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冬の寒い時期に役立つ暖房器具「電気マット」は、省エネ性能が高いということもあって非常に人気の高い暖房器具です。
サイズはさまざまありますが、電化製品なので処分方法に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、不要になった電気マットの捨て方について紹介していきます。
- ごみとして処分する方法
- ちょっとした収入を得られるお得な処分方法
- その他の不用品とまとめて処分できる効率的な方法
上記のような方法もそれぞれ解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 電気マットとは何か(ホットカーペットとの違い)
- 電気マットの捨て方
- 電気マットを処分するときにかかる費用
- 電気マットを処分する際の注意点
電気マットとは
電気マットと同じような暖房器具として「ホットカーペット」があります。
それぞれにはどういった定義や違いがあるのでしょうか。
一般的にホットカーペットはサイズが半畳〜3畳など比較的大きめで、床に敷いて利用するタイプのものを指し、電気マットは椅子やソファなどにも敷くことができるコンパクトな1人用サイズのものを指すことが多いです。
通常のマットとカーペットと同様にサイズによって呼び方が異なりますが、どちらも足元や身体を温めるための製品であることに変わりはありません。
それぞれ「電気カーペット」や「ホットマット」など他の名称で呼ばれることもあります。
不要になった電気マットの捨て方8選
故障や買い替えによって不要になった電気マットは、以下の方法で処分可能です。
- 自治体の粗大ごみで捨てる
- 自治体の一般ごみで捨てる
- 販売店で引き取ってもらう
- 引越し業者に引き取ってもらう
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 欲しい人に譲る
- 不用品回収業者に回収してもらう
それぞれの処分方法について詳しく解説していきます。
電気マットの処分方法①:自治体の粗大ごみで捨てる
電気マットはサイズが大きいので、自治体のごみとして処分する場合は粗大ごみとして捨てるケースが多くなります。
代表的な自治体における電気マットの処分費用は以下のとおりです。
各自治体の電気マットの処分費用
自治体 | 処分費用 | |
---|---|---|
北海道旭川市 | 300円 | |
宮城県仙台市 | ・6畳未満:600円 ・6畳以上:800円 | |
東京都 | 世田谷区 | 400円 |
八王子市 | ・6畳未満:200円 ・6畳以上:600円 | |
神奈川県 | 横浜市 | 500円 |
川崎市 | 500円 | |
愛知県名古屋市 | 500円 | |
大阪府大阪市 | 200円 | |
京都府京都市 | ・2畳以下:400円 ・3畳以上〜6畳以下:800円 ・6畳以上〜9畳以下:1,200円 | |
福岡県福岡市 | 300円 |
電気マットは数百円で処分できる自治体がほとんどですが、中には仙台市や京都市のように製品のサイズによって異なる処分費用が適用される自治体もあるので注意が必要です。
処分する際は、自治体のホームページで費用を確認してから処分するようにしましょう。
電気マットの処分方法②:自治体の一般ごみで捨てる
電気マットを自治体のごみとして捨てる場合、粗大ごみとして捨てることになる自治体がほとんどですが、中には可燃ごみや不燃ごみなどの一般ごみとして収集可能な自治体もあります。
例えば、大阪府高槻市では不燃ごみとして、石川県金沢市では金属ごみとして収集してもらうことが可能です。
また、神奈川県横浜市の場合、粗大ごみに分類してはいるものの、「折りたたんで50cm未満になる場合は燃やすごみとして収集可能」となっています。
可燃ごみや不燃ごみとして処分する場合、自治体指定のごみ袋を用意する必要はありますが、無料で処分できるので、一般ごみとして処分できる自治体では一般ごみとして処分するのがおすすめです。
電気マットの処分方法③:販売店で引き取ってもらう
古い電気マットを処分して新しいものに買い換える場合は、販売店で引き取ってもらうこともできます。
家電量販店やホームセンターの中には、電気マットなどの電化製品の引き取りを行っているところもあり、買い換える際に店舗に持ち込むことで回収してもらえます。
例えば、全国に店舗を展開しているエディオンの場合、550円で電気マットの引き取りを依頼することが可能です。
費用はかかりますが、買い替えのついでに処分してもらえるので効率的に処分できます。
ただ、電化製品の回収を行ってはいるものの、電気マットは引き取り対象外になっている店舗もあるので、事前に確認してから店舗に持ち込むようにしてください。
電気マットの処分方法④:引越し業者に引き取ってもらう
引越しに合わせて電気マットを処分する場合は、引越し業者に引き取ってもらうことで処分することもできます。
引越し業者の中には、引越しで不用になった家具や電化製品の引き取りサービスを提供している場合があり、電気マットも不用品として回収してもらえる可能性があります。
引越しの際に不要品の回収を依頼できる主な引越し業者は以下のとおりです。
引っ越し業者による不用品回収サービス
引越し業者 | 対応状況 |
---|---|
サカイ引越センター | 一部対応可能なエリアあり(要問合せ) |
アリさんマークの引越社 | 家具、家電などさまざまなアイテムの引き取りに対応 |
ハート引越センター | 家具、家電などさまざまなアイテムの引き取りに対応 |
すべての引越し業者が不用品の回収をおこなっているわけではなく、店舗やエリアによって対応が異なる場合もあるので注意してください。
また、不用品の回収を行っている業者であっても、回収対象となる家具や家電が決まっているケースも想定されるので、事前に電気マットが対象になるか問い合わせておくようにしましょう。
また、引越しを依頼せずに不用品の回収のみを依頼することはできないので注意してください。
電気のマット処分方法⑤:リサイクルショップで買い取ってもらう
まだ使える状態の電気マットは売却処分も可能です。
ただ、電気マットは買取の需要はあまり高くなく、電化製品の買取を行っている専門店ではほどんと買取をしてもらうことはできないでしょう。
一方、さまざまな製品を積極的に買い取っているような地域のリサイクルショップであれば、買い取ってもらえる可能性があります。
リサイクルショップの場合、高値での売却は期待できませんが、お金をかけずに電気マットを処分できます。
リサイクルショップに持ち込む場合は、付属品や箱が揃っている方が金額がつきやすくなるので、なるべく揃えた状態で持ち込むようにしましょう。
電気マットの処分方法⑥:フリマアプリやネットオークションで売却する
いくら不要になった電気マットとは言え、安値で買い叩かれることを避けたい場合は、フリマアプリやネットオークションでの売却がおすすめです。
フリマアプリやネットオークションの場合、自分で取引する価格を設定できるので、リサイクルショップで売却するよりも高く売れやすい傾向があります。
フリマアプリであれば「メルカリ」、ネットオークションであれば「ヤフオク!」がおすすめです。
メルカリやヤフオク!では、以下のような価格で電気マットが売買されています。
メルカリ・ヤフオクでの電気マットの取引例
サービス名 | 製品名 | 売却価格 |
---|---|---|
メルカリ | 電気マット ぽかぽかルームマット YGM-50R | 1,500円 |
Morita 電気マット 約230×190cm | 3,300円 | |
ペット 電気マット | 900円 | |
ヤフオク! | 電気マット 6段階温度調節 4段階タイマー機能 30cm×60cm | 2,500円 |
YAMAZEN YM-454 ペット用 電気マット | 852円 |
フリマアプリやネットオークションで電気マットを売却する場合も、付属品や箱などが揃っている製品の方が高く売れる傾向があるので、なるべく揃えた状態で出品するようにしましょう。
また、フリマアプリやネットオークションは10%程度の手数料がかかるので、その点も考慮して出品価格を設定するようにしてください。
電気マットの処分方法⑦:欲しい人に譲る
電気マットを新品で購入するとサイズの小さいものでも3,000円ほど、大きなものになると1万円以上することもあります。
電気マットを「タダで譲ってくれるのであれば中古品でもいいから譲ってほしい」と考えている方は少なくありません。
まだ使える状態の電気マットは欲しい人に譲るのも一つの手です。
友人や知人に声をかけたり、SNSや掲示板で引き取り手を募集してみましょう。
SNSで募集する場合は拡散力が高い「Twitter」、掲示板で募集する場合は利用者が多い「ジモティー」がおすすめです。
無料で譲るとは言え、汚れていたり機能に不具合がある製品を引き渡すとトラブルになる可能性があるので、譲渡する前に電気マットの状態を確認した上で引き渡すようにしましょう。
電気マットの処分方法⑧:不用品回収業者に回収してもらう
大掃除や遺品整理などに伴い、電気マット以外にも処分したい不用品が大量にある場合は、ごみを分別するだけで手間がかかります。
粗大ごみに該当するものが含まれている場合は、処理券の購入や回収の申し込みも行わなくてはいけません。
不用品が大量にある場合は、すべて自分で処理しようとするのではなく、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者は生ごみなどを除き、さまざまな不用品を回収してくれる便利な業者で、分別から搬出まで全てお任せできるので、大量の不用品であっても手間がかかりません。
もちろん電気マットの回収だけでなく、大きな家具や家電などその他不用品も一度にまとめて回収が可能です。
不用品が大量にある場合はご利用を検討してみてください。
不要になった電気マットを処分するときの注意点
電気マットをごみとして処分する場合は、粗大ごみとして処分するケースも多くなります。
粗大ごみとして処分するとなると、処理券の購入など費用も負担しなければいけません。
そのため、小さく分解・解体して可燃ごみや不燃ごみなどの一般ごみとして捨てられるサイズにして処分したいと考えている方もいるかと思いますが、電気マットの解体処分はおすすめできません。
電気マットの内側には電気を通すための配線が通っており、マット本体と配線はごみの種類が異なるため、解体した後もそれぞれ分別して処分しなくてはいけません。
また、マットのサイズにもよるものの、一般ごみとして処分できるサイズになるまで解体するには非常に手間がかかります。
正しい方法で解体を行わないと、マットをカットする際に誤って配線まで切ってしまう可能性もあるので危険です。
解体にかかる手間や危険性を考えると、その他の処分方法の方が安全かつ効率的なので、解体処分以外の方法で処分するようにしましょう。
まとめ
不要になった電気マットの捨て方について紹介してきました。
電気マットをごみとして処分する際は、以下の方法で処分するようにしましょう。
- 自治体の一般ごみとして捨てる
- 自治体の粗大ごみとして捨てる
- 販売店で回収してもらう
- 引越し業者に引き取ってもらう
まだ使える状態の電気マットは、以下の方法で処分できます。
- 買取店で買い取ってもらう
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 欲しい人・必要としている人に譲る
解体処分は時間がかかる上に、誤って配線ごと切断する危険性があるので、解体以外の方法での処分を検討するようにしてください。
もし電気マット以外にも処分したい不用品が複数ある場合は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
時間や手間をかけずに効率的に不用品を処分できるので、ぜひ検討してみてください。
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