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ホットプレートは製品によってサイズが異なる上に、さまざまな素材が使用されている製品が多く、適切な処分方法がわかりにくいキッチン家電です。
ただ、間違った捨て方で処分してしまうと回収してもらえない可能性もあるため、ホットプレートの処分をする上で、事前に正しい捨て方を把握しておかなくてはいけません。
この記事では、ホットプレートの処分方法について紹介していきます。
手間をかけず効率的に処分する方法から、ホットプレートをお得に処分する方法まで、さまざまな処分方法を網羅的に紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- ホットプレートの処分方法
- ホットプレートの処分にかかる費用
不要になったホットプレートの処分方法8選
故障や買い替えによって不要になったホットプレートの主な処分方法としては、以下があげられます。
- 粗大ゴミとして処分する
- 小型家電リサイクルボックスで回収してもらう
- 販売店で回収してもらう
- 引っ越し業者に回収してもらう
- リサイクルショップや買取店で売却する
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 欲しい人に譲る
- 不用品回収業者に回収してもらう
それぞれの処分方法について詳しく紹介していきます。
自治体の粗大ゴミとしてホットプレートを処分する
ホットプレートはサイズが大きいので、粗大ゴミとして処分が必要になる自治体がほとんどです。
粗大ゴミを回収してもらうには粗大ゴミ処理券の購入が必要になるので、自治体のホームページで料金を確認し、忘れずに購入しておくようにしましょう。
主な自治体におけるホットプレートを処分する際の費用や条件は以下のとおりです。
各自治体におけるホットプレートの処分費用
自治体 | 処分料や条件など | |
---|---|---|
北海道札幌市 | 200円 ※指定のゴミ袋に入るものは 「燃やせないゴミ」として処分可能 | |
埼玉県さいたま市 | 「燃えないゴミ」として処分可能 | |
東京都 | 足立区 | 400円 |
練馬区 | ||
文京区 | ||
新宿区 | ||
渋谷区 | 要確認 | |
千葉県松戸市 | 1,000円 ※1辺の長さが50cm以下は「不燃ゴミ」 | |
神奈川県 | 横浜市 | 料金については要確認 ※30㎝未満のものは「小さな金属類」 ※ガラス製の蓋は「燃えないごみ」 |
川崎市 | ・30~49cm:200円 ・50~179cm:500円 | |
大阪府 | 大阪市 | 200円 |
堺市 | 要確認 | |
東大阪市 | 400円 | |
京都府京都市 | 400円 | |
岡山県岡山市 | 200円 | |
福岡県 | 福岡市 | 「燃えないゴミ」として処分可能 |
北九州市 | 料金については要確認 ※30cm以下で金属製は「小物金属」 |
処分にかかる費用は自治体によって異なりますが、数百円で処分できる自治体がほとんどです。
細かな条件はそれぞれの自治体によるので、必ず費用や条件を確認した上で処分するようにしましょう。
※ホットプレートの本体ではなく、鉄板だけを処分する場合も粗大ゴミとして処分が必要になります。
また、鉄板のサイズによっては、以下のような一般ゴミとしての処分も可能です。
- 不燃ゴミ
- 資源ごみ
- 金属ゴミ
自治体に問い合わせるなどして前もって処分方法を確認し、適切な方法で処分するようにしてください。
ホットプレートを小型家電リサイクルボックスで回収してもらう
ホットプレートの中には、最大辺の長さが30cm以下の小型ホットプレートもあります。
小型ホットプレートは自治体の不燃ゴミや金属ゴミとして処分することもできますが、自治体が設けている小型家電の回収ボックスに投函して処分することも可能です。
例えば、札幌市の場合は以下の条件を満たしていれば、札幌市内に設置されている小型家電リサイクルボックスでホットプレートを回収してもらうことができます。
- ご家庭で不用になったもの
- 30cm四方の投入口を通る大きさ
- 回収しない品目に該当しないもの
ボックスの設置場所は自治体によって異なりますが、以下のような場所に設置されているケースが多いです。
- 役所など自治体に関連する建物
- 家電量販店
- 大型のショッピングモール
小型家電回収ボックスで回収された製品は、リサイクル業者が適切な方法で回収してリサイクルしてくれるので、貴重な資源が無駄になってしまうことがありません。
ボックスが設置されている場所にホットプレートを持ち込む必要があるため手間はかかりますが、資源を無駄にしないエコな処分方法なので積極的に活用したいものです。
ホットプレートを販売店で回収してもらう
ホットプレートを取り扱っている販売店の中には、不要になったホットプレートの回収をおこなっている店舗もあります。
主な販売店におけるホットプレートの回収の実施状況、費用、条件などは以下のとおりです。
販売店におけるホットプレートの回収対応
販売店 | 対応状況 | 料金や条件など |
---|---|---|
ケーズデンキ | 引き取り可 | 550円 ※引取のみの訪問回収を依頼する場合は、 別途出張料が発生する場合あり |
ヤマダ電機 | 要確認 ※小型家電の回収には対応しているものの、 対象品目にホットプレートの記載なし | |
ヨドバシカメラ | 引き取り可 | 550円 ※100cm以下、かつ10kg以下 |
ビックカメラ | 引き取り可 | 無料 ※同一製品の購入が必要 |
カインズ | 要確認 ※不用品の回収をおこなってはいるものの、 対象品目にホットプレートの記載なし |
ホットプレートの回収に対応している店舗は少なくありませんが、引き取りを依頼する際に料金が発生するところが多くなっています。
買い替えをおこなうタイミングで同時に処分を依頼するなど、効率的に処分ができますが、利用方法はかなり限定的になることが考えられます。
ただし、ビックカメラのように買い替えのタイミングであれば無料で引き取ってくれるところもあるので、そういった販売店を狙って利用するのも一つの手です。
引っ越し業者にホットプレートを回収してもらう
引っ越しのタイミングでホットプレートを処分するのであれば、引っ越し業者に回収してもらって処分することもできます。
引っ越し業者の中には、引っ越しの際の片づけに伴って発生した不用品の引き取りをおこなっている業者もあり、引越しとともに不用品の処分を引き受けてもらえます。
また、業者によっては買い取ってもらうことも可能です。
主な引っ越し業者の対応状況は以下のとおりです。
引越し業者による不用品回収対応
引越し業者 | 対応状況 |
---|---|
アリさんマークの引越社 | 家具、家電などさまざまなアイテムの引き取りに対応 |
ハート引越センター | 家具、家電などさまざまなアイテムの引き取りに対応 |
アート引越センター | 引き取り不可 ※対象は家電リサイクル法の対象商品のみ |
サカイ引越センター | 引き取り不可 ※対象は家電リサイクル法の対象商品のみ |
ヤマトホームコンビニエンス | 未対応 |
引っ越し業者がおこなっている不用品の引き取り・買い取りサービスは、引っ越しを依頼した方向けに提供しているオプションサービスなので、必ずしも内容が充実しているわけではありません。
「アリさんマークの引越社」や「ハート引越センター」であれば、ホットプレートの引き取りを依頼できる可能性が高いでしょう。
ただ、サービスの対象品目については公表されていないので、回収依頼したい方は事前に引き取り可能かどうか確認しておくようにしましょう。
リサイクルショップや買取店でホットプレートを売却する
処分予定のホットプレートがまだ使用できる状態である場合は、ゴミとしてではなく売却して処分することもできます。
ホットプレートの主な売却先としては、以下のサービスがあげられます。
- リサイクルショップ
- 買取店
- フリマアプリ
- ネットオークション
なるべく早く現金化したいのであれば、リサイクルショップや買取店での売却をおすすめです。
リサイクルショップや買取店では、実際に以下のような価格でホットプレートの買い取りがおこなわれています。
ホットプレートの買取例
買取店 | 製品名 | 売却価格 |
---|---|---|
買取王子 | ブルーノ コンパクトホットプレート | 4,000円 |
家電高く売れるドットコム | Panasonic KZ-CX1 IH デイリー ホットプレート ホワイト | 14,000円 |
ニコニコ宅配買い取り | アイリスオーヤマ WHPK-011 | 5,100円 |
人気製品や評判の高いメーカーの製品であれば、数千円で売却できることも珍しくなく、元々の価格が高いものは一万円以上の値がつくこともあります。
リサイクルショップや買取店に製品を持ち込む必要があるため手間はかかりますが、その場で現金を受け取れるのも魅力です。
また、最近は出張買取や郵送の宅配買取などサービスを提供している買取店も増えてきているので、そういった店舗を利用すれば、より効率的にホットプレートを売却処分することが可能です。
フリマアプリやネットオークションでホットプレートを売却する
即金性ではなく高値での売却を重視するのであれば、リサイクルショップや買取店よりもフリマアプリやネットオークションでの売却がおすすめです。
フリマアプリやネットオークションは、再販目的ではなく自分で使用するために購入するユーザーが多いので、高値でも売却を実現しやすくなっています。
メルカリやヤフオク!では、実際に以下のような価格でホットプレートの売買が成立しています。
メルカリ・ヤフオクでのホットプレートの取引例
サービス名 | 製品名 | 売却価格 |
---|---|---|
メルカリ | レコルト ホットプレート RHP-1 クリームホワイト | 10,000円 |
ブルーノ ムーミン ホットプレート | 12,500円 | |
コイズミ ホットプレート MHP-1210 | 3,600円 | |
ヤフオク! | YAMAZEN 山善 HGB-1300 ホットプレート | 1,000円 |
RUNO コンパクトホットプレート | 7,150円 |
ホットプレートはフリマアプリやネットオークションでも人気が高いようで、ヤフオク!では直近でも約5,000件の取引が成立しています。
フリマアプリやネットオークションでも人気製品や定番のブランドほど売れやすく、高値で売却しやすい傾向にあるようですが、ノーブランド品でもよく売れているようです。
リサイクルショップや買取店では買い取りを断られてしまいそうな使用感のものも売却できるケースがあるので、売れるかわからない状態でも一度出品してみることをおすすめします。
ホットプレートが欲しい人に譲る
ホットプレートはフリマアプリやネットオークションでもよく売れる人気アイテムなので、欲しい人はたくさんいます。
処分予定のホットプレートがまだ使えるにも関わらず、売却もせずにゴミとして処分しようと考えているのであれば、譲渡での処分も検討してみましょう。
友人や知人など身近な人でホットプレートを欲しい人がいれば、ぜひ譲ってあげましょう。
ホットプレートはみんなで調理を楽しむことができるタイプの製品なので、小さなお子さんのいる家庭ではより重宝するするでしょう。
また、掲示板やSNSで譲渡先を探すという方法もあります。
状態がよく、まだ使える状態なのであれば簡単に引き取り手を見つけることができるでしょう。
ただし、掲示板やSNSで譲渡先を探す場合は、「見ず知らずの人に譲渡する」という点を念頭におき、トラブルに発展しないよう注意して対応を進めるようにしてください。
不用品回収業者にホットプレートを回収してもらう
引っ越しや家の大掃除に伴い、ホットプレート以外にも処分したい不用品が大量に出たときは、不用品回収業者に回収を依頼するのがおすすめです。
不用品が大量にあると分別するだけでも大変で、粗大ゴミに該当する製品が複数ある場合は回収の申込みにも時間と手間がかかってしまいます。
また、不用品の数が多くなると部屋からの搬出や運搬も大変です。
不用品回収業者では、引っ越しや大掃除に伴って発生した不用品をまとめて引き受けてくれるため、依頼者が分別や搬出する必要がなく、粗大ゴミに該当する製品の処分も丸投げできます。
即日回収に対応している業者も多いので、「捨てたい」「処分したい」と思ったときにすぐ処分できるのも魅力です。
ただ、不用品回収を依頼する際の費用には定価がなく、回収費用は業者によって様々なので、必ず複数の業者に見積りの作成を依頼してからどの業者に回収を依頼するか決めるようにしてください。
実際に不用品回収業者を探す際は、ぜひ「不用品回収モール」をご利用ください!
不用品回収モールには、当サイトのコンセプト(ぼったくりなどの被害を防ぎたい)に賛同いただいている企業様を掲載しております。
ぜひ当サイトに掲載されている企業/回収業者様を一度ご検討いただき、もし何かご不満などがございましたら、当サイトへ口コミをお寄せください。
まとめ
不要になったホットプレートの処分方法について紹介してきました。
不要になったホットプレートの主な処分方法としては、以下があげられます。
- ゴミとして処分する
- 売却する
- 業者に引き取ってもらう
- 人に譲る
まだ使える状態のホットプレートは、以下のサービスを活用して売却処分するのがおすすめです。
- リサイクルショップ
- 買取店
- フリマアプリ
- ネットオークション
売却して処分するのが面倒であれば、欲しい人に譲って処分しましょう。
ゴミとして処分する場合は粗大ゴミとして処分することになりますが、サイズによっては小型家電回収ボックスで回収してもらえる場合もあります。
処分したい不用品が大量にある場合は、不用品回収業者に回収を依頼して効率的に処分しましょう。
重視するポイントやそれぞれの処分方法のメリット・デメリットを比較しながら、最適だと思われる捨て方での処分を検討してみてください。