コンクリートブロック・レンガの処分方法を徹底解説!捨て方や費用を深堀

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DIYで使用するコンクリートブロックやレンガは、予備として余分に購入するので作業が完了し余った資材を庭の片隅に放置している方も少なくないのではないでしょうか。

いざ処分しようと思ってもどうやって捨てるか分からない方のために、この記事ではコンクリートブロック・レンガの処分方法について詳しく解説しています。

コンクリートブロック・レンガの捨て方、処分費用や処分以外の方法についてもまとめたので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 自治体での処分方法の違い
  • 分別区分と処分方法
  • 清掃センターに持ち込む方法
  • ホームセンターに引き取ってもらう方法
  • 産業廃棄物処理業者に依頼する
  • 売却・譲る方法
  • スクラップ業者に相談する
  • 知人に譲る・掲示板サイトを利用する
  • コンクリートブロック・レンガの再利用方法

コンクリートブロック・レンガの処分は地域によって対応が異なる

コンクリートブロックやレンガを自治体で処分する方法

ホームセンターで販売されているコンクリートブロックやレンガにはいくつもの種類があります。

DIYで利用する際に購入する方は少なからずいると思いますが、プロの建築作業者でもない限り正確な見積もりは出来ないのでどうしても資材を余らせてしまいますよね。

余ったコンクリートブロックやレンガは庭のスペースをとってしまうので、ゴミとして処分したいと考える方もいるでしょう。

しかしコンクリートブロックやレンガは自治体によって処分方法が全く異なるため一概に「〇〇ゴミになる」とは言えません。

とはいえ、自治体のゴミとして処分基準を知っておいて損はありませんので、一部地域の分別区分を参考にしてみてください。

自治体別コンクリートブロックの分別・処分方法

コンクリートブロックには規格があり、空洞ブロックや素地ブロック、普通ブロックなどがあります。

飾り壁に使用したり花壇の土留めに利用したりと用途によってブロックの種類を変えますが、基本的に処分する際にはコンクリートブロックという一括りになっているので種類を気にせず処分は可能です。

自治体別コンクリートブロック分別区分

地域名分別区分備考
北海道
札幌市
燃やせないゴミなるべく小袋で
指定袋1枚100円から400円
埼玉県
さいたま市
粗大ゴミ
ブロック塀は収集できない
処理費用は1品で500円
・コンクリートブロック・レンガ
 (4個で1品扱い、最大8個まで)

・段差ブロック(1個で1点扱い)
東京都
世田谷区
区では収集していない専門業者に処分を依頼
東京都
江戸川区
区では収集していない専門業者に処分を依頼
東京都
大田区
区では収集していない専門業者に処分を依頼
千葉県
千葉市
市では収集していない専門業者に処分を依頼
神奈川県
横浜市
燃えないゴミ
50㎝以上は粗大ゴミ
燃えないゴミは
「廃棄します」「ごみです」と明示する。
静岡県
静岡市
市では収集していない専門業者に処分を依頼
愛知県
名古屋市
粗大ゴミ1回の取集で2個まで
兵庫県
神戸市
市では収集していない専門業者に処分を依頼
京都府
京都市
大型ゴミ処分手数料は市に確認
広島県
広島市
不燃ゴミ少量ずつ(2個程度)、
丈夫なポリ袋に入れて出す。
多量の場合、収集できない。
岡山県
岡山市
市では収集していない専門業者に処分を依頼
福岡県
北九州市
粗大ゴミ処理手数料300円
(5個までごとに、1回に3セットまで)
※内容は変更になることがあります。

調査した自治体の中でコンクリートブロックの収集を行っている自治体は半数ほどで、1回に処分できる数は少量に抑える必要があります。

その他の地域でも、概ね「粗大ゴミ」か「燃えないゴミ」になるでしょう。

少量を粗大ゴミとして処分するなら処分手数料は数百円で済みますが、数十個ほどのコンクリートブロックを処分したい方は別の方法を選ぶしかないでしょう

また、東京都にお住まいの方は専門業者に依頼するしかないのでコンクリートブロックを処分する際は注意しましょう。

自治体別レンガの処分方法

普通レンガは庭の装飾に使ったり耐火レンガでかまどを作ったりと使用方法はざまざまですが、コンクリートブロックと同様に余ってしまうことがあるでしょう。

ホームセンターに売られている耐火レンガの重量は3㎏以上あるため、持ち運びしにくいため処分に困る方もいるはずですが、自治体で処分できる地域ならレンガの種類は気にせず処分可能です。

レンガの分別区分も表にまとめてたので参考にしてください。

自治体別レンガの分別区分

地域名分別区分備考
北海道
札幌市
燃やせないゴミなるべく小袋で
指定袋1枚100円から400円
埼玉県
さいたま市
粗大ゴミ戸別収集の場合は
4個で1品扱いで最大8個まで
(処理費用は1品で500円)
東京都
世田谷区
区では収集していない専門業者に処分を依頼
東京都
江戸川区
区では収集していない専門業者に処分を依頼
東京都
大田区
区では収集していない専門業者に処分を依頼
千葉県
千葉市
市では収集していない専門業者に処分を依頼
神奈川県
横浜市
燃えないゴミ「廃棄します」「ごみです」と明示する。
静岡県
静岡市
市では収集していない購入店または取扱店、
製造メーカーに相談する
愛知県
名古屋市
粗大ゴミ1回の収集で5個まで
兵庫県
神戸市
市では収集していない専門業者に処分を依頼
京都府
京都市
大型ゴミ専門業者に処分を依頼
広島県
広島市
不燃ゴミ少量ずつ(2、3個程度)、
丈夫なポリ袋に入れて出す。
多量の場合、収集できない。
岡山県
岡山市
市では収集していない販売店か取扱店に相談
福岡県
北九州市
粗大ゴミ10個まで300円
※内容は変更になることがあります。

レンガを自治体で回収している地域はコンクリートブロック同様に限られていますが、ゴミとして捨てられる地域では「燃えないゴミ」または「粗大ゴミ」として処分できます。

ただし、1度に収集してもらえるレンガの個数は地域ごとで異なり、愛知県名古屋市の場合、1回の収集で5個までです。

このようにレンガの収集を行っている地域でも大量に余ったレンガを1度に処分することはできません

まとめてレンガを処分したい方は販売店や製造メーカー、専門業者に相談しましょう。

少量なら清掃センターや処分場に持ち込める

コンクリートブロックやレンガを清掃センターに持ち込む方法

自治体で収集運搬されるゴミは地域にある清掃センターで処分されているため、自分で清掃センターにコンクリートブロックやレンガを持ち込んで処分することも可能です。

持ち込む際の注意点

  • 持ち込める施設が決まっている
  • 該当地域に住んでいる方しか持ち込めない
  • 身分証の提示が必要になる
  • 事前に連絡する必要がある
  • 持ち込める時間帯が決まっている
  • 処分費用がかかる

地域によってはコンクリートブロックやレンガを持ち込める処分場が決められています。

持ち込める施設、時間帯、該当地域に住んでいる方に限定されていたり、細かなルールがありますので、自治体のホームページから諸条件をしっかり確認しておきましょう。

購入したホームセンターで引き取ってもらう

コンクリートブロックやレンガをホームセンターで処分する方法

コーナンやコメリ、ナフコなどの大型ホームセンターでは、購入した商品と同等品の無料回収を行っていることがありますが、コンクリートブロックやレンガは対象品に含まれていません

しかし、自治体のホームページには、コンクリートブロックやレンガを処分する際は購入店や取扱店に相談することが推奨されていたり、専門業者に処分を依頼するよう記載があります。

そのためコンクリートブロックやレンガをホームセンターで購入された方は引き取ってもらえるか相談・確認をしてみると良いでしょう。

ホームセンターによって対応が異なるため、足を運ぶ前に店舗に問い合わせるようにしてください。

産業廃棄物処理業者に依頼する

コンクリートブロックやレンガを産廃業者で処分する方法

市や区で収集してもらえないコンクリートブロックやレンガは、産業廃棄物処理業者が有料で処分を受け付けてくれます

産業廃棄物とは事業系のゴミの内、燃えがらや廃油、金属くずなど20種類を指し、一般家庭で出るような燃えるごみや資源ごみは自治体が収集しますが、産業廃棄物は許可を得た業者が収集を行う決まりになっています。

自治体に相談すると、許可を受けている産業廃棄物処理業者を紹介してくれます。

産廃業者と一口にいっても許可されている業務内容は異なり、「産業廃棄物収集運搬業者」と「産業廃棄物処理業者」に分かれていたり、取り扱う産廃の種類が異なっています。

また、不用品回収業者のなかには収集運搬業者の許可を得ている業者もあり、この場合だとコンクリートブロックやレンガも回収可能なため、自治体に確認することなく処分できることもあります。

コンクリートブロック・レンガを売却・譲る方法

コンクリートブロックやレンガを売却・譲る方法

コンクリートブロックやレンガの種類は多く、売却できるのでは?と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には建築資材を取り扱う専門店でも買い取ってもらうことができません

コンクリートブロックやレンガは中古建材として需要がなく、買取項目に含まれていないことが多いのです。

そのためコンクリートブロックやレンガを売ったり譲ったりしたい方は下記2つの方法を利用しましょう。

スクラップ業者等に相談する

解体工事後の鉄くずや工場から出る非鉄金属などのスクラップのリサイクルをしている業者ではレンガの買取を行っている場合があります。

ただしスクラップ業者で買取対象になるレンガは工業用の耐火レンガになり、ホームセンターで売られているようなレンガの買取はできません。

自治体によってはレンガやコンクリートブロックの引取を建築資材取扱店に相談するように勧めているので、家庭で使うようなレンガを売却したい場合は、お近くの建築資材を取り扱う業者に引取可能か問い合わせてみましょう。

しかし、基本的に家庭で余ったコンクリートブロックやレンガは売却できないことは覚えておきましょう。

知人に譲る・掲示板サイトに掲載する

ここまでに解説したようにコンクリートブロックやレンガは捨てづらい品目の一つなので、知人や親族で引き取り手がいるなら譲ってしまうのが良いでしょう。

必要としている知人がいない方は、掲示板サイトで引き取り手が見つかる可能性がありますので試してみましょう。

おすすめの掲示板サイトは「ジモティー」で、自宅にある不用品を譲ったりもらったりでき、利用料や仲介手数料がかからない特徴を持っています。

ジモティーは全国版と都道府県別版に分かれており、都道府県別版を利用すると自宅まで引取りに来てくれる方を見つけられる可能性が高くなります。

全国版で募集すると取引が決まっても送料がかかるので避けましょう。

実際にジモティーではコンクリートブロックやレンガの掲載がされており、無料もしくは数百円で取引が成立しています。

ジモティーでコンクリートブロックやレンガを掲載するときは以下の点に気をつけてください。

  • 商品名(種類)を明確にする
  • サイズ・重量を細かく載せる
  • 引取場所は自宅以外でも柔軟に対応する
  • 写真は状態がわかるものにする

要らなくなったコンクリートブロックやレンガの数が多いほど、業者からの引取依頼もあるので、なるべくまとめて掲載するほうが良いでしょう。

また、人によっては必要な個数だけを引き取りたいという場合もあるので柔軟に対応しましょう。

デメリットとしては万が一トラブルになってもジモティーはトラブルに一切関与せず自己責任となるため、あらかじめ相互で条件や引き渡し方法を明確にしておきましょう。

大量のコンクリートブロック・レンガは不用品回収業者へ

コンクリートブロックやレンガを不用品回収業者に依頼する方法

コンクリートブロックやレンガを自治体で処分しようとすると、1回に少量ずつしか処分できないため、まとめて処分したい方は産業廃棄物の収集運搬許可を持っている不用品回収業者を利用しましょう

また、コンクリートブロックやレンガの回収を自治体が行っていない地域の方も、不用品回収業者に依頼することをオススメします。

不用品回収業者のプランは物量で決まることが一般的ですが、トラックのサイズによってはコンクリートブロックなら30個以上積めますし、普通レンガなら80個程度でも1度に処分することができるでしょう。

不用品回収業者に依頼するメリットは以下の点が挙げられます。

  • 1度に大量のコンクリートブロック・レンガを処分できる
  • 都合の良い時間帯に訪問回収してもらえる
  • 思い立ったその日の内に処分もできる
  • 他の不用品も一緒に処分可能

コンクリートブロックやレンガをまとめて処分したい場合は、植木鉢やシートなど他の資材も一緒に処分するとコストを抑えて処分できる可能性がありますので、不用品回収業者に依頼するのが最も適した方法と言えるでしょう。

コンクリートブロック・レンガは再利用できる

コンクリートブロックやレンガを再利用する方法

コンクリートブロックやレンガは庭のDIYで使用される方が多いですが、余ったコンクリートやブロックは1度高圧洗浄するだけで、室内でも利用可能です。

例えば水性のコンクリート用塗料で色を塗り直し、木材と組み合わせればオシャレな棚になったりテレビボードにすることもできます。

レンガは用途が幅広いので、ガーデンマーカーやプランターのかさ上げ、水槽のアクセントに使うなど、さまざまなものと組み合わせて再利用できるでしょう。

DIYや簡単なアレンジが好きな方は無理に処分せずに、そのまま取って置いても良いかもしれません。

まとめ

この記事ではコンクリートブロックとレンガの処分方法について解説しました。

これまでの内容をまとめたものが以下になります。

  • 地域によっては「粗大ゴミ」や「燃やせないゴミ」として処分できる
  • 清掃センターに直接持ち込むことも可能
  • 市や区で回収していない地域では産業廃棄物業者(不用品回収業者)に依頼する
  • レシートがあればホームセンターで引き取ってもらえる可能性がある
  • 知人に譲るか掲示板サイトで引取手を探す
  • 不用品回収業者に依頼する

コンクリートブロックやレンガの処分方法は少なく、大量に余った場合や自治体で処分していない地域では、産廃処理業者に依頼するのが賢明です。

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