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健康志向の高まりによって自宅にトレーニング器具を置く人も増えています。
ダンベルは、数あるトレーニング器具の中でもコンパクトで人気が高く、初心者でも扱いやすい定番の器具です。
買い替えや劣化によって不要になったダンベルの処分を検討しているという方も多いのではないでしょうか?
ダンベルを処分する方法はいくつかあり、方法によって処分にかかる費用や手間が異なります。処分する上でお得に処分できる方法や効率的に処分できる方法についても把握しておきたいものです。
この記事では、ダンベルの正しい捨て方について紹介していきます。ダンベルの処分を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- ダンベルの処分方法
- ダンベルの処分にかかる費用
- ダンベルを売る場合の価格例
不要になったダンベルの処分方法6選
不要になったダンベルの主な処分方法としては、以下の方法があげられます。
- 一般ゴミとして処分する
- 粗大ゴミとして処分する
- リサイクルショップや買取店で売却して処分する
- フリマアプリやネットオークションで売却して処分する
- 欲しい人に譲って処分する
- 不用品回収業者に回収してもらって処分する
それぞれの処分方法について詳しく紹介していきます。
自治体の一般ゴミとしてダンベルを処分する
不要になったダンベルは、自治体の可燃ゴミや不燃ゴミなどの一般ゴミとして処分できます。
ゴミ区分は自治体によって異なるので、よく確認した上で処分するようにしましょう。
主な自治体におけるダンベルのゴミ区分は以下のようになっています。
各自治体におけるダンベルのごみ区分
自治体 | ゴミ区分 | |
---|---|---|
北海道札幌市 | 燃やせないゴミ | |
東京都 | 杉並区 | 不燃ゴミ |
大田区 | 不燃ゴミ | |
千葉県千葉市 | 有害ゴミ | |
神奈川県 | 横浜市 | 小さな金属類 ※水を入れて使用するようなプラスチック素材のものは「燃やすゴミ」 |
川崎市 | 小物金属 | |
愛知県名古屋市 | 要確認(区により異なる) | |
大阪府大阪市 | 普通ゴミ | |
京都府京都市 | 小型金属 | |
福岡県福岡市 | 燃えないゴミ |
名称こそ異なりますが、ダンベルは「不燃ゴミ」として分類されていることがほとんどです。
自治体指定のゴミ袋に入れて不燃ゴミ回収日に出せば、無料で回収してもらえます。
一般的な鉄製のダンベルは不燃ゴミに分類されるものの、水を入れて使用するようなプラスチック製のダンベルは不燃ゴミではなく可燃ごみに分類されることが多いので注意してください。
※ダンベルは重量のある製品なので、不燃ゴミや可燃ごみとして出す際は袋が破れてしまわないよう注意しましょう。袋が破れてしまう場合は、何袋かに分けて出すようにしてください。
自治体の粗大ゴミとしてダンベルを処分する
特定の大きさ・重量がある本格的なダンベルなどは、不燃ゴミや可燃ゴミで処分することができず、粗大ゴミとして処分する必要があります。
主な自治体におけるダンベルの処分料や条件については以下のとおりです。
自治体の粗大ゴミ処分費用・条件
自治体 | 処分費用や条件 | |
---|---|---|
北海道札幌市 | 料金は要問い合わせ ※指定のゴミ袋に入りきらないもの ※単品で100kgを超えるもの | |
東京都 | 杉並区 | 料金は要問い合わせ ※5kgを超えるもの |
大田区 | 400円(10kg単位) | |
千葉県千葉市 | 15kg未満:390円 25kg未満:780円 35kg未満:1,170円 35kg以上:1,560円 ※指定のゴミ袋に入りきらないもの | |
神奈川県 | 横浜市 | 料金は要問い合わせ ※一番長い辺が30センチメートル以上のもの |
川崎市 | 200円 ※最長辺が30cm以上のもの | |
愛知県名古屋市 | 要問い合わせ(区により異なる) | |
大阪府大阪市 | 料金は要問い合わせ ※最大の辺または径が30センチメートルを超えるもの | |
京都府京都市 | 要問い合わせ | |
福岡県福岡市 | 500円 ※指定のゴミ袋に入りきらないもの |
粗大ゴミとしての処分が必要になるダンベルの条件は自治体によって異なりますが、一辺の長さが30cm以上になる場合や指定のゴミ袋に入り切らないものは粗大ゴミの対象としているところが多いようです。
処分料については自治体のサイトで記載されていない場合も多いので、必ず確認した上で処分するようにしてください。
リサイクルショップや買取店でダンベルを売却して処分する
処分予定のダンベルがまだ使用できる状態であれば、ゴミとして処分するのではなく売却処分がおすすめです。
ダンベルの種類にもよるものの、有名なトレーニング器具メーカーのダンベルなどは納得の値段で買い取ってもらえることも多いので、よりお得にダンベルを処分できます。
ダンベルの主な売却先として、地域のリサイクルショップや全国的に買い取りサービスを展開している買取店などがあげられます。
地域のリサイクルショップでは安値で買い叩かれる可能性も多いため、可能であればハードオフなどの有名な買取店舗で売却がおすすめです。
また、ダンベルだけでなくバーベルや鉄アレイ、プレートといったトレーニング器具買取に強い買取店を利用するのも良いでしょう。
こういった買取店では、実際に以下のような価格でダンベルの買い取りがおこなわれています。
買取店でのダンベルの買取例
店舗名 | 製品名 | 買取金額 |
---|---|---|
高く売れるドットコム | POWER BLOCK SPORT EXP ダンベル | 50,000円 |
エクラタンテ | Motions 可変式ダンベル | 6,000円 |
買取UP | ファイティングロード ダンベルセット | 6,000円 |
リサイクルショップや買取店で売却する場合、その場で買取金額を受け取れる点が魅力です。
一方で、よほど有名なメーカー等のダンベルでない限り高価買取は期待しにくく、元値が安いダンベルは買い取りを断られてしまう可能性もあるので注意してください。
リサイクルショップや買取店での売却処分は、高値で売却するよりも即金性を求める方におすすめの処分方法となっています。
フリマアプリやネットオークションでダンベルを売却して処分する
ダンベルをなるべく高値で売却したいと考えているのであれば、フリマアプリやネットオークションで売却するのがおすすめです。
リサイクルショップ・買取店は再販を前提に買取しているため、高値買取が実現しにくい傾向がありますが、フリマアプリやネットオークションの多くのユーザーは自分で使用するためにダンベルを購入するため、リサイクルショップや買取店よりも高値で売却が期待できます。
人気のフリマアプリ「メルカリ」やネットオークション「ヤフオク!」では、実際に以下のような価格でダンベルが売買されています。
メルカリ・ヤフオクでのダンベルの取引例
サービス名 | 製品名 | 売却価格 |
---|---|---|
メルカリ | 可変式ダンベル 30kg 多機能 3バージョン | 6,600円 |
メルカリ | アーミーダンベル リーディングエッジ 10kg × 2個 | 3,300円 |
メルカリ | 正規品フレックスベル 36kg | 62,400円 |
ヤフオク! | フィールドア 可変式ダンベル | 17,172円 |
ヤフオク! | ダンベル 5kg 2個セット | 3,278円 |
フリマアプリやネットオークションでも有名メーカーのダンベルほど高値で売却できる傾向がありますが、ノーブランドのダンベルでも状態が良好であれば買い手がつくようです。
一方で、フリマアプリやネットオークションは「出品すれば必ず売れる」というサービスではないため、売れるまでには時間がかかったり、売れ残る可能性があることを認識しておきましょう。
特に、写真や商品説明がしっかりしていなかったり、価格設定が適切でないと売れ残る可能性が高まります。
出品作業やユーザーとのやり取りや、売買が成立後の梱包・発送対応など、すべて自分でこなす必要があるので、実際に利用する際は少なからず手間がかかる点も押さえておきましょう。
ダンベルが欲しい人に譲って処分する
処分予定のダンベルがまだ使える状態ではあるものの、売却するほどではないと感じる場合は、売却などはせずに欲しい方に譲るという方法もあります。
ダンベルは本格的なものを購入しようとすると、一万円以上かかることも珍しくないため、中古品とは言え無料で譲ってもらえるのであれば、欲しいと考えている人は多くいるでしょう。
また、ジモティーなどの掲示板やSNSでダンベルが欲しい人・引き取ってくれる人を募るという方法もあります。
掲示板やSNSで譲渡先を探す場合は、「引き取りに来れる方限定」や「着払い限定」など一定の条件を設けた上で引き取り手を募集すれば、余計な手間や費用をかけずにダンベルを処分できます。
掲示板やSNSでは、さまざまなトラブルが発生する可能性もあるので、未然に防ぐためにも中古品であることやダンベルの状態(見た目・性能)などをあらかじめ記載しておくようにしましょう。
ダンベルを不用品回収業者に回収してもらって処分する
ダンベルは一般ゴミや粗大ゴミとして処分することもできますが、数キロあるいは数十キロあるものをゴミ捨て場や粗大ゴミの回収場所まで運搬するのは大変です。
引っ越しや大掃除で不用品が大量にある場合であればなおさらです。
重いダンベルや、大量に出た不用品をなるべく手間をかけず効率的に処分したいと考えている場合は、不用品回収業者への依頼も検討してみましょう。
不用品回収業者は、ダンベルなどのトレーニング器具はもちろん、家具や家電などありとあらゆるものを引き取ってくれるので、大量の不用品であっても効率的に処分できます。
また、部屋からの搬出もおこなってくれるので、重いダンベルをゴミ捨て場や粗大ゴミの回収場所に運ぶ必要もありません。
即日対応してくれるところも多いので、ダンベルを急ぎで処分したいときにもおすすめです。
ただ、不用品回収業者の中には悪質な業者もいるため、複数の業者に問い合わせるなどして、業者選びは慎重に行い優良な業者に依頼するようにしましょう。
不用品回収業者をお探しの際は、ぜひ「不用品回収モール」をご利用ください!
不用品回収モールには、当サイトのコンセプト(ぼったくりなどの被害を防ぎたい)に賛同いただいている企業様を掲載しております。
ぜひ当サイトに掲載されている企業/回収業者様を一度ご検討いただき、もし何かご不満などがございましたら、当サイトへ口コミをお寄せください。
まとめ
不要になったダンベルの処分方法について紹介してきました。
ダンベルの最適な処分方法はダンベルの状態によって分けられます。
ダンベルの状態が良く、まだ使える場合は売却処分がおすすめです。重視するポイントによっておすすめの売却方法が異なるので、最適な方法での売却を検討してみてください。
- 即金性を求めるのであればリサイクルショップや買取店
- 即金性よりも高値での売却を求めるのであればフリマアプリやネットオークション
売却以外での処分方法としては、次の方法があります。
- 身近な人やダンベルを必要としている人に譲る
- 自治体にゴミとして回収してもらう
- 不用品回収業者に回収を依頼する
掲示板やSNSで譲渡先を探す場合は見ず知らずの人に譲ることになるので、むやみに住所を教えないなどの対策をおこなった上で譲渡するようにしましょう。
ゴミとして廃棄する場合は、サイズや重量によっては粗大ゴミとしての処分が必要になるので、事前に条件などを確認しておくようにしましょう。
不用品回収業者は手間をかけずにダンベルを処分できるほか、その日のうちにスピーディーに回収してもらえる可能性もあるので、ぜひ依頼を検討してみてください。