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突っ張り棒の捨て方・処分方法!粗大ゴミ?燃えないゴミ?自治体別ルールも解説

突っ張り棒の捨て方って?

自宅で収納や仕切りに便利な突っ張り棒ですが、いざ処分しようとすると「どうやって捨てればいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

突っ張り棒は素材や長さによって分別方法が異なるため、間違った方法で処分すると回収してもらえない可能性があります。特にサイズによって可燃ゴミ、不燃ゴミ、粗大ゴミと分類が変わるため、お住まいの自治体のルールを確認することが大切です。

この記事では、突っ張り棒の正しい処分方法について、自治体ごとのルールや不用品回収業者への依頼方法まで詳しく解説していきます。処分方法で迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • 突っ張り棒の分別ルール
  • 自治体で処分する方法
  • 運べない時の対処方法
  • 主要自治体における突っ張り棒の捨て方

突っ張り棒は何ゴミに分類される?

ゴミの分類は何?

突っ張り棒の処分方法を知る前に、まずは基本的な分別ルールを確認しておきましょう。

突っ張り棒は家電リサイクル法の対象外

突っ張り棒は、家電リサイクル法の対象製品ではありません。

そのため、洗濯機やエアコンのように特別な手続きを踏んで処分する必要はなく、自治体のゴミとして処分することができます。

ただし、自治体によって分別方法が異なるため、お住まいの地域のルールを確認することが重要です。各自治体の公式サイトやゴミ分別アプリを活用すれば、簡単に確認できます。

プラスチック製は可燃ゴミ、金属製は不燃ゴミが一般的

突っ張り棒の分別方法は、素材によって異なります

プラスチック製の突っ張り棒は可燃ゴミ、金属製やスチール製の突っ張り棒は不燃ゴミとして処分するのが一般的です。市販されている突っ張り棒の多くは鉄やアルミ、プラスチック製でできており、複数の素材が組み合わさった構造になっています。

ただし、プラスチック製でも金属パーツが含まれている場合は不燃ゴミに分類される自治体もあるので注意が必要です。また、名古屋市のように30センチ以下のプラスチック製突っ張り棒を可燃ゴミとして分類している自治体もあります。

長さ1メートルを超える場合は粗大ゴミ扱いの自治体もある

突っ張り棒のサイズによっても処分方法が変わります。

多くの自治体では、長さが30センチから50センチを超える突っ張り棒は粗大ゴミの取り扱いです横浜市では金属製で30センチ以上、プラスチック製で50センチ以上のものが粗大ゴミ扱いとなります。

「突っ張り棒 何ゴミ」「突っ張り棒 どこに捨てる」と検索する方が多いですが、自治体によって基準が異なるため、必ずお住まいの地域の公式サイトで確認するようにしましょう。短いものなら20センチ、長いものなら数メートルと伸びるため、処分前にサイズを測っておくことをおすすめします。

突っ張り棒を自治体で処分する方法

処分方法

突っ張り棒を自治体で処分する際の具体的な方法を、サイズ別に解説していきます。

短い突っ張り棒は可燃または不燃ゴミ

長さが30センチから50センチ以下の短い突っ張り棒は、多くの自治体で通常のゴミとして処分が可能です。

プラスチック製であれば可燃ゴミ、金属製であれば不燃ゴミとして、指定の収集日に出すだけで処分可能です。自治体によっては、プラスチック製でも資源ゴミとして回収しているところもあります。

ゴミ袋に入らない場合でも、指定の長さ以内であれば袋から少しはみ出ていても回収してもらえる自治体もあります。ただし、袋から大きくはみ出してしまうと回収してもらえない可能性があるため、事前に確認しておきましょう。

長い突っ張り棒は粗大ゴミ扱い

長さが30センチから50センチを超える突っ張り棒は、粗大ゴミとして処分する必要があります。

粗大ゴミとして処分する場合は、事前に自治体の粗大ゴミ受付センターへ電話やインターネットで申し込みをおこない、指定された収集日に指定場所へ出しましょう。横浜市ではLINE、チャット、インターネット、電話から24時間申し込みができるなど、便利なサービスも増えています。

処分には粗大ゴミ処理券が必要になるため、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで購入し、突っ張り棒に貼り付けてから出すようにしましょう。処理券には氏名または受付番号を記入し、突っ張り棒の目立つ場所に貼り付けます。

料金は自治体ごとに異なるため確認必須

突っ張り棒を粗大ゴミとして処分する際の料金は、自治体によって異なります。

一般的には200円から500円程度の処理券で処分できることが多いですが、自治体によっては無料で回収してくれるところも。例えば、名古屋市では250円、大阪市では200円、世田谷区では5本まで1セットで400円となっています。

また、分解する際は金属部品やスプリングでケガをしないよう注意が必要です。特に内部のバネは勢いよく飛び出すこともあるため、軍手などを着用して作業しましょう。突っ張り棒を切断することで指定の長さ以下にし、不燃ゴミとして出すことも可能ですが、工具が必要になるほか、ケガのリスクもあるため慎重に判断してください。

なお、自治体の回収予約が混み合う時期もあるため、引っ越しシーズンなどは早めの申込がおすすめです。粗大ゴミの収集は月に1回程度と限られている自治体が多く、申込から収集まで数週間かかることもあります。

突っ張り棒が大量にある・長すぎて運べない場合の対処法

引っ越しや模様替えで突っ張り棒を大量に処分したい場合や、長すぎて運搬が困難な場合の対処法を紹介します。

複数本をまとめて処分する方法

引っ越しや模様替えで収納を見直す際、複数の突っ張り棒をまとめて処分したいというケースもあるでしょう。

自治体では一度に出せる粗大ゴミの量に制限がある場合が多く、複数本を同時に処分できないこともあります。ただし、世田谷区のように5本まで1セットとして処分できる自治体もあるため、お住まいの地域のルールを確認してみてください。

一度に処分できない場合は、何回かに分けて申し込むか、別の処分方法を検討する必要があります。自治体の収集日は月に1回程度のことが多いため、すぐに処分したい場合は不用品回収業者への依頼も検討しましょう。

ゴミ処理施設への直接持ち込み

また、ゴミ処理施設や焼却場へ直接持ち込みができる地域もあります。

手数料は数百円から数千円程度で、事前予約が必要な自治体もあるため、持ち込み前に確認しておきましょう。横浜市では市内4箇所の自己搬入ヤードに持ち込むことができ、名古屋市では10キロごとに200円の処理手数料で持ち込み可能です。

ただし、自家用車で持ち込めない場合や、持ち込む時間がない場合は、不用品回収業者への依頼がスムーズです。搬出から処分まで一括で対応してもらえるため、手間をかけずに処分できます。

突っ張り棒の処分を不用品回収業者に依頼する方法

突っ張り棒の処分に困った際は、不用品回収業者への依頼も検討しましょう。

自分で運べない、または量が多い場合に便利

不用品回収業者は、突っ張り棒の搬出から処分まで一括で対応してくれるため、手間がかかりません。

特に長い突っ張り棒や大量の突っ張り棒を処分したい場合、自分で運ぶのは大変な作業になります。車に積み込む作業や、粗大ゴミ処理券の購入、指定日まで待つといった手間が一切不要です。

不用品回収業者に依頼すれば、自宅まで回収に来てくれるため、重い荷物を運ぶ必要もなく、体力的な負担も軽減できます費用相場は1本あたり1,000円から2,000円前後ですが、他の不用品とまとめて回収を依頼すれば、トータルの費用を抑えられる場合もあります。

引っ越しや大掃除のタイミングで、家具や家電、カーテンレールなどもまとめて処分できるのは大きなメリットです。最短即日対応している業者も多く、急な引っ越しにも対応できます。

無料回収をうたう無許可業者には注意

不用品回収業者を選ぶ際は、無許可業者に注意が必要です。

「無料回収」をうたいながら、後から高額な料金を請求したり、不法投棄をおこなったりする悪質な業者も存在します。実際に、トラックで巡回しながら「無料で回収します」と呼びかける業者に依頼したところ、作業後に数万円を請求されたというトラブルも。

不用品の回収には「一般廃棄物収集運搬業許可」という資格が必要で、この許可を持たない業者に依頼すると、依頼者も罰則の対象になる可能性があります。業者を選ぶ際は、必ず許可証の有無を確認し、見積もりを取ってから依頼するようにしましょう。

不用品回収モールなら安心して依頼できる

不用品回収モールでは、全て有資格のプロの業者を掲載しています!突っ張り棒の捨て方にお困りの際は、ぜひ不用品回収モールを活用してください!

不用品回収モールなら、料金・口コミ・許可証を比較して安心して依頼できます複数の優良業者から見積もりを取ることで、適正価格でサービスを受けられるため、初めて不用品回収業者を利用する方にもおすすめです。

「ぼったくり業者が心配」「どの業者を選べばいいかわからない」という方も、不用品回収モールなら自分に合った業者を見つけることができます。

自治体ごとの突っ張り棒の捨て方【参考】

主要な自治体での突っ張り棒の処分方法を紹介します。お住まいの地域のルールを確認する際の参考にしてください。

自治体分別区分/条件手数料など出し方・申込方法参照
横浜市(神奈川県)粗大ごみ。金属製で30cm未満は小さな金属類へ、プラスチック製で50cm未満はプラスチック資源へ。品目別で要確認。粗大ごみの申込が必要。粗大ごみとして申込のうえ収集へ。サイズ・材質により分別が異なるため、申込前に確認を要する。粗大ごみの申込み – 横浜市
名古屋市(愛知県)品目一覧に「つっぱり棒」は1本単位で250円として明記。30センチ角を超えるものは粗大ごみ。250円(品目に明記)インターネットまたは電話で「粗大ごみ受付センター」に申込→収集。サイズ・材質で申込内容確認。粗大ごみの分け方・出し方 – 名古屋市
大阪市(大阪府)品目別一覧「突っ張り棒(金属製)長さが30cm以上2m以下のもの 不燃性粗大ごみ」など明記。手数料は品目・大きさにより200円~1,000円等。事前申込(インターネット/電話等)→手数料券貼付→指定日に収集。粗大ごみ処理手数料一覧表 – 大阪市
世田谷区(東京都)品目例に「突っ張り棒(5本まで1セット)400円」明記。粗大ごみ扱い。400円(5本まで1セット)有料・事前申込制。申込後、処理手数料券を購入・貼付し、指定日・指定場所へ出す。粗大ごみの処理手数料について – 世田谷区
杉並区(東京都)品目表に「突っ張り棒(10kg以下) 400円」と明記。最大の辺が30cmを超えるものは粗大ごみ扱い。400円(10kg以下対象)申込(電話)→手数料券購入・貼付→収集。サイズ・重量により申込可否。粗大ごみ品目一覧表 – 杉並区

このように、地域によって扱いが大きく異なるため、必ずお住まいの自治体の公式サイトで最新の情報を確認するようにしてください。同じ都道府県内でも市区町村によってルールが違うことがあります。

突っ張り棒の処分でよくある質問

突っ張り棒の処分に関してよくある質問をまとめました。

Q. 突っ張り棒は燃えるゴミで捨ててもいい?
プラスチック製の突っ張り棒であれば、可燃ゴミとして出せる場合があります。

ただし、自治体によって分別ルールが異なるため、必ずお住まいの地域のゴミ分別表や公式サイトで確認してから処分するようにしましょう。金属パーツが含まれている場合は、不燃ゴミとして処分する必要がある自治体もあります。

Q. 金属製の突っ張り棒はどうやって捨てる?
金属製の突っ張り棒は、不燃ゴミまたは粗大ゴミとして処分しましょう。

長さが自治体の定める基準以下であれば不燃ゴミとして、基準を超える場合は粗大ゴミとして処分することになります。分解の必要はありませんが、袋に入れて出す場合は突き出た部分でケガをしないよう注意しましょう。

Q. 折れた突っ張り棒もリサイクルできる?
折れた突っ張り棒でも、金属部分のみ資源ゴミとして回収できる自治体もあります。

金属製の部分を取り外し、資源ゴミの日に出すことでリサイクルに協力可能です。ただし、全ての自治体で対応しているわけではないため、お住まいの地域で資源ゴミとして回収してもらえるか確認してください。

Q. 自治体で断られた場合は?
突っ張り棒の回収を自治体で断られた場合や、すぐに処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

不用品回収業者なら、他の不用品とまとめて回収してもらうこともできるため、引っ越しや大掃除の際にも便利です。不用品回収モールで優良業者を比較して、安心して依頼できる業者を見つけましょう。

まとめ:料金や口コミを比較して自分に合った業者を見つけよう!

突っ張り棒の処分方法について解説してきました。

突っ張り棒は素材やサイズによって、可燃ゴミ、不燃ゴミ、粗大ゴミのいずれかに分類されます。長いものや金属製の突っ張り棒は粗大ゴミ扱いになるケースが多いため、事前に自治体のルールを確認することが大切です。

自治体によって分別基準や処分方法が異なるため、必ずお住まいの地域の公式サイトで確認してから、安全に処分するようにしましょう。粗大ゴミとして処分する場合は200円から500円程度の費用がかかりますが、自治体によっては無料のところもあります。

量が多い場合や運び出しが大変な場合は、不用品回収モールで優良業者を比較して依頼するのがおすすめです。

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