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靴を捨てる正しい方法について、迷っていませんか?
「どの靴をリサイクルに出すべき?」「燃えるゴミに出しても大丈夫?」という疑問を抱えている方は多いはずです。捨てるのに躊躇して、家の隅に積み上げてしまっている靴があるかもしれませんね。
この記事では、そんな靴の捨て方を詳しく解説し、スッキリとした靴箱を取り戻すお手伝いをします。
靴を適切に処分する方法とルールを紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
- 靴を燃えるゴミとして捨てて良いのか
- 靴の活用方法
- 靴を捨てるおすすめのタイミング
- 自治体別の靴処分ルール
靴の処分は燃えるゴミでいいの?
結論として、使わなくなった靴は燃えるゴミとして処分できます。生活ゴミと一緒に捨てても問題ありません。
また、靴を購入したときについてくる箱は、ダンボールと同じように処分できます。以下の記事でダンボールの詳しい捨て方を解説しているので参考にしてください。
金具付き・ゴム製の靴は処分方法に注意
通常の靴は燃えるゴミとして処分しても問題ありませんが、次の条件にあてはまる場合には、一度自治体ホームページを確認することをおすすめします。
- 大量の金具がついている靴
- ゴム製の靴
まず工事作業で利用する安全靴などには鉄板が入っていますし、鉄材を使ってデザインされた靴などは、皮や布よりも金具の割合が多く、燃えるゴミとして処分できない場合があります。
一応、ゴミ出しには「9割ルール」というものがあり、金属が1割程度であれば燃えるゴミとして処分できるのが特徴です。しかし、割合が大きい場合には他の処分方法を求められるかもしれません。
同様に長靴などのゴム製の靴も、自治体によって処分方法が異なります。「分別の方法がわからない」と感じたら、まずは自治体ルールをチェックするのが良いでしょう。
自治体のルールをイチイチ気にするのが面倒くさい・・・。自治体のゴミ収集を待っている時間がない・・・。
そんな人は家の中にある他の要らない物と一緒に、まとめて不用品業者に回収してもらうのがおすすめです。
靴を捨てるのはもったいない?おすすめの活用方法
靴の状態が良い場合や、まだ新品同様である場合には「捨てるのがもったいない」と感じることもあるでしょう。
もし、そのままゴミ捨てするのではなく別の活用方法がないか気になっているのなら、処分以外にも4つの方法があります。
リサイクルショップで売却する
捨てようとしている靴がブランド品・希少価値の高い品・高級品だった際には、リサイクルショップで売却するのがおすすめです。
人気かつ高級な靴は、ただの消耗品ではなくコレクションといった価値があり、リサイクルショップで高額買取してもらえます。
靴の劣化が少ないもの、使用した回数の少ないものほど高額買取してもらいやすいため、自宅近くのリサイクルショップで査定を受けてみるのがいいでしょう。
またリサイクルショップによっては出張買取にも対応しています。連絡ひとつで自宅まで訪問してもらえるため、手間なく靴を買取してもらえるのが魅力です。
ただし、ノーブランドの靴や劣化した低品質な靴の場合には、買取してもらえないことが多いため自分で処分しなければなりません。
ABCマートなどの靴販売店に回収してもらう
単純に靴を処分しようと考えているのなら、ABCマートといった靴販売店で交換回収してもらうのがおすすめです。
靴販売店では、新しい靴を購入する代わりに古い靴を処分してくれます。
参考として公式サイトに回収・買取対応の説明がある店舗をまとめました。以下の店舗はほんの一例です。
- ABCマート
- シュープラザ(SHOE・PLAZA)
- ナイキ(Nike)
- バンズ(VANS)
- セカンドストリート
また、大手の靴販売店だけでなく、小規模の靴販売店や中古買取販売店でも靴の回収や買取を行っています。地元の店舗情報も確認してみましょう。
フリマアプリで売る
使わなくなった靴を高額で売りたいのなら、一度フリマアプリに出品してみるのがおすすめです。
フリマアプリは個人間のやり取りで出品物を売買できるため、場合によっては店舗買取よりも高額で売却できるかもしれません。また、次のようなニッチな靴も買取してもらいやすいのが特徴です。
フリマアプリで 購入されやすい靴 | 購入されやすい理由 |
---|---|
学生靴・上履き・体育館シューズ | 学校指定商品は高額であり 安く購入したい人が多いため購入してもらいやすい |
幼児向けシューズ | 子ども用の靴は高価であり、 すぐに靴のサイズが変わるため中古でも購入してもらいやすい |
ただし、すべての靴が売れるわけではありません。ノーブランドの靴や汚れがひどい靴は購入者が現れにくいことに気をつけましょう。
使わなくなった靴をフリマアプリの「メルカリ」で売却する予定なら、以下の記事をチェックしてください。上手に売るコツを解説しています。
知人や友人に譲渡する
靴の状態が良いのなら、知人や友人に譲渡するのがおすすめです。
靴のサイズが同じなら別の方も履けますし、お互いに子供がいるのなら、おさがりとして共有するのも良いでしょう。
また、すでに顔見知りであるため中古品であっても抵抗なく譲り受けしやすいのが特徴です。靴を無駄にしたくない方は、再利用のために譲渡を検討してはいかがでしょうか。
ただし、状態が良くない靴の場合は、相手に迷惑をかけてしまうため、譲渡ではなく処分を選ぶのがおすすめです。
支援団体・ボランティアに寄付する
使わない靴を有効活用したいなら、支援団体やボランティアに寄付するのがおすすめです。寄付した靴は、国内の子どもたちや世界の恵まれない人たちに届けられます。
また寄付すれば、あなたの靴が誰かの大切なものへと変わり、大事に利用されます。世の中のためになる行動ですので、寄付できる支援団体やボランティアを探してみてはいかがでしょうか。
ただし、状態が良くない靴だと寄付を断られる場合もあります。古すぎない靴や履かないままずっと保管していた不要な靴などを寄付するのがいいでしょう。
もし寄付先や持ち込み先を探しているのなら、以下の記事をチェックしてください。郵送して寄付できる団体を紹介しています。
靴を処分するおすすめのタイミング
今履いている靴を処分するタイミングにお悩みの方向けに、おすすめの処分時期とタイミングを紹介します。靴を捨てられずに保管している方は処分の参考にしてください。
使い古してキズや破れがあるとき
靴が破れたり、擦り傷が目立つようになったら、新しい靴を検討する良いタイミングです。
外見だけでなく、損傷した靴は快適性や機能性も低下します。雨天時に水が浸入しやすくなり、足元が濡れてしまうことも。
履き心地が悪くなる前に、見た目の劣化を感じたときが、新しい一歩を踏み出す合図かもしれません。
汚れが落ちなくなったとき
何度洗っても汚れが落ちないという靴は、そのタイミングで処分するのがおすすめです。
洗剤で洗っても汚れの色が残ってしまう場合や、漂白しても違和感が残る靴は、他の人が見ても「汚れている」と感じます。
何度洗っても汚れが目立つとお悩みなら、そのタイミングが処分時期だと覚えておきましょう。
風水から見る靴の寿命
風水では、靴の寿命は約3年とされています。
時間が経過すると、どんなに丁寧に扱った靴も古くなり、悪いエネルギーを招きやすくなるためです。
古い靴を処分することで、不要なマイナスのエネルギーを取り除き、新しい靴を購入することで金運を向上させる効果があると言われています。
もし家の中に良い気を取り込みたい、または金運を上げたいと考えているなら、3年以上履いた靴は思い切って手放すのが良いでしょう。
自治体回収ルールから見る靴の捨て方【参考】
靴の捨てる際は、お住まいの自治体のルールに従うことが大切です。
以下に、いくつかの自治体での靴の捨て方についての情報を整理しました。
- 大阪府 大阪市
- 愛知県 名古屋市
- 神奈川県 横浜市
- 北海道 札幌市
大阪府 大阪市における靴の捨て方
大阪府 大阪市では、以下に該当する靴はすべて普通ゴミ(燃えるゴミ)として処分して良いとルールが定められています。
- 通常の靴(皮や布)
- ゴム長靴
- スケート靴
また、プラスチック製の部品・装飾がついている靴についても、汚れが取れないため、そのまま普通ゴミとして処分して良いとまとめられています。
ただし、靴が入れてあった箱については種類・サイズによって処分方法が違うことに注意してください。
例えば、サイズが一辺30cmを超える靴箱については「粗大ゴミ」、それ以下の靴箱については「普通ゴミ」として処分できます。
また靴の紙箱は「古紙・衣類」、靴の紙箱に入っているプラスチックの詰め物は「容器包装プラスチック」に分類して処分しなければなりません。
愛知県 名古屋市における靴の捨て方
愛知県 名古屋市では、以下に該当する靴はすべて可燃ゴミとして捨てて良いとルールが定められています。
- 通常の靴(皮や布)
- ゴム長靴・サンダル
また、靴の空き箱や紙製の詰め物については「紙製容器包装・雑がみ」、プラスチックの詰め物については「プラスチック資源」として処分・リサイクルが必要です。
神奈川県 横浜市における靴の捨て方
神奈川県 横浜市では、以下に該当する靴はすべて燃やすゴミとして処分して良いとルールが定められています。
- 通常の靴(皮や布)
- ゴム長靴
また、靴関連の製品やアイテムについて、細かい処分ルールが定められていることに気をつけてください。
参考として、品目ごとの分類をまとめました。
処分方法 | 品目 |
---|---|
燃やすゴミ | ・靴乾燥機(50cm未満のもの) ・靴下止め靴ハンガー(プラスチック製) ・靴ひも ・プラスチック/革製の靴ベラ(50cm未満) ・靴ホルダー靴磨き機 |
粗大ゴミ | ・靴乾燥機(50cm以上) ・金属製の靴ベラ(30cm以上) ・プラスチック・革製の靴ベラ(50cm以上) |
燃えないゴミ | ・靴クリームの瓶 |
小さな金具類 | ・金属容器の靴 ・墨金属製の靴ベラ(30cm未満) |
プラスチック製容器包装 | ・プラスチック容器の靴墨 ・靴箱の中のプラスチック緩衝材 |
古紙 | ・靴箱の中紙(緩衝材) ・靴箱(紙製) |
中にはサイズによって燃やすゴミなのか、粗大ゴミなのかが決まる場合もあるので、捨て方に気を付けてください。
北海道 札幌市における靴の捨て方
北海道 札幌市では、以下に該当する靴は燃やせるゴミとして処分できます。
- 通常靴(皮や布)
- ゴム長靴
- スキー靴
ただし、他自治体とは違いスケート靴だけは燃やせないゴミとして処分しなければなりません。すべての靴を燃やせるゴミとして処分できないことに注意してください。
また、靴の空き箱については「雑がみ」、梱包材については「容器包装プラスチック」として処分するように定められています。
まとめ:靴は燃えるゴミとして捨てる!寄付やリサイクルもおすすめ!
靴はどの自治体でも燃えるゴミとして捨てられます。ただし、スケート靴など金属部品の多い靴については、一部地域で別の処分方法を求められる場合があることに気を付けてください。
また、靴箱や梱包材といった製品は、サイズや種類によって細かく分類分けしてあることにも注意しましょう。
捨てるのがもったいないと感じているのなら、リサイクルや寄付といった方法もあるので、自分に合う手段で靴を処分してはいかがでしょうか。
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