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三輪車はサイズが大きく、可燃ごみや不燃ごみなどの一般ごみとして処分することができません。
小さなお子さん用の三輪車やバッテリー付きの大人向けの三輪車など、どう処分すればいいかわからず困っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、三輪車の正しい処分方法について紹介していきます。
ごみとして処分する方法だけでなく、リサイクルにつながる捨て方や他の不用品とまとめて処分する方法などについても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 三輪車を自治体で処分する方法
- 三輪車の粗大ゴミ処分費
- 売却・譲渡する方法
- 三輪車を処分する際の注意点
不要になった三輪車の捨て方7選
子どもが乗らなくなって不要になった三輪車は、自転車と同じ方法で処分できます。
主な捨て方としては、
- 自治体の粗大ごみとして処分する
- リサイクルショップや買取店で売却する
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 地域のバザーで売却する
- 施設や団体に寄付する
- 必要な人・欲しい人に譲る
- 不用品回収業者に回収してもらう
などがあげられます。
それぞれの捨て方について詳しく解説していきます。
三輪車の処分方法①:自治体の粗大ごみで捨てる
自治体の一般ごみとして処分できるサイズを超えているため、三輪車は粗大ごみとして処分する必要があります。
主な自治体における三輪車の処分料や処分する際の条件については以下のとおりです。
自治体 | 処分料や条件など | |
---|---|---|
宮城県 仙台市 | 子ども用:400円 電動式などの大人用:800円 ※電動式はバッテリーを外す | |
東京都 大田区 | 子ども用:300円 電動式などの大人用:800円 ※電動式はバッテリーを外す | |
神奈川県 横浜市 | 200円 | |
静岡県 浜松市 | 310円 | |
愛知県 | 名古屋市 | 250円 |
豊橋市 | 無料(「こわすごみ」として処分可能) ※指定のごみ袋に入らない場合は、 紐で縛るなどして収集場所に出す | |
大阪府 | 大阪市 | 子ども用:200円 電動式などの大人用:700円 |
尼崎市 | 子ども用:300円 電動式などの大人用:600円 | |
京都府 京都市 | 400円 | |
岡山県 岡山市 | 200円 | |
福岡県 北九州市 | 300円 |
子ども向けの三輪車と大人向けの電動式三輪車がありますが、いずれも数百円程度で処分できそうです。
電動式の製品を処分する場合は、本体とバッテリーを分別して処分する必要があるので注意しましょう。
バッテリーの回収については、メーカーや専門の回収業者に依頼してください。
三輪車を粗大ごみとして処分する際の料金や条件は自治体によって異なるので、事前に確認してから処分するようにしましょう。
三輪車の処分方法②:リサイクルショップや買取店で売却する
まだ使える状態の三輪車は、ごみとして処分せずにリサイクルショップや買取店で売却するのがおすすめです。
三輪車は需要が高いので、状態に問題がなければ買い取ってもらえることが多いでしょう。
以下は、リサイクルショップや買取店での三輪車の買取事例の一部です。
店舗名 | 製品名 | 買取価格 |
---|---|---|
グッドフォーチュン 港南店 | スマートトライク シック 三輪車 | 500円 |
高く売れるドットコム | Smart Trike 三輪車 ドリームライン | 2,500円 |
Panasonic ビビライフ BE-ELR83-T 電動アシスト三輪車 | 70,000円 |
子ども用の三輪車の買取価格は製品や状態によっても異なりますが、数百円〜数千円での買取となることが多くなっています。
一方、電動式など大人用の三輪車は数万円での買取となるケースも少なくありません。
リサイクルショップや買取店での売却処分はエコにもつながるので、状態に問題がないのであれば売却処分も検討してみてください。
三輪車の処分方法③:フリマアプリやネットオークションで売却する
リサイクルショップや買取店での売却処分は、その場で買い取ってもらうことができ、ちょっとしたお小遣いにもなるというメリットがあるものの、提示される買取価格はそこまで高くありません。
買取を依頼する業者によっては数百円などで買い叩かれてしまうこともあります。
三輪車をなるべく適切な価格で売却したいと考えているのであれば、売却価格を自分で自由に設定できるフリマアプリやネットオークションがおすすめです。
実際に人気フリマアプリの「メルカリ」や人気ネットオークションサービスの「ヤフオク!」では、以下のような価格で三輪車の売却が成立しています。
サービス名 | 製品名 | 売却価格 |
---|---|---|
メルカリ | スヌーピー キッズ三輪車 | 4,300円 |
アンパンマン デラックスⅡ 三輪車 | 9,700円 | |
D-Bike ダックス | 4,500円 | |
ヤフオク! | D-Bike mini ミッフィー | 4,799円 |
ブリジストン 電動アシスト三輪車 | 69,300円 |
大人用の三輪車はもちろん、子ども用の三輪車もかなりの金額で売却できるので、売却方法として魅力的です。
フリマアプリやネットオークションでの売却は手間こそかかるものの、適切な価格で売却できるので、多少であれば時間と手間をかけられるという方にはおすすめです。
ただ、三輪車はサイズが大きく送料もかさむ傾向にあるので、事前に送料をチェックした上で出品価格を設定するようにしてください。
三輪車の処分方法④:地域のバザーで売却する
三輪車の売却処分には、地域のバザーで売却するという方法もあります。
地域の交流イベントとして公園や自治体の施設などで行われているバザーに出店し、三輪車などの不用品を売却します。
地域のバザーはファミリー層に人気のイベントで、小さなお子さんを連れて来場する親御さんも多いので、状態が悪くなければ売却できる可能性が高いです。
また、三輪車だけでなく不用品をまとめて出品できるので、処分したい不用品が大量にある場合にもおすすめです。
地域の方と交流できるといった魅力もあるので、バザーでの売却も検討してみてはいかがでしょうか?
三輪車の処分方法⑤:施設や団体に寄付する
まだ使える状態ではあるものの、わざわざ売却するほどでもないという場合は、三輪車を施設や団体に寄付することで処分できます。
三輪車は子どもからの人気が高いため、喜んで寄付を受け入れてくれる団体も少なくありません。
三輪車の寄付を受け付けている主な団体と寄付する際の条件などについては、以下のとおりです。
団体名 | 寄付する際の条件など |
---|---|
セカンドライフ | 申込料金の負担あり (2,100〜2,600円) |
国際子供友好協会 | 送料の負担あり |
おさがりひろば | 送料の負担あり |
施設や団体への寄付は申込料金や送料の負担が必要になることが多く、寄付するために費用がかかる場合がほとんどです。
そのため、不要になった三輪車をお得に処分できるわけではありませんが、まだ使える状態の製品を他のお子さんに再び使ってもらうことでエコにもつながります。
また、三輪車が欲しくても買えない国内外の子どもたちのためにもなるので、社会的意義の高い処分方法でもあります。
三輪車の処分方法⑥:必要な人・欲しい人に譲る
施設や団体に寄付する方法は社会的意義の高い処分方法ではあるものの、申込料金や送料の負担も節約したいという方におすすめなのが、三輪車を必要としている人や欲しいと思っている人に譲る方法です。
ご近所さんや近くに住む友人に譲る場合は送料などの費用を負担する必要はありません。
また、遠方の知人や友人に譲る場合であっても、着払いで発送するなどして費用を負担してもらうことができれば、金銭的負担なく三輪車を譲渡できます。
さらに、TwitterなどのSNSやジモティーなどの掲示板で譲渡先を探すのもおすすめです。
SNSや掲示板で譲渡先を探す場合、「引き取りに来てくれる方限定」や「送料のご負担お願いします」などと注意書きした上で募集すれば、費用を負担する必要はなくなります。
三輪車の処分方法⑦:不用品回収業者に回収してもらう
引越しや年末の大掃除にともなって三輪車以外にも不用品が大量に発生してしまう場合、それぞれ個別に処分するのは骨が折れます。
分別するだけで手間がかかるだけでなく、大量の不用品をごみ捨て場まで運ばなくてはいけません。
大量の不用品を時間や手間をかけず効率的に処分したいのであれば、不用品回収業者に依頼してまとめて回収してもらうのがおすすめです。
不用品回収業者は、三輪車だけでなくさまざまな不用品もまとめて回収が可能です。
分別や搬出においても業者が行うため、大量の不用品でも細かく分別したり、部屋から搬出する必要がありません。
費用はかかるものの、効率的に不用品を処分できるので、処分したいものが大量にあるときは不用品回収業者への依頼が断然おすすめです。
三輪車を処分するときの注意点
不要になった三輪車を処分するときの主な注意点としては、
- 分解処分は避ける
- 状態を確認してから売却・譲渡する
の、2点があげられます。
それぞれの注意点について詳しく解説していきます。
三輪車を分解して処分するのは避ける
三輪車を処分したいと考えている方の中には、それぞれのパーツを分解して可燃ごみや不燃ごみなどの一般ごみとして処分できないか考えている方もいるかもしれません。
しかし、三輪車を分解して処分するのはおすすめできません。
三輪車は、外で使用する製品という性質上、非常に頑丈に作られているので、身近な工具で分解するのは困難です。
無理やり分解しようとして怪我を負ってしまう可能性もあるので、分解処分は避けるようにしましょう。
仮に分解できたとしても、解体作業や解体したパーツの分別にも時間がかかるので、数百円払って粗大ごみとして処分する方が断然効率的です。
三輪車は分解する以外の方法で処分を検討するようにしてください。
三輪車の状態を確認してから売却・譲渡する
三輪車を売却や譲渡することで処分する場合は、必ず三輪車の状態を確認してください。
不具合のある三輪車を売却したり譲渡した場合、クレームや返品・返金トラブルにも発展してしまうことがあります。
また、万が一使用している最中に壊れてしまった場合、子どもが怪我をしてしまう可能性もあるので、問題なく使用できる状態かどうかの確認は怠らないようにしましょう。
しばらく使っていない三輪車は、ホコリをかぶっていたり汚れがついている状態になっていることが多いので、一度綺麗に掃除してから処分するようにしましょう。
まとめ
不要になった三輪車の処分方法について紹介してきました。
壊れたり劣化して使えなくなった三輪車は、自治体の粗大ごみとして処分しましょう。
まだ使える状態の三輪車をごみとして捨てるのはもったいないので、以下の方法での処分がおすすめです。
- リサイクルショップや買取店で買い取ってもらう
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 施設や団体に寄付する
- 必要としている人に譲る
また、三輪車以外にも処分したい不用品が大量にある場合は、処分を一任できる不用品回収業者への依頼を検討してみてください。
不用品回収業者を探す際は、ぜひ「不用品回収モール」をご利用ください!
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