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ペットボトルは一般的に、家庭ゴミとしてゴミ出しする品目です。しかし、自宅で山積みになっているペットボトルをまとめて処分したい方も多いでしょう。
そこでこの記事では、ペットボトルの不用品回収の方法、捨て方、処分方法について解説しています。
この記事でわかること
- 大量のペットボトルは不用品回収可能
- ペットボトルの処分方法
- 自治体サービスの注意点
- 不用品回収業者の注意点
- 不用品回収は自治体・業者のどちらが良い?
大量のペットボトルを不用品回収してもらえるのか、また、利用するサービスごとの違いを知る参考にしていただけると幸いです。
大量のペットボトルは不用品回収が可能
結論として、自宅に溜まった大量のペットボトルは不用品回収サービスを利用して処分できます。
不用品回収サービスを利用することによって、自宅で邪魔に感じているペットボトルをすぐに処分できるのが魅力です。また相談先をしっかり選べば、ラベルやキャップを剥がしたり、洗浄したりする手間を減らせます。
ただ、急いで不用品回収サービスを探してはいけません。実はサービス提供している団体(自治体・業者)によって動き方に違いがあるのです。
本記事は、利用できるペットボトルの処分方法、そして選択肢となる相談先の注意点をまとめました。「これなら自分で処分したほうが良かったかも」と後悔しないためにも、各項目を読み進めてみてください。
ペットボトルの処分方法3選
自宅に溜まった大量のペットボトルは、3つの選択肢から処分方法を選べます。それぞれの選択肢の特徴や動き方をまとめたのでしっかり確認しましょう。
自治体サービスを利用する
「なるべく費用を抑えながらペットボトルを処分したい」と考えているのなら、自治体が提供する不用品回収を利用するのが良いでしょう。自治体では次の回収方法を利用できます。
- ゴミ出し後の無料回収
- 大量ゴミの予約回収
- 処理施設(ゴミ受け入れ施設)への持ち込み
まずゴミ出しを伴う無料回収は、一般的な自治体へのゴミ出しです。自治体で指定されているゴミ袋(有料)に入れてペットボトルを出せば、自治体職員が無料回収してくれます。
次に、大量のペットボトル回収を依頼したいのなら、予約回収が便利です。事前予約をして有料の回収チケットを貼り付ければ、ペットボトルのほか、粗大ゴミを自治体が回収してくれます。
もうひとつ、自治体が運営する処理施設(ゴミ受入れ施設)へ持ち込むことにより、ペットボトル処分が可能です。持ち込むゴミの量に応じて費用が発生します。
ただし、安く利用できる一方で、ゴミの分別や洗浄、持ち運びといった手間がかかるのも事実です。後述する分別・持ち運びが不要となる不用品回収業者と比較しつつ、どちらを利用すべきか検討してみてみましょう。
また、地域によってはペットボトルのリサイクルボックスが設置されています。ペットボトルのリサイクルを検討している方は、以下の記事をチェックしてみてください。
不用品回収業者に依頼する
「ペットボトルの分別が面倒だ」「持ち運ぶ手間をなくしたい」と考えているのなら、民間で回収サービスを提供する不用品回収業者に相談しましょう。
不用品回収業者は、大量のペットボトル回収のために自宅まで訪問してくれます。また、中身が残っているペットボトルを業者が分別してくれるのもサービスの魅力です。
さらに、ペットボトル以外にも次のようなゴミ・不用品をまとめて回収してくれるのが特徴です。
- 生活ゴミ
- 粗大ゴミ
もちろん民間の回収サービスですので、ゴミの量や間取りに応じて費用がかかります。ですが逆に、自分でペットボトルをまとめたり、分別したり、汚れたものに触れたりする必要がなくなるのがメリットです。
さらに優良な不用品回収業者に依頼すれば、即日対応してくれる場合があります。急な引越しといったお急ぎの相談にも対応してくれるのが魅力です。
フリマアプリで売る
余談ではありますが、近年、空きペットボトルがフリマアプリで売れる事例が増えているそうです。
フリマアプリ大手の「メルカリ」によると、ペットボトルやキャップは、子どもの自由研究の材料として購入されています。
もちろん、高額で売れるわけではありませんが不用品からお金を生み出せるため、ひとつの選択肢として、フリマアプリを活用してみても良いかもしれません。
ただし、洗浄や梱包、発送に手間がかかるのも事実です。お小遣い稼ぎにはなりますが、その分だけ労力がかかると覚えておきましょう。
自治体サービスにおけるペットボトル処分の注意点
自治体サービスのルールを無視してペットボトルを処分しようとすると、回収してもらえない場合があります。
ここではペットボトル処分の注意点を3つまとめました。スムーズな回収のためにも、ぜひチェックしてみてください。
ペットボトルを汚れたまま捨てない
ペットボトルが汚れていると、自治体から回収してもらえない恐れがあります。以下にゴミ出し時にNGなペットボトルを挙げます。
- 中身が入ったままである
- ゴミや液体がついてべたべたしている
- 中にゴミが詰められている
汚れたペットボトルは、自治体が時間をかけて洗浄しなければなりません。職員に迷惑をかけてしまうため、容器の中をゆすぐ、表面をキレイに洗うなど、自宅で洗浄してからゴミ出ししてください。
ペットボトルをつぶしておく
ペットボトルは、つぶした状態でをゴミ出ししましょう。
まず、つぶしてゴミ袋に詰めれば、その分だけ袋にかかる費用を抑えられます。また、つぶさない状態でゴミ出しすると、ゴミ回収スペースが埋まってしまい、自治体だけでなく地域住民にも迷惑をかけてしまうかもしれません。
さらに予約回収にも回収量に限界があることにも注意が必要です。小さくつぶしておくほうがまとめて回収されやすいので、ぜひ習慣化してください。
ちなみに自治体ルールにも、小さくつぶしてゴミ出ししてほしい旨が記載されています。効率よくペットボトルを回収してもらうためにも、自治体ルールに沿ってペットボトルをつぶしましょう。
ペットボトルのラベル・キャップを分ける
ペットボトルは、自治体の処分時にラベル・キャップが分別されます。自治体の手間を増やさないためにも、事前にラベルやキャップを分別した状態でゴミ出しすることが重要です。
ちなみに、ペットボトルをリサイクルする際にも、ペットボトル本体・ラベル・キャップを分けるようにルールが定められています。面倒ではありますが、細かく分解したうえで処分するように気を付けてください。
不用品回収業者におけるペットボトル処分の注意点
手間をかけずにペットボトルを処分するため、不用品回収業者に依頼したい方もいるはずです。ただし、不用品回収業者といった民間業者は、企業ごとにサービス等が異なります。
安全に不用品回収を利用するためにも、事前に注意点を理解したうえで動き始めましょう。
業者によって金額・品質が異なる
まず不用品回収業者を利用する際には、少なくとも3社以上から見積もりを取得して比較しましょう。なぜなら、業者によって金額や作業品質が異なるからです。
金額が数千〜数万円変わるのはもちろん、作業スピードや安全性、補償内容にも違いがあります。場合によっては「せっかく業者に依頼したのにトラブルが起きた」「後で調べてみたら、もっと安い業者があった」と後悔するかもしれません。
以上より、満足のいくサービスを利用したいのなら、業者を比較しましょう。詳しくは以下の記事で解説しているので、あわせてご参考ください。
優良業者・悪徳業者がいる
不用品回収業者の中には、丁寧な対応をしてくれる優良業者だけでなく、悪徳業者もいるので注意が必要です。
誤って悪徳業者に依頼すると「後から高額請求された」「見積もりと費用が違う」「キレイに片付けてもらえなかった」といった問題が起きるかもしれません。
優良業者を判断するポイントは以下です。
- 無料をうたっていない
- 公式サイトが充実している
- 実績が豊富である
- 口コミ評価が高い
- 提案してくれる
違法な悪徳業者を避けたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。優良業者が取得している許可について詳しく解説しています。
ペットボトル処分は自治体・民間業者のどちらがおすすめ?
ペットボトルの処分を楽に処分したいのなら、不用品回収業者といった民間業者に依頼するのがおすすめです。自治体と民間業者の違いを表でまとめたので参考にしてください。
自治体 | 民間業者 | |
---|---|---|
ペットボトルの回収 | 特定の場所まで運ぶことによって自治体が回収してくれる※ペットボトルの袋詰めや移動が必要 | 自宅まで訪問し業者スタッフが回収してくれる |
回収できる量 | 上限あり | 上限なし |
分別の必要性 | 依頼者自ら分別する | 業者が分別してくれる |
費用の安さ | 安い | やや高い |
総合的な評価を見れば、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。不用品回収業者は、ペットボトル以外にも自宅のゴミや不用品をまとめて回収してくれるので、相談先として選んでみてはいかがでしょうか。
ただし、ペットボトルの数が少ないなら自治体を利用したほうがお得です。ペットボトルが少ない分、ゴミ出しの手間もかかりません。
より詳しく自治体・民間業者の違いを知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。それぞれのサービスの違いや注意点をわかりやすく解説しています。
まとめ
この記事では、大量に溜まってしまったペットボトルの処分方法を解説しました。
ペットボトルといえば、ゴミ袋に入れて自治体指定のゴミ出しスポットに出せば回収してもらえます。しかし、大量のペットボトル処分となると、そうはいきません。
大量のペットボトルをまとめて処分したいのなら、不用品回収業者といった民間業者に依頼するのがおすすめです。ペットボトルの分別、洗浄もまとめて対応してくれるほか、自宅に訪問してペットボトルを回収してくれます。
大量のペットボトルを含め、自宅の不用品や粗大ゴミを処分したいとお悩みなら、不用品回収モールを利用して、優良業者に依頼してみるのはいかがでしょうか。
不用品回収モールでは、厳正な審査を通過した実績豊富な優良業者だけを紹介しています。相場費用を厳守したお得な不用品回収業者に依頼できるので、まずはどのような業者が登録されているのかチェックしてみてくださいね。