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庭のリフォームや和風庭園の模様替えで不要になった庭石。大きくて重いため、処分方法に悩む方も多いのではないでしょうか。
庭石は一般的なゴミと違い、専門的な知識と適切な処分方法が必要です。
この記事では、庭石の処分方法と費用について詳しく解説していきます。
この記事でわかること
- 庭石の処分方法と各方法の費用相場
- 自治体での処分可否について
- 個人で処分する際の具体的な注意点
- 無料で処分できる可能性がある方法
庭石の処分方法6選!費用相場も併せて紹介
庭石を処分するには、主に以下の6つの方法があります。それぞれに特徴があり、庭石のサイズや数量によって最適な方法が異なります。
ここでは、それぞれの処分方法の特徴や選び方のポイントについて詳しく解説します。
メリットやデメリット、具体的な費用相場について詳しく見ていきましょう。
- 造園業者・石材店に依頼する
- 不用品回収業者に依頼する
- 解体業者に依頼する
- ホームセンターのサービスを利用する
- 庭に埋める
- リフォーム会社に依頼する
造園業者・石材店に依頼する
造園業者や石材店への依頼は、専門的な知識と経験を持つプロによる安全な処分が可能です。また、再利用できる庭石の場合は買取してもらえる可能性もあります。
日本造園建設業協会によると、造園業者に依頼することで、庭石の状態や価値を適切に判断し、再利用可能な石材の有効活用が期待できます。
造園業者・石材店に依頼する場合の費用相場は、庭石1個あたり5,000円から15,000円程度です。ただし、サイズや数量によって料金は大きく変動します。複数の庭石をまとめて依頼する場合は、割引が適用されることもあります。
また、庭石と一緒に庭木の処分もお考えの方は、庭全体の処分を一括で依頼することで、費用を抑えられる可能性があります。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、庭石以外の庭のゴミも同時に処分、さらに即日で回収できる利点があります。ただし、必ず許可を持った適正な業者を選ぶことが重要です。
環境省の調査によると、産業廃棄物の不法投棄件数は年々減少傾向にありますが、依然として発生しており、適正な処理業者の選定が必要となります。
費用は庭石1個あたり8,000円から20,000円程度が相場です。回収の難易度や運搬距離、庭石の大きさによって料金が変わることがありますので、見積もりを依頼前にすることがポイントです。
庭石の処分を不用品回収業者に依頼する際は、資格や回収許可を確認できる不用品回収モールをぜひご利用ください!
不用品回収モールは「不用品回収業者に特化した比較サイト」で、利用された方の口コミを参考に、複数の業者を比較検討しながら自分のニーズに適した業者を探すことができます。
解体業者への依頼も選択肢の一つ
庭石の処分と同時に基礎部分の解体が必要な場合は、解体業者への依頼が適しています。重機を使用した効率的な作業が可能です。
費用相場は、解体作業を含めて庭石1個あたり10,000円から30,000円程度です。
ただし、基礎の状況や周辺環境によって料金は変動しますのでご注意ください。
ホームセンターのサービスを利用する
一部のホームセンターでは、庭石の回収サービスを提供しています。手続きが簡単で、明確な料金体系が特徴です。
費用相場は1個あたり6,000円から12,000円程度です。大手チェーン店の場合、全国統一料金で依頼できることもあります。
近くにあるホームセンターのホームページなどを確認し、費用を比較してみてください。
庭に埋める
自宅の庭に埋める方法は、費用を抑えられる一方で、将来的な問題を引き起こす可能性があります。土地の売却時や建て替え時に支障をきたす場合があるため、慎重な検討が必要です。
国土交通省建設リサイクル推進施策検討小委員会では、将来の土地利用に影響を与える可能性のある埋設物については、その位置を記録し保管することを推奨しています。
リフォーム会社に依頼する
庭のリフォームと同時に庭石の処分を行う場合は、リフォーム会社への依頼がスムーズです。工事の一環として処分できるため、効率的です。
費用は、リフォーム工事全体の中で計上されるため、単独での相場は明確ではありませんが、おおよそ庭石1個あたり7,000円から20,000円程度です。
自治体での粗大ゴミ処分は可能?
多くの自治体では、庭石は一般的な粗大ゴミとしての受け入れを行っていません。これは、処理施設での対応が困難なためです。
全国都市清掃会議の指針によると、一般廃棄物処理施設での処理が困難な石材類については、専門の処理業者への委託が推奨されています。
ただし、小さな庭石(概ね30cm以下)については、一部の自治体で受け入れを行っているケースもあります。詳細は各自治体の窓口に確認することをお勧めします。
自分で処分する際の重要な注意点
個人での庭石処分には、いくつかの重要な注意点があります。
まず、不法投棄は絶対に避けるべきです。川や山への投棄は廃棄物処理法違反となり、法的な処罰の対象となります。
また、重量物の取り扱いには十分な注意が必要です。無理な作業による怪我を防ぐため、適切な道具の使用と、必要に応じて複数人での作業を心がけましょう。
さらに、運搬時には車両の積載制限を遵守し、道路交通法に従った安全な輸送を行うことが重要です。
庭石は無料で処分できる?
庭石はその重量や大きさから、一般的に無料で処分を受け付けている業者は非常に少ないです。
状態が良ければ資源として価値があり、無料での引き取りや買取が可能なケースもあります。一方で、不適切な処分方法を選んでしまうと、法令違反や将来的なトラブルにつながる可能性もあります。
石材店での無料引き取りについて
庭石の状態が良好な場合、石材店が無料で引き取りに応じてくれることがあります。特に自然石や希少価値の高い石材は、再販可能なため引き取りに積極的です。
ただし、引き取りの条件として、石材の種類やサイズ、状態などの確認が必要です。苔が生えているものや、ひび割れがあるものは引き取りを断られる可能性が高くなるので、ご注意ください。
造園業者での無料引き取りについて
造園業者は庭石の撤去から処分までを一括で請け負うことができます。特に庭のリフォームや解体工事と合わせて依頼すると、無料で引き取ってもらえる可能性が高くなります。
また、現在庭の整理を考えている方は以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
庭石の処分は、専門知識と適切な装備が必要な作業です。重い庭石の処分に困っている方や庭石以外の庭のゴミをまとめて処分したい方は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
不用品回収モールでは、「ぼったくりを撲滅したい」というコンセプトに賛同する信頼できる業者のみを厳選して掲載しています。
サイトに掲載されている口コミ・評価は、すべて実際のご利用者様からの投稿のみを掲載しているため、安心して業者選びができます。
庭石の処分を不用品回収業者に依頼しようとお考えの方は、ぜひ不用品回収モールで優良業者を見つけてみてはいかがでしょうか。