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「脚立の処分ってどうやってするの?」
「脚立の処分費用はどのくらい?」
脚立を処分しようと思っている人の中には、上記のように思っている人も多いでしょう。
この記事でわかること
- 脚立の素材とそれぞれのメリット・デメリット
- 事業用脚立は自治体で処分できる?
- 脚立の処分方法5つ
- 気になる処分費用の相場
この記事では、脚立を処分する際に押さえておくべきことと5つの処分方法を紹介します。脚立の処分で困っている人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
脚立を処分する際に押さえておくべきこと
ここでは、脚立を処分する際に押さえておくべきことを2つ紹介します。
脚立の素材は主に3種類ある
脚立の素材は主にアルミ製、グラスファイバー製、木製の3種類があります。それぞれの種類のメリット・デメリットは以下の通りです。
種類 | メリット | デメリット | こんな人にオススメ |
---|---|---|---|
アルミ製 | ・軽くて持ち運びやすい ・丈夫である・値段が安い | ・電気を通す | 家庭で脚立を使用する人 |
グラスファイバー製 | ・しなりにくい ・電気を通さない | ・価格が高い ・重い | 工事や電気関係の仕事をする人 |
木製 | ・おしゃれなインテリアや内装によく合う | ・アルミ製やグラスファイバー製に比べて、実用性や強度が劣る ・価格が高い | 脚立をインテリアとして飾りたい人 |
現在はほとんどの脚立メーカーが軽くて丈夫なアルミ製を採用しています。大きな脚立は後に紹介する粗大ゴミになることが多いですが、小さな脚立は普通ゴミとして処分できる自治体もあります。ゴミの分別は地域によって異なるので、実際に処分する際は自分の住んでいる自治体のホームページを確認しましょう。
基本的には、アルミ製は燃えないゴミか資源ゴミ、グラスファイバー製は燃えないゴミ、木製は燃えるゴミになります。
事業用の脚立は自治体のゴミ回収には出せない
事業用で使用していた脚立は基本的に産業廃棄物に区分されるため、自治体のゴミ回収には出せません。
いらなくなった事業用の脚立は、自治体で処分する以外の方法を選びましょう。
脚立以外にも処分したいものがある場合は、大量の不用品を一気に回収してくれる不用品回収業者に依頼するのがオススメです。
不用品回収業者については、記事の後半で詳しく解説しています。
脚立の処分方法5選
ここでは、脚立の処分方法を5つ紹介します。脚立の状態や大きさなどを考えながら、一番合った処分方法を選びましょう。
粗大ゴミとして処分する
脚立を処分する最も一般的な方法は、自治体に粗大ゴミとして出すことです。処分料金が安いので、なるべく脚立を安く処分したい人にオススメです。
例えば、横浜市では、木製品など50cm以上、金属製品30cm以上のものは粗大ゴミとして扱われ、処分料金は200円になります。処分料金は自治体や粗大ゴミの大きさによって変わるので、およそ200円〜1,000円で処分できると考えておくと良いでしょう。
ただし、一部の地域では、脚立が粗大ゴミ以外になるケースがあります。ゴミの分別について詳しく知りたい人は、自分の住んでいる自治体のホームページを確認してみましょう。
粗大ゴミの処分手順は以下の通りです。どの自治体でも、処分の流れが大きく変わることはありません。
- 電話やインターネットで、粗大ゴミ受付センターに回収の申し込みをする。
- スーパーやコンビニで有料粗大ゴミ処理券を購入する。
- 必要事項を書いた粗大ゴミ処理券を脚立に貼り付け、収集当日に所定の場所に排出する。
必要事項には、申し込みの際に教えてもらう受付番号または氏名を記入します。処理券は回収されるまでに他の人が見る可能性があるので、自分の名前を知られたくない人は受付番号を記入しましょう。
また、分解すれば脚立を普通ゴミとして捨てられる場合もあります。ただし、分解するときはケガをする可能性があるので、慣れていない人は素直に粗大ゴミとして捨てた方が良いでしょう。
自治体によっては、分解しても元の大きさが粗大ゴミになるものは、粗大ゴミとしてしか捨てられないこともあります。粗大ゴミとして回収してもらう場合は、申し込みをしてから回収してもらうまでにある程度の時間がかかります。
脚立をすぐに処分したい人は、地元のクリーンセンターに持ち込み処分をするのがオススメです。粗大ゴミとして捨てるよりも安くなることがあるので、なるべく処分にお金をかけたくない人にも向いている方法になります。
持ち込みの際には、その地域に住んでいる人以外が捨てるのを防ぐため、現住所が分かる身分証明書が必要になることが多いです。持ち物や持ち込み条件は自治体ごとに異なるので、持ち込む前にきちんと調べておきましょう。
ホームセンターに引き取ってもらう
新しい脚立を購入しようと思っている場合は、購入する店舗に引き取ってもらう方法もあります。引き取ってもらう際に使用感や状態に関する指定は基本的にないので、もう使うことのできなくなった脚立を処分するのにオススメです。
新しく購入する脚立と引き換えに、脚立の交換を行っているホームセンターは以下の通りです。
ホームセンター | 引き取り条件 |
---|---|
コメリ | ・持ち込みであること ・レシートを持参すること ・コメリで買った脚立であること |
ジョイフルエーケー | ・持ち込みであること ・レシートを持参すること ・ジョイフルエーケーで買った脚立であること |
ただし、同じお店でも店舗によって引き取り条件が異なる場合があります。不安な人は新しく脚立を購入する店舗に、古い脚立を引き取ってもらえるか確認すると良いでしょう。
また、上記以外のホームセンターでも引き取ってもらえる可能性があります。もし上記以外のホームセンターに回収してもらいたい場合は、一度引き取ってもらえるか電話で確認してみましょう。
工具専門のリサイクルショップで売る
脚立を手軽に売りたいなら、リサイクルショップに持ち込むのがオススメです。リサイクルショップに持ち込めば、その日のうちに処分できます。有名メーカーのものや長さが2m以上あるもので、美品や未使用の場合は高価買取を期待できます。
ただし、それほど需要がないものだったり、壊れていて使えなかったりする場合は買い取ってもらえない可能性が高いです。実際に、脚立は以下の値段で買取がされていました。
商品名 | 型番 | メーカー | 状態 | 買取価格 |
---|---|---|---|---|
三連ハシゴ | HC3-70 | 長谷川工業 | 目立った傷や汚れなし | 12,000円 |
伸縮脚立付足場台 | VSR-1709FX | アルインコ | やや傷や汚れあり | 6,000円 |
強力型脚立 | SWH-24 | 長谷川工業 | やや傷や汚れあり | 8,500円 |
ハシゴと兼用できる脚立や折り畳み式で持ち運びに便利な脚立は需要があり、買い取ってもらえる可能性が高まります。サイズが大きい脚立や処分する脚立が多い場合は、車を利用して持ち込む必要があります。
持っていくのが面倒という人は、家まで来てくれる出張買取を利用すると良いでしょう。脚立は工具専門店ではない通常のリサイクルショップで買取をしている場合もあります。
ただし、需要がなくて買取を断られる可能性もあるので、心配な人は持ち込みをする前に買い取ってもらえるかを確認してください。
フリマアプリに出品する
なるべく高く売りたいなら、フリマアプリに出品する方法がオススメです。フリマアプリは自分で売値を設定できるので、リサイクルショップで買い取ってもらうよりも高く売れる傾向があります。自分と相手の住所や氏名を匿名にして取引できる「匿名配送」があるサービスも多いので、プライバシーが気になる人でも安心して利用できますよ。
具体的なフリマアプリは以下の通りです。
- メルカリ
- ラクマ
- PayPayフリマ
中でもオススメのフリマアプリは、利用者数が一番多く不用品が売れやすいメルカリです。どのフリマアプリを使うか迷ったら、とりあえずメルカリを利用すれば間違いありません。メルカリでは、実際に脚立が以下の値段で売れていました。
特に、長谷川工業やアルインコなど、有名メーカーの脚立が多く出品されていました。
商品名 | 型番 | メーカー | 状態 | 販売価格 |
---|---|---|---|---|
アルミ合金製踏台 | SE-8 | 長谷川工業 | 目立った傷や汚れなし | 3,800円 |
S型脚立 | HSK-09 | ホクセイ日軽 | やや傷や汚れあり | 3,000円 |
はしご兼用脚立 | GKN-90F | アルインコ | やや傷や汚れあり | 3,500円 |
出品する際は、ぜひ上記の表を参考にして値段を決めてみてください。フリマアプリに出品する際は、相場よりも少し高めに売値を設定しましょう。売れなかったら徐々に値段を下げていくことで、商品を一番良い値段で売ることができます。また、値下げ前提で購入しようとする人も多いので、値段を高めに設定しておくと価格交渉が有利に進められます。
ただし、フリマアプリは商品の写真をキレイに撮ったり、商品説明欄を詳しく書いたりする必要があります。なぜなら、商品の情報をきちんと掲載していないと、後でトラブルに発展する可能性があるからです。
上記の作業は、一度もフリマアプリを触ったことがない人にとっては結構面倒です。「面倒な作業はできるだけしたくない」という人は、他の処分方法を検討すると良いでしょう。
不用品回収業者を利用する
脚立以外にも処分したいものがある場合は、不用品回収業者に依頼するのがオススメです。
不用品回収業者なら大量の不用品をまとめて回収してもらえるので、たくさんの不用品があっても処分に手間がかかりません。
また、自分の都合の良い時間に回収してもらえるので、平日は仕事で忙しい人でも土日に回収してもらうことができます。即日回収に対応している業者も多いので、手早く脚立を処分したいと考えている人にもオススメです。
処分料金は不用品回収業者の料金プランや不用品の量によって大きく変わります。基本的に不用品の量が少ないと処分料金が割高になってしまうので、不用品が多い場合に利用しましょう。
ただし、不用品回収業者の中には、高額な料金を請求してくる悪質な業者も存在します。
そういった業者に依頼して高額な料金を払わないためにも、依頼する際は事前にインターネットで業者について調べておきましょう。
ホームページがしっかりしていて、こまめに更新されている業者なら問題ありません。
しかし、ホームページがないのに加えて、口コミがなかったり、極端に評判が悪かったりする場合は、悪質な業者の可能性が高いので依頼しないようにしてください。
まとめ
この記事では、脚立の処分方法を解説しました。
脚立は主にアルミ製、グラスファイバー製、木製の3種類があり、小さなものの場合は普通ゴミとして処分できる場合があります。その際は自治体のゴミ分別ルールに則って、正しく処分するように心がけましょう。
粗大ゴミの主な処分方法は以下の5つです。
処分方法 | 処分費用 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
粗大ゴミとして処分する | 200円~1,000円 | 安価で手軽に処分できる | 回収までに少し時間がかかる |
ホームセンターに引き取ってもらう | 0円 | 買い換えるつもりなら、無料で処分できる | 店舗によっては引き取りに対応していない可能性がある |
工具専門のリサイクルショップで売る | 0円 | 手軽に処分できて、お金も得られる | 状態や使用年数によっては買い取ってもらえないことがある |
フリマアプリに出品する | 0円 | 自分の好きな値段を設定できるので、高く売れやすい | 商品の写真をキレイに撮ったり、商品説明欄を書いたりする必要がある |
不用品回収業者を利用する | 業者の料金プランや不用品の量によって大きく変わる | たくさんの不用品を一気に回収してもらえる | 不用品の数が少ない場合は処分費用が割高になる |
脚立の状態や大きさなどを考えながら、上記の中から自分に一番合った処分方法を選びましょう。
脚立以外にも処分したいものがある人は、たくさんの不用品を一気に回収してくれる不用品回収業者に依頼するのがオススメです。
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不用品回収モールには、当サイトのコンセプト(ぼったくりなどの被害を防ぎたい)に賛同いただいている企業様を掲載しております。
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