライト(電気スタンド)を高く買い取る可能性があります。
依頼する際は複数のリサイクルショップに見積もりを依頼してから、買取依頼先を選定してください。
フリマアプリやネットオークションに出品する
デスクライト(電気スタンド)が有名ブランドやメーカーの製品ではない場合、リサイクルショップでは希望するような価格がつかないこともあります。
しかし出品に際して発生する手間をかけられ、さらに処分を急いでいない場合であれば、フリマアプリやネットオークションを活用して自分で販売するのも、ひとつの処分方法です。
フリマアプリでの取引実績例
商品詳細 | 取引価格 |
---|---|
デスクライト(電気スタンド)・ニトリ | 1,390円 |
LEDスタンドライト(電気スタンド)・ホームセンターで購入 | 1,500円 |
LEDデスクライト(電気スタンド)・折りたたみ式コンセントタイプ(無段階調光) | 2,500円 |
デスクライト(電気スタンド)・クリップライト | 4,480円 |
LEDデスクライト(電気スタンド)・山田照明 | 5,500円 |
デスクライト(電気スタンド)・クリップライト・LED | 5,880円 |
フリマアプリやネットオークションに出品すれば、リサイクルショップでは買取されにくいマイナーなメーカーやホームセンターで購入したデスクライト(電気スタンド)でも、買い手がみつかることがあります。
ただフリマアプリやネットオークションを利用する場合、時間も手間もかかるのが弱点です。
個人間の取引になるため、購入希望者との間でトラブルになり、返金しなければならない事態に陥る可能性もあります。
フリマアプリやネットオークションを利用する際は、商品の詳細を文字と写真の両方で掲載し、丁寧に梱包して破損を防止するなどの配慮が欠かせません。
同時に、出品してもすぐに購入希望者がみつからない可能性があることを念頭に置いて、ご利用ください。
不用品回収業者に回収依頼する
リサイクルショップなどでは買取できず、デスクライト(電気スタンド)を捨てなければならない場合で、ほかにも処分したいものがあれば、不用品回収業者の利用をご検討ください。
不用品回収業者に依頼するメリット
- ゴミの分別が不要
- 他の不用品も一気に処分できる
- デスクライト(電気スタンド)の処分に手間がかからない
不用品回収業者に依頼する際の確認ポイント
- 一般廃棄物の回収処分許可を得ている
- 無料で訪問見積もりをおこなう
- 作業当日の追加料金の有無
- 作業実績や口コミ
デスクライト(電気スタンド)の処分を不用品回収業者に依頼する際は、3社程度をピックアップした上で、比較検討してください。
デスクライト(電気スタンド)を捨てる際の注意点
デスクライト(電気スタンド)を捨てる際は、電球などの照明機器を必ず取り外し、自治体が指定する適切な方法で処分してください。
特に蛍光灯を使用するデスクライト(電気スタンド)の場合、装着したまま捨てると危険です。
蛍光灯には有害な水銀が使われており、事故や環境汚染などの原因になる可能性があります。
まとめ
デスクライト(電気スタンド)を処分する際は、状態が良ければ、リサイクルショップやフリマアプリなどで売る方法をまず検討するのがおすすめです。
また故障等がある場合は、自治体のゴミなどとして捨てるのが一般的な処分方法でしょう。
ただ引っ越しや断捨離、遺品整理など、デスクライト(電気スタンド)以外の不用品を処分したい場合は、不用品回収業者に依頼すると便利です。
不用品回収業者に依頼するメリット
- デスクライト(電気スタンド)と電球を分別して捨てる手間が省ける
- ほかの不用品もまとめて、分別処分や搬出の手間なく回収依頼できる。
- 価値のある不用品に値段がつく可能性がある。
その場合、不用品の回収処分費用から割引されるので、お得に不用品回収業者を利用することが可能です。
しかしほとんどの人にとって、不用品回収業者は日常的に利用するものではないでしょう。
初めての不用品回収業者探しであれば、どうやって探せばよいか、迷うこともあるかもしれません。
不用品回収業者を探す際は、ぜひ「不用品回収モール」をご利用ください!
不用品回収モールでは、利用した方の口コミも掲載されているので、業者の公式サイトからだけではわからない実際の様子も参考に業者選びができます。
不用品回収モールには、当サイトのコンセプト(ぼったくりなどの被害を防ぎたい)に賛同いただいている企業様を掲載しております。
ぜひ当サイトに掲載されている企業/回収業者様を一度ご検討いただき、もし何かご不満などがございましたら、当サイトへ口コミをお寄せください。