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「使わなくなったバーベルをどうやって処分すればいいの?」「重くて運べないけど捨てられる?」と悩んでいませんか。
バーベルは金属製で重量があるため、通常のゴミとして出すことはできません。自治体によって分別ルールが異なり、間違った方法で処分しようとすると回収されない可能性も。
この記事では、バーベルの正しい処分方法について、粗大ごみ・リサイクル・買取など5つの方法を詳しく解説していきます。
この記事でわかること
バーベルは何ゴミに分類されるのか
自治体でバーベルを処分する具体的な方法
リサイクルショップや買取サービスの活用法
不用品回収業者に依頼する際のポイント
処分方法に迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
バーベルは何ゴミ?自治体での扱いを確認

バーベルを処分する前に、まずは自治体での分別区分を理解しておく必要があります。金属製のバーベルは通常のゴミとは異なる扱いになるため、注意が必要です。
多くの自治体では「粗大ごみ」または「金属類の不燃ごみ」扱い
バーベルは、多くの自治体で粗大ごみまたは金属類の不燃ごみに分類されています。
環境省が定める「一般廃棄物の排出及び処理状況」によれば、金属製品は自治体の処理能力や分別ルールに応じて、粗大ごみまたは資源ごみ(金属類)として処分されるようです。
バーベルの場合、シャフト(棒の部分)とプレート(重りの部分)を別々に処分する必要がある自治体も。サイズや重量によっても分類が変わるため、お住まいの地域のルールを事前に確認しましょう。
家庭ゴミに出す場合は長さや重量制限に注意
バーベルを家庭ゴミとして出す場合、長さや重量の制限に注意が必要です。
一般的なバーベルシャフトの長さは約120〜220cmで、重量は10〜20kg程度です。プレートを含めると総重量が50kgを超えることも珍しくありません。
多くの自治体では、粗大ごみの基準として「一辺の長さが30cm以上」「重量が5kg以上」といった規定を設けています。バーベルはこの基準を大きく超えるため、通常の家庭ゴミとして出すことはできません。
また、一度に出せる粗大ごみの量や重量にも上限が設定されている場合があるため、複数のバーベルやプレートを処分する際は、分けて申し込む必要があるかもしれません。
プレート部分が鉄製の場合、資源ごみ(小型金属)として出せるケースもある
バーベルのプレート部分が鉄製の場合、一部の自治体では資源ごみ(小型金属)として回収してもらえることがあります。
鉄は再利用価値の高い資源として扱われており、自治体によっては無料で回収している場合も。ただし、プレート1枚あたりの重量やサイズによっては、資源ごみとして出せない場合もあるため注意が必要です。
資源ごみとして出す場合は、月に1〜2回の回収日に指定の場所へ持っていく必要があります。重量があるため、運搬には十分注意してください。
「アルミ」「スチール」「ステンレス」など材質によって分類が異なる
バーベルの材質は、主に以下のような種類があります。
- スチール(鉄)製:最も一般的なバーベルの素材で、多くの自治体で資源ごみまたは粗大ごみとして扱われます。
- ステンレス製:錆びにくく耐久性が高いバーベルに使用されており、素材によっては資源としての価値が高いこともあります。
- アルミ製:軽量で持ち運びやすいバーベルに使われており、アルミニウムは再利用価値が高いため、資源ごみとして回収している自治体もあります。
- ラバーコーティング:されたプレートは、鉄製のプレートの外側にゴムやプラスチックがコーティングされているため、分別が複雑になる場合があります。
材質によって分別区分が異なるため、バーベルの素材を確認してから自治体に問い合わせることをおすすめします。
自治体でバーベルを処分する方法

自治体を利用してバーベルを処分する方法について、具体的な手順を解説します。
粗大ごみとして出す場合
バーベルを粗大ごみとして処分する際の手順と費用について説明します。
バーベルシャフト、プレートはそれぞれ「粗大ごみ」として扱われる
多くの自治体では、バーベルシャフトとプレートをそれぞれ別の粗大ごみとして申し込みます
例えば、シャフト1本とプレート4枚を処分する場合、合計5点の粗大ごみとして申し込むことに。それぞれに処理手数料が発生するため、まとめて処分すると意外と費用がかさむことがあります。
自治体によっては、「バーベルセット」として一括で申し込める場合もあるため、申し込み時に確認してみましょう。
事前に自治体へ申し込み、粗大ごみ処理券を購入
粗大ごみとして出す際の一般的な手順は以下の通りです。
- 自治体の粗大ごみ受付センターに電話またはWebで申し込む
- 処分するバーベルの種類(シャフト・プレート)と点数を伝える
- 処理手数料を確認し、コンビニや郵便局で粗大ごみ処理券を購入する
- 処理券にバーベルを出す日付と受付番号を記入し、見えやすい場所に貼り付ける
- 指定された収集日の朝に、指定場所へ出す
処理手数料は300〜800円前後が一般的ですが、自治体やバーベルのサイズ・重量によって異なります。
東京都の場合、粗大ごみの処理手数料は品目ごとに設定されており、バーベルシャフトで400円、プレート1枚あたり200〜400円程度が目安です。
横浜市では、バーベルシャフトは500円、プレートは200円からとなっています。
収集日指定制のため、処分まで数日かかる場合もある
粗大ごみは通常のゴミと異なり、収集日が指定制になっています。申し込みから回収まで数日から1週間程度かかることが一般的です。
引っ越しシーズンや年末年始などの繁忙期は、予約が取りにくくなることもあります。急いで処分したい場合は、早めに申し込むか、後述する不用品回収業者の利用を検討しましょう。
また、収集日当日は朝8時までに指定場所へ出す必要がある自治体が多いため、重いバーベルを運ぶ際は時間に余裕を持って準備してください。
資源ごみ・金属回収で出す場合
バーベルを資源ごみとして処分する方法について解説します。
鉄製プレートは「資源ごみ」「金属類」として扱われる場合もある
鉄製のバーベルプレートは、自治体によっては資源ごみ(金属類)として無料で回収してもらえる場合があります。
ただし、サイズや重量の制限があることが多く、1枚あたりの重量が10kgを超える場合は粗大ごみ扱いになることも。
資源ごみとして出せる場合は、処理手数料がかからないため、経済的な処分方法といえます。お住まいの自治体の資源ごみ回収ルールを確認してみましょう。
ステンレス・アルミ製など、素材により回収ルールが異なる
バーベルの素材によって、回収方法や分別区分が異なります。
ステンレス製のバーベル
資源価値が高いため、一部の自治体では積極的に回収しています。ただし、重量制限がある場合が多いです。
アルミ製のバーベル
アルミニウムとして資源回収の対象になる自治体があります。軽量なため、運搬も比較的楽です。
ラバーコーティングされたプレート
金属とゴムの複合素材のため、分別が複雑になります。自治体によっては粗大ごみとしてしか受け付けない場合もあるため、事前に確認が必要です。
清掃工場やリサイクルボックスへ持ち込み可能
一部の自治体では、清掃工場やリサイクルセンターへの直接持ち込みに対応しています。
持ち込みのメリットは、自分の都合の良い日時に処分できることと、収集を待つ必要がないことです。ただし、バーベルは重量があるため、車での運搬が必要になります。
持ち込みの際は、身分証明書や処分する品目のリストを求められることがあるため、事前に自治体の清掃工場に問い合わせておくとスムーズです。
横浜市の場合、金属類を資源循環局の施設へ持ち込むことができます。
参考:横浜市「資源物の持込み」
川崎市でも、金属類を月1回の回収日に出すことができます。
リサイクルショップや買取サービスでバーベルを処分する方法

状態が良いバーベルであれば、処分費用をかけずに買い取ってもらえる可能性があります。
状態が良ければ「買取」や「リサイクルショップ」で再販可能
使用回数が少なく、目立った傷や錆びがないバーベルであれば、リサイクルショップや買取専門店で買い取ってもらえます。
特に以下のような状態のバーベルは、買取対象になりやすいです。
- 購入してから数年以内で使用頻度が低い
- 錆びや傷が少なく、見た目がきれい
- シャフト・プレート・カラー(留め具)など付属品が揃っている
- 人気ブランドの製品である
バーベルは中古市場でも需要があり、特に自宅でトレーニングをする人が増えている近年では、中古のトレーニング器具の人気が高まっています。
人気ブランドは高値がつくことも
以下のような人気ブランドのバーベルは、高価買取が期待できます。
- IROTEC(アイロテック):
日本国内で人気の高いトレーニング器具ブランドで、コストパフォーマンスが良く、初心者から上級者まで幅広く使用されています。 - WILD FIT(ワイルドフィット):
高品質なバーベルやダンベルを製造しており、耐久性に優れているため中古市場でも評価が高いです。 - FIGHTING ROAD(ファイティングロード):
本格的なトレーニング器具を扱うブランドで、ジムでも使用されるレベルの製品を販売しています。 - Eleiko(エレイコ)やRogue Fitness(ローグフィットネス):
これらの海外ブランドは、特に高価買取が期待できます。
モデルが新しいものや、限定カラー、競技用のバーベルなどは、さらに高値で取引されることもあります。
プレート・シャフト・カラーなど付属品が揃っていると査定アップ
バーベルの買取査定では、付属品が揃っているかどうかが重要なポイントになります。
以下の付属品が揃っていると、査定額がアップする可能性が高いです。
- シャフト(バーの本体)
- プレート(重り)のセット
- カラー(プレートを固定する留め具)
- 取扱説明書
- 購入時の箱や梱包材
特に、競技用のバーベルセットや、同じブランドでプレートが複数枚揃っている場合は、セット販売として高く評価されます。
セカンドストリートやオフハウスなどの大手リサイクルショップでは、トレーニング器具の買取を強化しているため、査定に出してみる価値があります。
参考:セカンドストリート公式サイト
参考:オフハウス公式サイト
バーベルの買取・リサイクルショップ利用のポイント

バーベルを少しでも高く売るためのコツを紹介します。
事前にサビや汚れを落とし、見た目を整える
査定に出す前に、サビや汚れをきれいに落としておくと、査定額がアップする可能性も!
ただし、バーベルシャフトやプレートは、使用するうちに汗や手垢で汚れたり、保管環境によっては錆びたりすることがあります。軽度の汚れや錆びであれば、以下の方法で落とすことができるので、試してみてください。
汚れの落とし方
- 中性洗剤を薄めた水で表面を拭く
- 細かい部分は歯ブラシなどで磨く
- 水気をしっかり拭き取り、乾燥させる
軽度の錆びの落とし方
- 金属用のクリーナーやサビ取り剤を使用する
- スチールウールや研磨パッドで優しく磨く
- 錆び止めスプレーを塗布する
ただし、重度の錆びや変形がある場合は、無理に修復しようとせず、そのまま査定に出すか、処分を検討しましょう。
出張買取を利用すれば搬出不要で便利
バーベルは重量があるため、店舗まで運ぶのが大変です。出張買取サービスを利用すれば、自宅まで査定・買取に来てもらえるため、運搬の手間が省けます。
出張買取のメリットは以下の通りです。
- 重いバーベルを運ぶ必要がない
- 自宅で査定してもらえる
- その場で現金化できる場合もある
- 他の不用品もまとめて査定してもらえる
ただし、出張買取を実施しているかどうかは業者によって異なるため、事前に確認が必要です。
査定料・出張費が無料か確認
出張買取を依頼する際は、査定料や出張費が無料かどうかを事前に確認しておきましょう。
悪質な業者の中には、「査定は無料」と謳いながら、実際には出張費や運搬費を請求してくるケースも。また、査定額が低い場合にキャンセルすると、キャンセル料を請求される場合もあるため、注意が必要です。
信頼できる買取業者を選ぶためには、以下のポイントを確認してください。
- 査定料・出張費が無料であることが明記されている
- キャンセル料が発生しないことが保証されている
- 古物商許可を取得している
- 口コミや評判が良い
複数業者の相見積もりで価格比較することで高価買取が期待できる
バーベルを少しでも高く売りたい場合は、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
買取価格は業者によって大きく異なる可能性があります。1社だけに査定を依頼すると、相場よりも安い価格で買い取られてしまう可能性があるため、最低でも2〜3社から見積もりを取るのがおすすめです。
相見積もりを取る際のポイントは以下の通りです。
- 同じ条件(品目・状態・付属品の有無)で査定を依頼する
- 査定結果を比較し、最も高い業者を選ぶ
- 査定額の内訳を確認し、納得できるか判断する
オンライン査定や写真査定に対応している業者もあるため、まずは気軽に問い合わせてみましょう。
不用品回収業者の選び方:10つのポイントと悪質業者の特徴・回避方法
ダンベルも一緒に処分・買取できる

バーベルと同様に、ダンベルも処分や買取の対象になります。
ダンベルも粗大ごみまたは資源ごみ扱い
ダンベルも金属製のため、多くの自治体で粗大ごみまたは資源ごみ(金属類)として扱われます。
ダンベルはバーベルよりもコンパクトですが、重量があるため通常のゴミとして出すことはできません。自治体によっては、1個あたりの重量が一定以下であれば資源ごみとして出せる場合もあります。
バーベルとダンベルを同時に処分する場合は、まとめて粗大ごみとして申し込むか、買取業者にセットで査定してもらうと効率的です。
自治体ルールを確認する
ダンベルの処分方法も自治体によって異なるため、お住まいの地域のルールを確認しましょう。
「ダンベル 処分 東京」や「ダンベル 捨て方 横浜市」といったキーワードで検索すると、自治体の公式サイトやごみ分別辞典で詳細な情報を確認できます。
東京都内:粗大ごみシール制
東京都内の多くの区では、ダンベルは粗大ごみとして扱われます。処理手数料は200〜400円前後が目安です。
ダンベル1個ごとに処理券を貼る必要がある場合と、ペアで1点として扱われる場合があるため、申し込み時に確認してください。
横浜市はサイズに応じて分別が異なる
横浜市では、ダンベルのサイズによって分別区分が異なります。
50cm以下のダンベルであれば、資源ごみ(小さな金属類)として無料での処分が可能です。50cmを超える場合は、粗大ごみとして申し込みが必要です。
バーベルの処分を不用品回収業者に依頼する方法

自分で運べない場合や、急いで処分したい場合は、不用品回収業者への依頼が便利です。
自宅まで引き取りに来てもらえるため、重くても搬出不要
不用品回収業者の最大のメリットは、自宅まで回収に来てもらえることです。
バーベルは重量があり、女性や高齢者の方が一人で運ぶのは困難です。また、マンションの高層階に住んでいる場合や、エレベーターがない建物では、搬出が非常に大変です。
不用品回収業者に依頼すれば、スタッフが自宅内からバーベルを運び出してくれるため、搬出の労力が一切かかりません。
他の家電や家具とまとめて回収できる
不用品回収業者は、バーベルだけでなく、他の不用品もまとめて回収してくれます。
例えば、以下のような不用品を一緒に処分が可能です。
- トレーニング器具(ダンベル、ベンチ、マットなど)
- 家電製品(テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)
- 家具(ソファ、ベッド、テーブルなど)
- その他の粗大ごみ
引っ越しや大掃除のタイミングで、まとめて不用品を処分したい場合に便利です。複数の品目をまとめて依頼することで、1点あたりの処分費用を抑えられることもあります。
回収費用の目安は3,000〜7,000円前後
不用品回収業者にバーベルの処分を依頼した場合の費用は、3,000〜7,000円前後が目安です。
費用は以下のような要素で変動します。
- バーベルのサイズや重量
- プレートの枚数
- 他の不用品とまとめて回収するかどうか
- 建物の階数やエレベーターの有無
- 地域や業者による料金設定の違い
複数のバーベルやダンベルをまとめて回収してもらう場合は、セット料金で割安になることもあります。見積もりを取る際に、詳細な料金を確認しましょう。
「無料回収」や「軽トラ巡回」をうたう無許可業者には注意
不用品回収業者を選ぶ際は、無許可業者に注意が必要です。
「無料回収」や「何でも引き取ります」と宣伝しながら、実際には高額な料金を請求したり、不法投棄をしたりする悪質な業者が存在します。
環境省は、無許可の不用品回収業者に関する注意喚起を行っており、以下のような業者には依頼しないよう呼びかけているため、確認しておきましょう。
- 軽トラックで街中を巡回している
- 「無料回収」を強調している
- 会社の所在地や連絡先が不明確
- 許可証の提示を拒否する
参考:環境省「無許可の不用品回収業者を利用しないでください」
正規の不用品回収業者は、「一般廃棄物収集運搬業許可」を取得しています。業者のウェブサイトや見積書で許可番号を確認してから依頼しましょう。
不用品回収モールなら、料金・口コミ・許可証を比較して安心して依頼可能
不用品回収モールでは、全て有資格のプロの業者を掲載しています!バーベルの処分にお困りの際は、ぜひ不用品回収モールを活用してください。
不用品回収モールは、「ぼったくりの撲滅」に賛同する優良業者のみを厳選しており、料金や口コミを比較しながら自分に合った業者を選べます。許可証の有無や許可番号も事前にチェックされているため、無許可業者に依頼してしまうリスクもありません。
「どの業者を選べばいいかわからない」「ぼったくり業者が心配」という方も、複数の業者を比較して納得できる業者を見つけることができます。
バーベルの再利用・リメイク方法

まだ使えるバーベルや、捨てるのがもったいないと感じる場合は、再利用やリメイクを検討してみましょう。
プレートをDIY用の重しや筋トレグッズ収納スタンドにリメイク可能
バーベルのプレートは、工夫次第でさまざまな用途に再利用できます。
- DIY用の重し:
テントやタープを固定する際の重りや、ガーデニングで土を固める際の道具として活用できます。 - 筋トレグッズ収納スタンド:
プレートを積み重ねてダンベルやケトルベルの収納スタンドにすることもできます。 - ドアストッパー:
重量のあるプレートは、風で扉が閉まらないようにするドアストッパーとしても使えます。 - 装飾用のインテリア:
工業系やヴィンテージ風のインテリアが好きな方は、バーベルプレートを壁に飾ったり、オブジェとして活用したりすることもできます。
ジムや学校、地域施設に寄付して再利用してもらう方法もある
状態が良いバーベルであれば、寄付という選択肢もあります。
以下のような施設では、トレーニング器具の寄付を受け付けている場合があります。
- 地域のスポーツジムやフィットネスクラブ
- 学校の体育館や部活動
- 公共のスポーツ施設
- 福祉施設やリハビリセンター
寄付を検討する際は、事前に施設に連絡し、受け入れ可能かどうかを確認してください。清潔な状態にして、必要であれば搬入の手配も行いましょう。
破損していない場合は譲渡や中古売買も選択肢に
フリマアプリやジモティーなどのサービスを利用して、個人間で譲渡・売買する方法もあります。
- メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、トレーニング器具の中古品が活発に取引されています。状態や価格を自分で設定できるため、納得のいく金額で売却できる可能性があります。
- ジモティーでは、無料または低価格で譲渡する「あげます・ください」の掲示板があり、地元で引き取り手を見つけることができます。配送の手間がかからないのがメリットです。
ただし、バーベルは重量物のため、配送料が高額になることがあります。事前に配送方法や送料を確認し、購入者と十分に話し合ってから取引を進めましょう。
自治体別バーベル処分ルール【参考】
主要都市でのバーベルの処分方法を一覧にまとめました。
| 自治体 | 分類 | 詳細 | 公式参照 |
| 東京都 | 粗大ごみ | バー・プレート別申込。1点300〜800円前後 | 東京都粗大ごみ受付センター |
| 横浜市 | 資源ごみ/粗大ごみ | 鉄製は資源ごみ、大型は粗大扱い | 横浜市公式サイト |
| 名古屋市 | 粗大ごみ | Web・電話申込制。処分費用200円〜 | 名古屋市公式サイト |
| 大阪市 | 粗大ごみ | Web申込制。収集日指定あり | 大阪市公式サイト |
| 川崎市 | 資源ごみ | 金属類として月1回回収あり | 川崎市公式サイト |
※処理手数料は2025年1月時点の情報です。最新の情報は各自治体の公式サイトでご確認ください。
バーベル処分に関するよくある質問
バーベルの処分に関してよくある質問にお答えします。
Q1. バーベルは燃えるゴミで出せますか?
いいえ。バーベルは金属製のため、「可燃ごみ」には出せません。多くの自治体で粗大ごみまたは資源ごみ(金属類)として扱われます。
Q2. 錆びたバーベルでも買取できますか?
軽度の錆びであれば査定対象になる場合があります。ただし、重度の錆びや変形がある場合は買取不可となることが多いです。査定前に簡単な清掃を行っておくと、評価が上がる可能性があります。
Q3. 自治体の粗大ごみ回収と業者依頼、どちらが安い?
自治体の粗大ごみ回収のほうが安価です(300〜800円程度)。ただし、回収まで数日から1週間程度かかります。すぐに処分したい場合や、重くて運べない場合は、不用品回収業者(3,000〜7,000円程度)が便利です。
Q4. 不用品回収モールを利用するメリットは?
優良業者を比較でき、料金・口コミ・許可証を一括で確認できることです。無許可業者に依頼してしまうリスクがなく、安心して処分を依頼できます。
Q5. ダンベルと一緒に回収してもらえる?
はい、可能です。不用品回収モールに掲載されている業者なら、バーベルやダンベルをセットで依頼でき、まとめて処分することで費用を抑えられる場合もあります。
まとめ:最適な処分方法を選んで安全に処分しよう
バーベルには、「粗大ごみ」「資源ごみ」「買取」「不用品回収業者」など、いくつかの処分方法があります。自治体の粗大ごみ回収は費用を抑えられますが、申し込みから回収まで時間がかかる点がデメリットです。鉄製プレートであれば、自治体によっては資源ごみとして無料で出せることもあるため、お住まいの地域の収集ルールを確認してみましょう。
状態の良いバーベルなら、リサイクルショップや買取専門店で売却できる可能性があります。特に IROTEC や WILD FIT などの人気ブランドは高値になりやすいため、複数の店舗で査定を取ると適正な買取価格がわかりやすくなります。
重くて運べない場合や、急ぎで処分したい場合は、不用品回収業者への依頼が便利です。ただし、無許可業者によるトラブルも報告されているため、依頼先は慎重に選ぶ必要があります。
不用品回収モールでは、掲載前に許可証や登録番号を確認した優良業者のみを紹介しています。バーベルだけでなく、ダンベルやその他のトレーニング器具の回収にも対応でき、料金や口コミを比較しながら安心して選べるのが特徴です。
バーベルの処分方法で迷っている方は、不用品回収モールを活用して、自分に合った業者を見つけてみてください。

