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大量の製品をまとめて運んだり倉庫などに保管する際に重宝するパレットは、サイズが大きく重量もあるため処分が大変です。
処分したいパレットがあるものの、どう処分すればいいかわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、不要になったパレットの処分方法について紹介していきます。
この記事でわかること
- パレットのゴミ区分
- 処分方法や費用
- 産業廃棄物業者の例
パレットの種類や処分する際の注意点に触れながら、ごみとして処分する方法やお得に処分する方法などさまざまな捨て方を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
パレットは産業廃棄物!自治体のゴミとして捨てるのはNG
パレットをごみとして処分する場合、自治体のごみとして処分することはできません。
パレットは企業が業務で使用することがほとんどなので、一般家庭から出るごみではなく産業廃棄物としての処分が必要になります。
産業廃棄物を自治体のごみとして処分すると、不法投棄とみなされ罰金などの処分が課せられるので、必ず産業廃棄物として処分するようにしてください。
工場や倉庫で用いられるパレットの種類
工場や倉庫で用いられるパレットには、木材でできた木製パレットと、プラスチック素材でできたプラスチック製パレットの2種類があります。
ただ、素材によっては種類は異なるものの、ごみとして処分する際は両方とも産業廃棄物として処分しなくてはいけません。
パレットは専門の業者に買い取ってもらって処分することもできますが、木製のパレットよりもプラスチックのパレットの方が需要が高く、高値で買い取ってもらえる傾向があります。
不要になったパレットの処分方法
不要になったパレットは、
- 産廃専門の業者に回収してもらう
- 専門の買取業者に買い取ってもらう
- 必要としている人に譲る
などの方法で処分できます。
それぞれの処分方法を詳しく解説していきます。
パレットの処分方法①産廃専門の業者に回収してもらう
パレットは産業廃棄物なので、自治体ではなく、産廃専門の業者に回収してもらわなくてはいけません。
木製のパレットは産業廃棄物における「木くず」、プラスチックのパレットは「廃プラスチック」に該当します。
パレットの回収を行っている産廃専門の業者例
業者名 | 住所 | 電話番号 | 対応エリア |
---|---|---|---|
株式会社ゆうせい | 神奈川県伊勢原市三ノ宮1083 | 0463-74-5762 | 厚木市 相模原市 横浜市瀬谷区 横浜市泉区 横浜市戸塚区など |
ジャパンクリーンシステム株式会社 | 大阪府堺市高尾1-605-3 | 072-272-5533 | 要確認 |
株式会社総環 | 大阪府大阪市平野区瓜破南2-4-47 | 06-6709-1100 | 要確認 |
処分費用は業者によって異なり、木製のパレットだと1kgあたり20円ほど、プラスチックのパレットだと1kgあたり40円ほどが相場となっています。
産廃業者の中には、無償で回収している業者や産廃業の許可を得ずに回収を行っている業者もありますが、これらの業者には注意が必要です。
産廃の許可を得ていない業者に依頼した場合はもちろん、無償で回収を依頼した場合も、回収を依頼した側が罰せられる可能性があるので、業者が許可を得ているかや有料で回収しているかを必ず確認してください。
「不用品回収モール」に掲載されている業者の中には、産廃の回収が可能な「産業廃棄物収集運搬業許可」を得ている業者もいるので、ぜひ業者探しの際はご活用ください!
パレットの処分方法②専門の買取業者に買い取ってもらう
処分する予定のパレットの状態が良い場合は、専門の買取業者に買い取ってもらって処分することもできます。
パレットは倉庫に製品を大量に保管しているような会社にとって欠かせないアイテムです。
新品を購入するとなると木製のパレットでも2,000〜3,000円、プラスチックのパレットだと5,000〜6,000円ほどするので、お得に購入できる中古品を探している企業は少なくありません。
専門の買取業者では、状態の良いパレットを買い取り、中古のパレットを必要としている企業に再販しています。
買取価格は業者によって異なりますが、木製のパレットだと1枚あたり100円、プラスチック製のパレットだと1枚300円ほどでの買取になることが多くなっています。
パレットの買取を行っている主な買取業者
業者名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
キーフェル株式会社 | 大阪府大阪市淀川区西中島3-11-24 新大阪11山よしビル8F | 06-6309-1125 |
株式会社ファー・イースト・ネットワーク | 東京都新宿区四谷4-31 四谷TSビル6階 | 03-5919-4380 |
株式会社8010 | 大阪府八尾市太田新町 1-290 | 072-949-0100 |
買い取ってもらえるパレットの条件や買取価格は業者によって異なるので、まずは見積もりを依頼してみてください。
パレットの処分方法③必要としている人に譲る
まだ使用できる状態のパレットは、必要としている人に譲って処分することもできます。
運送会社や倉庫を保有している企業などパレットを必要としているところは多いので、それらの企業に声をかけ、譲るのも一つの手です。
プラスチック製のパレットは、中古品でも一つあたり2,000〜3,000円ほどするので、「タダでもらえるなら譲ってほしい」と考えている人は少なくありません。
また、TwitterなどのSNSやジモティーなどの掲示板で譲渡先を探すという方法もあります。
ジモティーではパレットの取引も盛んに行われており、譲渡はもちろん、1枚あたり数百円で売却している事例もあります。
Twitterやジモティーで譲渡先や売却先を探す場合は、送料の負担が発生しないよう、
- 引き取りに来てくれる方限定
- 着払いでの発送限定
など、受け渡しに関する注意書きをした上で出品するようにしてください。
まとめ
不要になったパレットの処分方法について紹介してきました。
まだ使える状態のパレットは、以下のリサイクルにもつながる方法で処分がおすすめです。
- 専門の買取業者に買い取ってもらう
- 必要としている人に譲る
譲渡先を探す場合は、Twitterやジモティーを活用してみてください。
パレットをごみとして処分する場合は、産廃専門の業者に回収を依頼するようにしましょう。
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