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「そろそろ年末だけど、大掃除はしないとダメなの?」とお悩みではないでしょうか。確かに年末の大掃除は時間がかかり、せっかくのお休み期間を奪われてるのがネックです。
そこで、この記事では、大掃除をしなくてよい理由をわかりやすく解説しています。
この記事でわかること
- 年末の大掃除をしなくて良い理由
- 大掃除をしなかった場合のデメリット
- 新年に向けて片付けておきたい場所
- 年末に大掃除をせずに済む方法
年末をゆっくり過ごしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
【結論】年末の大掃除はしなくてもイイ!
結論として、年末の大掃除はしなくても問題ありません。なぜなら、お家の掃除は継続的に実施するほうが大切だからです。
まずは、年末の大掃除をしなくてもいい理由を2つ紹介します。
年末だけ掃除するのは効率が悪い
中には、年末にまとめて大掃除する人もいるでしょう。しかし、年末だけ掃除するのは、逆に片付け効率を下げる原因となります。
例えば、長期間水垢を放置すると、カビが繁殖して汚れる範囲が広がってしまうかもしれません。また、ほこりなどを放置すると、湿気を吸って床や壁にこびりついてしまう場合もあります。
以上のように、掃除の期間を空けてしまうとよごれが悪化し、掃除を終わらせるのに大幅な時間が必要です。
「年末にやればいいか」と放置すると余計に掃除の時間がかかるので、大掃除ではなく日常的な掃除を実施してください。
忙しい年末は少しでも楽をすべき
忙しい年末を楽にしたいなら、大掃除という手間を減らすのが良いでしょう。なぜなら年末には、次のような行事が詰まっているからです。
- クリスマス
- 忘年会
- 仕事納め
- 年賀状の作成
- 新年の準備
特に大掃除は家全体をキレイにしなければならず、丸1日以上の作業が必要になります。
年末の行事自体が負担になってしまうことを避けたいのなら、大掃除を辞めてみるのもひとつの選択肢です。
年末に大掃除しないとどうなる?実はデメリットもあり
日本といえば、どの家庭でも大掃除を実施していると思われがちですが、実際には、3割以上の家庭が大掃除をしていません。
ですが「コツコツと片付けられない人」「不用品が多い人」の場合、年末に大掃除をしないことにデメリットがあることも事実です。参考として、大掃除をしないことで起こりうるデメリットを3つ紹介します。
衛生面・健康面にデメリットあり!
年末に大掃除せず、お部屋を汚れた状態ままにしてしまうと、衛生面や健康面において次のようなデメリットが発生します。
- ゴミが腐ってニオイ問題が発生する
- カビが広がって病気のリスクがある
- 害虫が増殖して虫さされやウイルス媒介のリスクがある
例えば生活ゴミが腐ると、カビや菌が繁殖します。カビや菌は部屋の空気を悪くするだけでなく、それを吸い込んで病気を発症するリスクが発生してしまうのです。
また、不衛生な環境ができあがると、ハエやゴキブリなどの害虫が住みついてしまうかもしれません。
結果的に、人間が健康的に暮らせない状況に陥るケースもあるため、普段から掃除しない人はなるべく年末に大掃除をすることをおすすめします。
経済面にデメリットあり!
年末に大掃除をしないと、巡りめぐって経済的なデメリットが発生するかもしれません。
例えばゴミから発生するカビや汚れの影響で、建物や設備の寿命を縮めてしまう場合があります。補修費や修繕費がかかるため、経済的な打撃を受けやすくなるのが特徴です。
精神面にデメリットあり!
年末に大掃除をしないと、精神的なデメリットを被る場合があります。
東京大学が実施した「居住空間の散らかり度合いとストレスの関係の研究」によると、散らかっている部屋は、散らかっていない部屋と比べて、150倍もストレスを溜めやすくなるという結果が出ました。
例えば、部屋が散らかったままだと圧迫感がありますし、ニオイやよごれの問題が気になり、ストレスを溜めてしまうかもしれません。また、ストレスの影響でさらに片付けを実施しないというサイクルが生まれる場合もあるようです。
精神的なデメリットを回避したいなら、なるべく部屋をキレイな状態に保つことをおすすめします。特に普段から掃除をしていない人は、年末の大掃除の機会を活用してみてはいかがでしょうか。
また、ゴミや不用品を溜めやすい人の特徴に、次のような性格があります。
- 不要なものを購入してしまう
- 同じものばかり増やしてしまう
- 購入した品をそのまま眠らせてしまう
結果として、自宅内のゴミが増えるほか、不要なものを購入しすぎる状況に変わってしまいます。
普段から掃除をしていないと経済的な損失が生まれやすくなるので、年末の大掃除をきっかけに、日常的な掃除をスタートしてみるのはいかがでしょうか。
新年に向けて片付けておきたい場所
「年末に大掃除をしなくてもいい」とお伝えしましたが、「なんとなく、汚いまま新年を迎えるのは縁起が悪い気がする・・・」と思うのであれば、新年に向けて次の場所を片付けるのがおすすめです。
- 玄関
- 床の間
- 水回り
- 冷蔵庫
- クローゼット
そもそも正月の目的は、自宅に神様を招き入れることです。神様の通り道となる「玄関」「床の間」を片付けておけば、神様も安心してくれるでしょう。
また「水回り」には水の神様が宿るとも言われています。水回りは家の中でも汚れが目立ちやすい場所ですので、玄関や床の間の掃除に合わせて掃除するのがおすすめです。
新鮮な食材を迎える冷蔵庫、新しい年のための装いを整えるクローゼットも、新年の準備として整理整頓すると良いでしょう。これらを整えることで、清々しい気持ちで新年を迎えることができます。
年末に大掃除をせずに済む方法
普段から家をかけたづけていない人や、年末の大掃除が嫌だと感じている人向けに、大掃除をせずに済む方法を3つ紹介します。
普段からコツコツと片付ける
特に重要なのが、普段からコツコツと掃除をすることです。
毎日1箇所ずつ片付ける、よごれを見つけたら掃除をするという考えで動いていけば、年末の大掃除がほぼ不要となります。また、毎日キレイな状態の家に住めば、前述した衛生面や健康面、精神面といったデメリットの回避が可能です。
もちろん習慣化することは大変ですが、年末の大掃除をラクするためにも、ぜひコツコツと片付ける習慣を身に付けてみてください。
年末の大掃除をいつからスタートすべきか悩んでいる方は、以下の記事がおすすめです。大掃除のスケジュールや大掃除してはいけない日について解説しています。
不用品が出たらすぐにフリマアプリ・リサイクルショップで売る
自宅から不用品が出たら、すぐにフリマアプリやリサイクルショップで売るのがおすすめです。
片付けられない人の多くは「いつか使うだろう」と考えて、長年使わない品を放置し続けるため部屋が散らかります。一方、要らないものをすぐに売る習慣を身に付ければ、自宅に必要最小限の荷物しか置かずに済むでしょう。
少しでも早めに動き出せば、年末までに不用品をすべて処分できます。また売却して得たお金を使って、年末年始を豪華に過ごせるかもしれません。
もちろん、売れる・売れない品があるのも事実ですので、ひとつの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。
荷物が多い場合には不用品回収業者に依頼する
ゴミや不用品といった荷物の量が多く、自分だけで片付けられないとお悩みなら、片付けのプロである不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者は、自宅に溜まった要らない品はもちろん、生活ゴミなど幅広い荷物を回収してくれます。荷物の運び出しや分別、処分まですべて経験豊富な作業スタッフが実施してくれるので、依頼者にひとつも負担がかかりません。
また不用品回収業者によっては、次のようなサービスを利用できます。
- 水回りやお部屋をキレイにしてくれる「ハウスクリーニング」
- 価値のある品を買い取ってくれる「買取サービス」
ワンルームはもちろん一軒家まるごとの不用品回収に対応してくれるため、プロの協力が必要なら、まずは不用品回収業者に相談してみてください。
もし自分で業者を探せないのなら「不用品回収モール」をご利用ください。不用品回収を得意とする優良業者を比較検討できるほか、やらせ口コミゼロの本当の評価をチェックできます。
掲載されているのはすべて許可番号を確認した優良業者だけです。満足のいく作業を依頼できるので、依頼先のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
大掃除を始めるベストタイミングは「秋」
大掃除のタイミングを検討しているのなら「秋」にスタートしてみるのはいかがでしょうか。参考として秋に大掃除を始めるメリットをまとめました。
- 年末にドタバタせずに済む
- 計画的に1つずつ片付けられる
- 片付けでストレスを抱えにくくなる
まず、早めに大掃除をスタートすれば、焦りのせいで片付けが中途半端になることを避けられます。年末にゆとりをもって動けるのが魅力です。
また、仕事で忙しい人でも秋から掃除をスタートすれば、無理なく年末までに片付けを終えられます。時間に余裕があるので、お部屋を各個撃破しながら掃除してみるのが良いでしょう。
さらに、秋から掃除をスタートすれば、まとめて片付けるストレスを回避できます。年末に何時間もかけて片付けるよりも、毎日数分ずつ片付けるほうがストレスを溜めにくくなるので、ぜひ秋から大掃除を始めてみてください。
秋からの掃除について詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。
秋掃除のメリットや片付け方について解説しています。
まとめ:日々の小掃除で年末の大掃除を楽にしよう!
「年末に大掃除するのがつらい」「年末は忙しくて何も手につかない」といった悩みを抱えていないでしょうか。それなら、年末に大掃除をするのではなく、日常的な掃除習慣を身に付けて、毎日片付けることをおすすめします。
秋口から少しずつ片付けを進めていけば、年末の負担も軽減されるでしょう。
また、ゴミや不用品の量が多くて自分で片付けられないとお悩みなら、片付けのプロである不用品回収業者に相談してみるのはいかがでしょうか。
不用品回収モールを利用すれば、サービスに必要な許可証の有無や登録番号の確認まで実施した優良の不用品回収業者だけを比較検討できます。
利用者の口コミ情報・評価も掲載されているので、業者選びの参考として役立ててみてください。