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インターネットで気軽に聞けるようになったことで、最近は需要が低下している「ラジオ」。
ただ、レトロなデザインのラジオはインテリアアイテムとして人気が高く、万が一のときの防災アイテムとしてポータブルラジオを所有している人もいます。
そんなラジオですが、自治体によってごみの種別が異なるため、処分したいと考えているものの、何ごみとして捨てればいいかがわからず困っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、不要になったラジオの捨て方について紹介していきます。
自治体のごみとして捨てる場合はもちろん、まだ使える状態のラジオをお得に処分する方法などについても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- ラジオの処分方法
- ラジオを処分する際にかかる費用
- ラジオを処分する上での注意点
不要になったラジオの捨て方7選
故障や買い替えなどによって不要になったラジオは、次の方法で処分ができます。
- 自治体の一般ごみで捨てる
- 小型家電リサイクルボックスで回収してもらう
- 自治体の粗大ごみで捨てる
- 買取店で買い取ってもらう
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 必要としている人に譲る
- 不用品回収業者に回収してもらう
それぞれの処分方法について詳しく解説していきます。
ラジオ処分方法①:自治体の一般ごみで捨てる
小型のラジオを自治体のごみとして処分する場合、可燃ごみや不燃ごみなどの一般ごみとして捨てることができます。
ごみの種別は各自治体によって異なるので、住んでいる自治体のホームページなどで何ごみに分類されるか確認した上で処分するようにしましょう。
主な自治体におけるラジオのごみの種別は以下のとおりです。
各自治体での「ラジオ」のごみ分別
自治体 | ごみの種別 |
---|---|
北海道札幌市 | 燃やせないごみ |
埼玉県さいたま市 | もえないごみ |
東京都杉並区 | 不燃ごみ |
神奈川県横浜市 | 燃やすごみ |
千葉県船橋市 | 不燃ごみ |
愛知県名古屋市 | 可燃ごみ |
大阪府高槻市 | 不燃ごみ |
福岡岡県福岡市 | 燃えないごみ |
長崎県長崎市 | 燃やせないごみ |
鹿児島県鹿児島市 | 金属類 |
ラジオは可燃ごみか不燃ごみに分類されている自治体がほとんどではあるものの、鹿児島市のように金属類に分類されている自治体もあるので注意してください。
ラジオ処分方法②:小型家電リサイクルボックスで回収してもらう
小型のラジオをごみとして処分する場合、小型家電として回収してもらうこともできます。
自治体の中には、以下のような場所にリサイクルボックスを設置していることがあります。
リサイクルボックス設置場所の例
- 自治体の関連施設
- 大型のショッピングモール
- 家電量販店
リサイクル可能な小型家電は自治体にもよりますが、主に次のようなものの回収を積極的に行っている自治体が多いです。
リサイクル可能な小型家電の例
- ラジオ
- スマートフォン
- パソコン
回収可能な製品はリサイクルボックスの投函口に入る物のみになっているので、サイズによってはラジオでも回収不可な場合がありますが、資源を無駄にしない処分方法なので積極的に活用しましょう。
小型家電として回収しているかどうかや、リサイクルボックスが設置されている場所については自治体のホームページに掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。
ラジオ処分方法③:自治体の粗大ごみで捨てる
携帯ラジオなどの小型ラジオは一般ごみやリサイクルボックスで回収してもらえますが、一定のサイズ以上のラジオは粗大ごみとして処分しなくてはいけません。
サイズの規定は自治体によって異なりますが、最大辺が30cm以上になるものや指定のごみ袋に入らないものは粗大ごみに分類される傾向があります。
ラジオを粗大ごみとして処分する場合は、規定の処分料金を支払って処理券を購入しなくてはいけません。
料金は自治体によって異なるものの、一般ごみや小型家電として処分できるラジオ製品が多いこともあり、ラジオの処分料金をホームページに掲載していない自治体も多いので、事前に問い合わせてみましょう。
粗大ごみとして処分する場合は、戸別回収を申し込むか所定の処分場への持ち込みが必要になるので、その点も考慮してください。
ラジオ処分方法④:買取店で買い取ってもらう
まだ使える状態のラジオは、買取店で買い取ってもらうことでお得に処分することもできます。
実際にリサイクルショップなどの買取店では、以下のような価格でラジオの買取を行っています。
ラジオの買取例
買取店 | 製品名 | 買取価格 |
---|---|---|
買取王子 | SONY ラジオ ICF-5900 後期型 | 19,500円 |
出張買取アシスト | ナショナル COUGAR RF-2200 | 14,000円 |
買取wiki | Panasonic ラジオ RF-ND380RK FMアンテナ機能付き充電台付属 | 7,000円 |
ラジオは安いものだと数千円で購入できるので、ホームセンターや家電量販店で購入できる安価な製品は数百円程度での買取になることがほとんどです。
また、大量生産されている安価なラジオは、リサイクルショップでは買い取ってもらえても、オーディオ専門の買取店では買取を断られることもあるので注意しましょう。
一方で、すでに生産が終了しているなど手に入りにくいレアなラジオは、数万円など高値で買い取ってもらえることもあります。
リサイクルショップや買取店での売却は、即金性はあるものの、再販目的で買い取っているため高値での売却は実現しにくい傾向があります。
買取価格は業者によって異なるので、複数の業者に査定を依頼して適切な価格で売却するようにしましょう。
ラジオ処分方法⑤:フリマアプリやネットオークションで売却する
ラジオをできるだけ高値で売却したい場合や安価なラジオを売却処分したい場合は、買取店ではなくフリマアプリやネットオークションがおすすめです。
「メルカリ」などのフリマアプリや「ヤフオク!」といったネットオークションでは、以下のような価格でラジオが売買されています。
メルカリ・ヤフオクでのラジオの取引例
サービス名 | 製品名 | 売却価格 |
---|---|---|
メルカリ | KOIZUMI 壁掛け可 CDラジオ レッド | 3,800円 |
ソニー ICF-R700V ポケットラジオ | 1,850円 | |
レトロデザイン Panasonic SL-PH7 CD ラジオ | 6,000円 | |
ヤフオク! | SONY ソニー ZS-E30 CDラジオ 16年製 | 2,800円 |
昭和レトロ ナショナル RX-7000 ラジカセ | 91,000円 |
フリマアプリやネットオークションでは、安価なラジオでも1,000円以上で売れることが多く、価値の高いラジオになると10万円以上の値がつくこともあります。
大量生産されているラジオを売る場合はフリマアプリ、マニア向けのレアなラジオを売却する場合はネットオークションがおすすめです。
フリマアプリやネットオークションで売却する場合は10%ほどの手数料がかかり、送料も負担することになるケースがあるので、それらを加味した出品価格を設定するようにしましょう。
ラジオ処分方法⑥:欲しい人に譲る
「まだ使える状態だけど、わざわざ売却するほどでもないし…」という場合は、ラジオを欲しい人に譲って処分することもできます。
自然災害の増加や社会情勢の変化によって、近年より防災に対する意識や関心が高まってきていることもあり、防災アイテムとしてラジオを「譲ってほしい」という人も多いでしょう。
友人や知人に声をかけて引き取り手を募るのはもちろん、「Twitter」などのSNSや「ジモティー」などの掲示板で譲渡先を探すこともできます。
SNSや掲示板を使って譲渡先を探す際は、トラブルに発展しないよう譲渡するにあたっての注意点をしっかり記載しておくようにしましょう。
商品の状態や送料は特に揉めやすいポイントになるので、商品の状態がよくわかるように画像を複数掲載したり、着払いにする・しないなどを記載し、了承の上で発送するようにしましょう。
受け取りに来てもらう場合は、近くの店舗や施設で受け渡しを行うなどして、自宅の住所を安易に教えないよう注意してください。
ラジオ処分方法⑦:不用品回収業者に回収してもらう
大掃除や引越しにともない、ラジオ以外にも不用品が大量にある場合は、不用品回収業者にまとめて回収してもらうという方法もあります。
不用品回収業者は、ラジオなどの電化製品はもちろん、家具や生活用品などほとんどのものを引き取ってくれます。
不用品が大量にある場合は分別するだけでも大変で、粗大ごみが含まれている場合は処理券を購入する必要もでてきます。
不用品回収業者に依頼すると、分別から搬出、運搬まですべて任せることができるので、手間をかけずスムーズに不用品を処分できます。
即日対応してくれる業者も多く、粗大ごみのように回収されるまでに一週間近く待たされるようなこともありません。
回収を依頼する際の費用や即日対応の可否については業者によって異なるので、事前に確認し見積もりを出してもらいましょう。
不要になったラジオを捨てるときの注意点
乾電池を入れて使用する携帯用・ポータブルラジオを処分する場合は、中の電池を抜き取りラジオと分けて処分しなければならないケースもあるので注意してください。
乾電池の扱いは自治体によって異なっており、ラジオと同じ不燃ごみで処分できるところもあれば、決められた日にのみ回収している場合もあるので、お住まいの自治体のルールに従って正しい方法で処分しなくてはいけません。
また、リチウムイオン充電池など充電池が使用されているラジオの場合も、ラジオ本体と電池を分けて処分する必要があります。
充電池は回収していない自治体も多く、メーカーに引き取ってもらうか家電量販店などに設置されている回収ボックスに投函するなどして処分する必要があります。
充電池や充電池内蔵の製品は航空機での輸送が制限されていることもあるるので、売却や譲渡で処分する際も注意しましょう。
輸送方法や輸送する際の条件などは運送業者によって対応が異なるので、事前に確認しておくようにしてください。
まとめ
不要になったラジオの処分方法について紹介してきました。
使えなくなったラジオを「ごみ」として処分する場合は、次のうちいずれかの方法で処分するようにしてください。
- 一般ごみ
- 粗大ごみ
- 小型家電リサイクルボックスでの回収
ラジオはサイズによってごみの種別が異なり、リサイクルボックスでの回収可否も異なるので、ごみとして処分する際は自治体のホームページで条件を確認しておくようにしましょう。
まだ使える状態のラジオは、以下の方法で処分できます。
- 買取店で買い取ってもらう
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 必要としている人に譲る
なるべく高値で売却したい場合は、買取店よりもフリマアプリやネットオークションの方がおすすめです。
ラジオ以外にも処分したい不用品が大量にある場合は、まとめて回収してもらえる不用品回収業者への依頼が便利です。
大量の不用品を効率的に処分できるので、ぜひ検討してみてください。
不用品回収業者をご利用の際は、業者選びに「不用品回収モール」をご活用ください!
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