東京都江戸川区で実際にあったぼったくり事例
江戸川区では、許可や委託を受けていない事業者による不用品回収は違法行為であり、利用すると不当な高額料金を請求されるなど様々なトラブルに巻き込まれる恐れがあると警告しています。
公式サイトによると、実際に「無料」や「格安」をうたう無許可業者との間で、回収後に高額な処理費用を請求された被害が起きています。
不用品の処分は必ず区の定めた方法で行い、インターネットやチラシで宣伝する業者には決して依頼しないよう呼びかけています。江戸川区は、現在いかなる業者にも家庭ごみの回収を許可しておらず、家庭から出る粗大ごみ等は区のサービスを利用するよう強調しています。
不適切な業者に頼んでトラブルにならないよう、区のルールに沿った処分と相談窓口の活用を促しています。
引用:違法な不用品回収業者にご注意ください! 江戸川区ホームページ
東京都江戸川区の不法投棄の問題やトラブル事例
江戸川区では、2017年に発生した産業廃棄物の大規模不法投棄事件が特に深刻な事例として挙げられます。この事例では、廃棄物収集運搬業「三和イノウエ」の社長が、3年間で約540回にわたり、木くずやマニキュアの瓶など産業廃棄物を区内のごみ処理施設に不法投棄していたことが発覚しました。一回あたり約1.6トンの産業廃棄物が投棄され、焼却炉の詰まりなど施設運営に重大な支障をきたしました。
さらに、無許可の不用品回収業者による不適切な処理も問題となっており、不当な料金請求や不法投棄などのトラブルが報告されています。
引用元: kyoto-seikei|江戸川区ごみ処理場へ産廃違法投棄:3年で540回!
東京都江戸川区の不法投棄に対する対策について
江戸川区では、不法投棄の被害を防ぐため、日常的な環境づくりを重視しています。具体的には、柵の設置や日常的な土地管理の徹底を推奨しており、これらの基本的な対策を通じて不法投棄の予防に努めています。また、区では管轄の清掃事務所を通じて、集積所の不法投棄警告看板を無料で貸し出すサービスを提供しています。
区では基本的なごみ出しルールとして、きちんと分別して決められた曜日・場所(ごみ集積所)に朝8時までに出すことを定めています。また、収集後や収集日以外の日にはごみを置かないよう指導し、不法投棄がしづらい環境作りを推進しています。
さらに、区では集積所パトロールを実施し、粗大ごみや廃家電などの不法投棄の監視と対応を行っています。
引用元:江戸川区|不法投棄は犯罪です
東京都江戸川区の不法投棄の罰則や処置について
江戸川区における不法投棄への罰則は、廃棄物処理法に基づいて厳格に定められています。個人による不法投棄の場合、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその併科という重い処罰が科されます。法人による不法投棄の場合は、3億円以下の罰金が科されます。また、不法投棄を目的として廃棄物を収集または運搬した業者に対しては、3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金が科されます。
引用元:江戸川区|不法投棄は犯罪です
東京都江戸川区の年間の粗大ごみの収集量について
令和5年度の粗大ごみ収集量は4,961トンとなっており、前年度の5,176トンから約4.2%減少しています。過去数年の推移を見ると、令和2年度は5,407トン、令和3年度は5,439トン、令和4年度は5,176トンと推移しており、近年は減少傾向にあることがわかります。
引用元:江戸川区|江戸川区ごみ量の推移
地域別の不用品回収の特徴とニーズ
不用品回収のニーズは地域によって異なります。
都市部から産業地帯まで、各地域の特色や生活スタイルに合わせた不用品回収の特徴を以下にまとめました。
都市部(例:東京、大阪) |
マンションやアパートが多い
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狭いスペースやエレベーターの利用制限など、特有の条件での回収が求められることが多い。 |
頻繁な引っ越し
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都市部では転職や生活環境の変化による引っ越しが多く、それに伴う不用品の処分ニーズが高まる。 |
多様なサービスの提供 |
競合が多いため、各業者が差別化を図るための様々なサービス(例:24時間対応、即日回収など)を提供している。
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地方都市や郊外 |
一戸建てが多い
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広い敷地やガレージがあるため、大型の不用品やガーデニング用品などの回収ニーズがある。 |
遺品整理の需要
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高齢化が進む地域では、遺品整理のサービスが求められることが多い。 |
地域密着型のサービス |
地域のコミュニティとの関わりが深い業者が多く、口コミや紹介による依頼が中心となることがある。
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観光地やリゾート地(例:沖縄、箱根) |
季節ごとのニーズ
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観光シーズンやオフシーズンに合わせて、宿泊施設や民宿などからの大量の不用品回収の依頼がある。 |
外国人観光客の影響
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外国人観光客の宿泊施設での滞在に伴う特有の不用品の処分ニーズがある。 |
産業地帯や工業地域 |
業務用の不用品回収
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工場や事業所からの大型機械や設備の不用品回収のニーズが高まる。 |
特定の廃棄物の処理
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産業廃棄物や特殊な廃棄物の処理を専門とする業者が存在する。 |
不用品回収業者を選んだ理由やきっかけ
新規冷蔵庫購入に伴い既存製品が不要となるためです。放置すればスペース占有や障害物となるためです。家族構成員増加により既存冷蔵庫容量不足と子供の離乳食調理が契機となり交換しました。
不用品回収業者を選んでよかった点
処分する方法がなく回収に来てもらえることでその手間がなくなりました。電話一本や会社によってはメールでのやり取りで済むため長時間拘束される人も依頼しやすかったです。
不用品回収業者を選んで後悔したこと
物の大きさによって本来の処分費用よりお金がかかることもあります。また物のサイズによっては人件費なども変わってくるため、依頼前に様々な業者を比較検討すべきでした。
今後、不用品回収業者の依頼を
考えている方へのアドバイス
ネットで様々な不用品回収業者を調査したり、自分たちで処分に行った方が安く済む場合はそちらが良いでしょう。業者に依頼する場合は物の大きさなども詳しく伝えておくことをお勧めします。