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「ホームベーカリーを処分するにはどんな方法があるの?」
「ホームベーカリーの処分費用ってどのくらい?」
ホームベーカリーを処分しようと思っている人の中には、上記のような疑問を持っている人も多いでしょう。
この記事でわかること
- ホームベーカリーの自治体での捨て方
- 自治体以外でのホームベーカリーの処分方法
- ホームベーカリーを処分する際の注意点
そこでこの記事では、ホームベーカリーの処分方法と処分にかかる費用、注意点を詳しく解説します。なるべくお得にホームベーカリーを処分したい人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
ちなみに、ホームベーカリーは「製パン機、パン製造機、パン焼き機、パン焼き器」と呼ばれることもあります。
自分の住んでいる自治体でホームベーカリーを処分
自分の住んでいる自治体でホームベーカリーを処分する方法を2つ紹介します。ホームベーカリーを処分する際は、まずは以下の方法を検討してみてください。
粗大ゴミとして処分する
ホームベーカリーを処分する最も一般的な方法は、粗大ゴミとして処分することです。サイズの小さなものは燃えないゴミになることもありますが、ほとんどの自治体でホームベーカリーは粗大ゴミになります。処分料金が安く済むので、なるべくお金をかけたくない人にオススメです。
粗大ゴミの処分手順は以下の通りです。
- 電話またはインターネットで粗大ゴミ受付センターに回収の申し込みをする。
- 有料粗大ゴミ処理券をコンビニエンスストアやスーパーマーケットで購入する。
- 購入した処理券に必要事項を書いてホームベーカリーに貼り付け、回収当日に指定された場所に出す。
処分の流れに関しては、どの自治体で処分する場合でもそこまで変わりません。
主な地域のホームベーカリーを粗大ゴミとして処分する際の料金は以下の通りです。
地域 | 処分料金 |
---|---|
横浜市 | 200円 プラスチック製で50cm未満のものは燃やすゴミ 金属製で30cm未満のものは金属類として処分できます |
名古屋市 | 500円 |
福岡市 | 福岡市指定の燃えないゴミ袋に入り、 破れずに片手で持てる重さなら燃えないゴミ。 指定ゴミ袋の1袋あたりの値段は以下の通りです。 ◇15リットル:15円 ◇30リットル:30円 ◇45リットル:45円 指定ゴミ袋に入らない、袋が破れるほど重いものは粗大ゴミ。 粗大ゴミの処分料金は、 ホームベーカリーの大きさによって変わります。 |
川崎市 | 200円 (30cm未満のものは小物金属として処分できます。) |
粗大ゴミとして処分する場合、申し込みから処分までおよそ1週間〜1ヵ月ほどかかります。なるべく早めにホームベーカリーを捨てたいなら、自分でクリーンセンターに持ち込んで処分する方法がオススメです。
持ち込みの際には、自分の住んでいる家の住所が記載されている身分証明書が必要になることが多いです。詳しい持ち込み条件や持ち物は各地域によって異なるので、処分する前に自治体の公式ホームページで確認しておきましょう。
小型家電回収ボックスを利用する
自治体によっては、小型家電回収ボックスでホームベーカリーを処分できる場合があります。回収ボックスは区役所や家電量販店などに設置されており、投入するだけで小型家電を無料で処分できます。小型家電回収ボックスは資源の再利用とゴミの減少に大きく貢献しており、なるべく手軽にリサイクルしたい人にオススメです。
主な地域の小型家電回収の条件は以下の通りです。
地域 | 回収条件 |
---|---|
横浜市 | 回収ボックスの投入口(30cm×15cm)に入る 長さ30cm未満の、電気・電池で作動する製品 |
名古屋市 | 縦15cm以下、横40cm、奥行25cm以下の小型家電 |
福岡市 | ボックスの投入口(25cm×8.5cm)から 投函できる大きさの小型家電と付属品 |
川崎市 | 長辺が30cm未満で横幅30cm、 高さ15cmの投入口に入る家電製品 |
上記の地域では、ホームベーカリーを小型家電として処分するのはサイズ的に厳しいでしょう。しかし、回収条件は自治体によって異なるので、地域によってはホームベーカリーを処分できる場合もあります。処分できるかどうかは自分の住んでいる自治体のホームページを確認しましょう。
「回収ボックスに持っていくのが面倒」という人は、リネットジャパンリサイクル株式会社に宅配回収してもらう方法もあります。
自治体以外でホームベーカリーを捨てる方法
自治体以外でホームベーカリーを処分する方法を解説します。
家電量販店に引き取ってもらう
家電量販店は小型家電のリサイクルも行っているので、お金を払えばホームベーカリーを引き取ってもらえます。ただし、ホームベーカリーの下取りをしている家電量販店はほとんどありません。基本的に「ホームベーカリーは下取りではなく引き取りになる」と考えておきましょう。
主な家電量販店の小型家電の引き取り条件と処分料金は以下の通りです。
主な家電量販店 | 引き取り条件 | リサイクル料金 |
---|---|---|
ヤマダ電機 | 小型家電リサイクル法 の対象品であること | 品目によって異なる 〈例〉 ◇扇風機:1,100円 ◇炊飯器:550円 ◇ビデオ・レコーダー:220円 |
ヨドバシカメラ | 家庭用の小型家電 であること | 合計サイズ・重量によって異なる ◇100cm以下かつ10kg以下:550円 ◇150cm以下かつ20kg以下:1,100円 ◇240cm以下かつ30kg以下:2,200円 ◇340cm以下かつ50kg以下:4,400円 ◇360cm以下かつ70kg以下:4,400円 |
ケーズデンキ | 家庭用の電気製品 であること | 品目によって異なる 〈例〉 ◇食器洗い乾燥機:550円 ◇炊飯器:1,100円 ◇オーブンレンジ:2,200円 ◇オイルヒーター:4,400円 |
どの家電量販店も、ホームベーカリーの具体的な処分料金は載っていませんでした。処分料金を知りたい場合は、引き取りを依頼する家電量販店に問い合わせてください。
※ホームベーカリーのサイズを考えると、恐らく550円または1,100円で処分できると思われます。
リサイクルショップで買い取ってもらう
ホームベーカリーは自宅で簡単に手作りパンが作れる人気の家電です。そのため、あまり使用していない美品の状態であれば、リサイクルショップで買い取ってもらうこともできます。すぐに手放して現金化したい人は、リサイクルショップに持ち込むのがオススメです。
ホームベーカリーの買取価格はメーカーによって異なります。
メーカーごとの平均取引価格は以下の通りです。
- Panasonic:3,000円
- 象印:1,000円
- タイガー:2,500円
ただし、壊れていたり、明らかに劣化したりしているホームベーカリーは、リサイクルショップに買い取ってもらうのは難しいでしょう。
フリマサイトに出品する
ホームベーカリーをできるだけ高く売りたいなら、フリマサイトに出品するのがオススメです。
フリマサイトは売る値段を自分で設定できるので、リサイクルショップに持っていくよりも高く売れる傾向があります。特に、キャラクターのデザインが入ったものや限定品、懸賞で入手できる特別なホームベーカリーは高く売れることが多いです。
具体的なフリマサイトは以下の通りです。
- メルカリ
- ラクマ
- PayPayフリマ
メルカリでは、実際に以下のような値段でホームベーカリーが売れていました。
ブランド・商品名・型番 | 状態 | 取引価格 |
---|---|---|
Panasonic ホームベーカリー 1斤タイプ SD-MDX102-K | 目立った傷や汚れなし | 28,000円 |
ツインバード ホームベーカリー 1斤/1.5斤対応 PY-E635W | 目立った傷や汚れなし | 5,300円 |
シロカ 全自動ホームベーカリー SHB-122 | 未使用に近い | 6,000円 |
ただし、フリマサイトは写真を撮ったり、商品の梱包をしたりなど、一定の手間がかかります。そういった作業が苦手な人は、他の処分方法を検討しましょう。
友達や知り合いに譲る
リサイクルショップに持ち込んだり、フリマアプリに出品したりするのが面倒な人は、友達や知り合いに譲るという方法もあります。お金こそ手に入りませんが、面倒な手続きや作業はなしで手軽に処分できます。
ただし、汚いままだと貰った人も嬉しくないので、譲るならしっかりとキレイにしておいてください。また、いらなそうな人に無理やり譲るのは、迷惑なのでやめておきましょう。
ホームベーカリーが欲しい友達や知り合いがいない場合は、地域の掲示板「ジモティー」を利用して知らない人に譲る方法もあります。
不用品回収業者に依頼する
ホームベーカリー以外にも処分したいものがある人は、不用品回収業者に依頼するのがオススメです。
不用品回収業者は自宅まで来て大量の不用品を一気に回収してくれるので、手間がかかりません。
また、回収時間の融通が利くので、仕事がない土日の都合の良いときに回収してもらうことができます。
処分料金は業者ごとのプランや不用品の量によって異なるので、決まった値段はありません。処分料金は今回紹介した方法の中で一番高くなりますが、それに見合ったサービスが受けられます。
ただし、不用品回収業者の中には、高額な料金を請求してくる悪質な業者も存在します。
そういった業者に依頼して損をしないためにも、依頼する場合は事前にインターネットで情報を確認しておきましょう。例えば、口コミがなかったり、評判が悪かったりする場合は、悪質な業者の可能性が高いです。
ホームベーカリーを処分する際の注意点
ここでは、ホームベーカリーを処分する際の注意点を3つ紹介します。捨てる前にぜひ確認しておいてください。
売る場合は付属品や説明書を揃えておく
リサイクルショップやフリマアプリでホームベーカリーを売るなら、付属品や説明書を揃えておきましょう。なぜなら、付属品や説明書があると、高く売ることができるからです。多少劣化したり、破けてしまっていても無いよりは良いので、売る場合は必ず探しておいてください。
内部をキレイな状態にしておく
処分の際は、なるべく内部をキレイな状態にしておきましょう。内部をキレイにしておけば、処分時に他のゴミや周囲の環境を汚すのを防げます。また、売る際も内部の状態が良ければ、高値で買い取ってもらえる可能性があります。
分解するときはケガをしないようにする
ホームベーカリーを処分する際は、ケガをしないように細心の注意を払いましょう。ホームベーカリーは底に生地を混ぜるための鋭い羽がついているので、誤って手を切ってしまう可能性があります。もし分解するのであれば、軍手などをつけて手を切らないようにしてください。
自治体によっては、分解しても元の大きさが粗大ゴミの場合は、粗大ゴミとして処分しなければいけない場合もあります。そのため、分解して不燃ゴミとして出せるかどうかを知りたい人は、自分の住んでいる自治体のホームページを確認してください。
まとめ
この記事では、ホームベーカリーの処分方法と処分にかかる費用、注意点を解説しました。ホームベーカリーを処分する前の注意点は以下の通りです。
- 売る場合は付属品や説明書を揃えておく
- 内部をキレイな状態にしておく
- 分解するときはケガをしないようにする
ホームベーカリーの処分方法と処分にかかる費用は以下の通りです。
処分方法 | 処分にかかる費用 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
粗大ゴミとして処分する | 200円~500円 | 安く処分できる | 処分までに少し時間がかかる |
小型家電回収ボックスを利用する | 0円 | 手軽にリサイクルできる | サイズ的に回収してもらえない自治体が多い |
家電量販店に引き取ってもらう | 550円 または1,100円 | 手軽に処分できる | 下取りをしている店舗はほとんどない |
リサイクルショップで買い取ってもらう | 0円 | 手軽に手放せてお金も手に入る | 買取金額はそれほど高くない |
フリマサイトに出品する | 0円 | 高値で売ることができる | 写真を撮ったり、商品説明を書いたりなど、手間がかかる |
友達や知り合いに譲る | 0円 | 手軽に手放せる | 欲しい友達や知り合いがいないと手放せない |
不用品回収業者に依頼する | 業者のプランや不用品の量によって大きく異なる | たくさんの不用品を一気に回収してもらえる | 処分費用が高い |
上記の表を参考にして、自分に一番合った方法で処分してください。
ホームベーカリー以外にも処分したいものがある場合は、不用品回収業者に依頼するのがオススメです。
不用品回収業者を探す際は、ぜひ「不用品回収モール」をご利用ください!
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