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部屋が汚い状態には、心身の健康を失うほか、社会との健全なつながりを脅かす可能性があります。ただ不衛生という以上の問題をはらんでいるため、速やかに掃除して改善しなければなりません。
しかし部屋を綺麗にしなければならないとわかっていても、気力体力共になく動けないこともあるでしょう。どこから手をつけたらいいのか迷っているうちに、より部屋が汚くなることも少なくありません。
そこでこの記事では、部屋が汚い悩みを解消するための具体的な対応方法を徹底的に解説します。簡単かつ誰でもすぐにできるものばかりです。
この記事を参考に、部屋が汚い状態を脱出するための大きな一歩を踏み出してみませんか?
この記事でわかること
- お部屋度レベルチェック
- 部屋が汚くなる理由
- 部屋が汚いことで発生するデメリット
- 部屋が綺麗なことのメリット
- 部屋の片づけ手順
- 部屋の綺麗さを維持する方法
「部屋が汚い」状態をレベル別に解説
「部屋が汚い」と感じることがありますが、その汚れ具合にはさまざまなレベルが存在します。
日常的に過ごす部屋の汚れは、自分自身では気付きにくいもの。そこで、この記事では「部屋の汚れ」をレベル別に分け、それぞれの特徴を解説します。
自分の部屋がどのレベルに当たるのか、客観的に確認してみましょう。
「部屋が汚い」のレベル | 汚れ部屋の重症度 | 特徴 |
---|---|---|
レベル1 | ★ | 床に物が放置されている |
レベル2 | ★★ | 家全体が散らかっている特に水回りが汚い |
レベル3 | ★★★ | 物が散乱して床が見えない初期の汚部屋 |
レベル4 | ★★★★ | 食べ残しが放置されている汚部屋度が高く危険な状態 |
レベル5 | ★★★★★ | ゴミ屋敷のレベル自分で片付けるのは困難 |
レベル1・床に物が放置されている
床に物が置きっぱなしになっているなら、部屋が汚い状態が進行し始めている兆候です。
- 忙しい日々に追われて、掃除ができない
- 時折、ゴミを出し忘れることがある
- 使ったものを、元の場所に戻すのが面倒
この段階ですでに、友人や知人を招くのははばかられるでしょう。しかし掃除すれば、すぐに綺麗な状態に戻せるレベルでもあります。ただこの状態が長引くと、部屋の汚れ度合いは雪だるま式に増す一方です。
「部屋が汚いけれど、まだ大丈夫だろう」と安心してはいけません。次の休日を使って、部屋を徹底的に掃除しましょう。
レベル2・特に水回りが汚い
部屋全体が汚い印象があることに加えて、特に水回りの汚れが目立つ場合は、汚部屋の初期段階の可能性があります。
- 部屋全体の空気が澱んでいる
- 洗面台に髪の毛が大量に落ちている
- キッチンのシンクの生ごみを、何日も捨てていない
水回りは毎日使用する箇所です。使用するたびにこまめに掃除することで、汚れがひどくなるのを未然に防げます。
その反面、常に水気があるのでカビなどが繁殖しやすく、部屋全体に汚れの原因が飛散する根源にもなる箇所です。
水回りが不衛生になっている場合、部屋全体に物が増え始め、雑然とした状態になっている可能性があります。水回りの掃除と共に、断捨離もおこなうとよいでしょう。
レベル3・物が散乱して床が見えない
放置した物品で床が見えない状態なら、汚部屋が進行し始めています。第三者の目線でも、明らかに不衛生な印象を受けるでしょう。
- 足の踏み場がない
- 床に散らばった物の上を歩いても抵抗がなくなった
- いつも使いたい物が見つからず、部屋の中で物探ししている
このレベルになると、ゴミの収集日にゴミを捨てられない頻度が増え、部屋の中にゴミ袋がいくつも置かれている可能性があります。
ゆったりくつろぐスペースがないため、部屋で休んでいても疲れがとれません。
睡眠が浅くなったり、気分が塞ぎやすかったりと、病院にいくほどではない程度の心身の不調が現れ始めるのも特徴です。
レベル4・食べ残しが放置されている
食べ残しや食べた後の皿や容器が、そのままテーブルの上や床に残されている状態であれば、完全に汚部屋です。部屋が汚い状態が日常になっています。精神的にも好ましくない状態です。
- ゴミや物が多すぎて窓が開けられない
- 出しそびれたゴミが山積した光景に、違和感を感じない
- すべてに対して無気力で、意欲も体力もない
ただこの段階であれば、気長に掃除や断捨離を続けることで、綺麗な部屋の状態を取り戻すことは不可能ではありません。
しかし精神的な落ち込みが激しく、モチベーションを維持できない可能性があります。
家族や親しい友人の助けを求め、汚い部屋から脱却する最後のチャンスと言えるでしょう。
ただ、汚い部屋をみせたくない思いや、人と関わるのを面倒に感じることが多く、一人で抱え込んで汚部屋の状態を悪化させることが多いのが実情です。
レベル5・ゴミ屋敷のレベル
床に置かれた物品は渦高く積み上がり、何が生活用品で何がゴミなのかわからないほど物で溢れかえった状態なら、ゴミ屋敷の初期段階です。
部屋が汚いだけでなく、異臭が漂い、虫が湧いている可能性もあります。
- 生活する空間がゴミや物で埋め尽くされている
- 物とゴミの上で寝食する
- トイレや浴室といった居室以外のスペースも、物で溢れかえっている
ゴミ屋敷になっている場合、自力で脱却するのはほぼ不可能です。
ゴミ屋敷を専門にする不用品回収業者に不要品とゴミの搬出を依頼してゴミと不要品を速やかに搬出する必要があります。
ゴミ屋敷の状態が長引けば、健康被害のほか、火災などの大事故を引き起こす危険性もありとても危険です。
部屋が汚くなってしまう理由
部屋が汚れる理由には次のようなものがあります。
- 忙しすぎる
- 片付けや掃除が苦手
- 物を買いすぎる
- 捨てられない
- 過度のストレス
- 先天的な脳の特徴や病気
1.忙しすぎる
忙しさは、部屋が汚くなる大きな要因です。
日々に追われて、掃除する時間が持てなかったり。疲れ切って朝起きられず、ゴミを出しそびれたり。
こういったことの小さな積み重ねがいつしか常に部屋が汚い状態につながり、汚部屋を経て、ゴミ屋敷になることもあります。
2.片付けや掃除が苦手
掃除が苦手、また使ったものを元の場所に片付ける習慣がない場合、あっという間に部屋が汚い状態になります。
元来は綺麗好きで、使ったものはすぐに片付ける性格であっても、疲労度が高く「あとで片付ければいい」と放置する回数が増えた場合は危険です。
掃除する意欲を持てないまま「あとで片付けるから」が口癖になり、いつしか片付け切れないほどの汚部屋になっていることも少なくありません。
3.物を買いすぎる
汚い部屋に共通する特徴の一つに、物が多すぎることがあります。
ショッピングが好きで大量に買い物する場合はもちろんのこと、ストレスから使わないものまで買ってしまう状態であれば、あっという間に汚部屋になる可能性があるのでご注意ください。
すでに持っているのに「忘れて何度も買ってしまう」「購入しても開封すらしていない袋や箱が大量にある」こういった状態にある場合、買い物依存症の可能性もあります。
4.捨てられない
「もったいない」「また使うかもしれない」という価値観が先行しすぎて、いらないものを捨てられないことも、部屋が汚くなる大きな原因です。
高齢者に多いイメージがある“もったいない”精神ですが、実際は年齢を問いません。物を大切にする価値観が行きすぎれば、誰もが「捨てられない」「溜め込む」状態に陥ります。
また個人の性格や価値観のほか、心身の衰弱、トラウマ、脳の病気に起因するケースも報告されています。
5.過度のストレス
多忙な毎日による疲労や人間関係のストレスなど、過度なストレスは部屋が汚くなる原因です。
強いストレスがかかり続けると、自律神経が乱れます。自律神経の乱れによって、判断力が低下し、イライラしやすくなったり物事に対して無気力になったりすることがあるので、注意が必要です。
- 部屋を掃除しなくてはいけないとわかっていながら動けない
- イライラしやすくストレスを発散するために買い物に走ってしまう
こういった症状がある場合は、ストレスが心身の健康を蝕んでいる可能性があります。
6.先天的な脳の特徴や病気
先天的な脳の特徴や、何らかの原因で脳が損傷を受けたり病気を発症している場合、部屋が汚い、片付けられない、物が捨てられず溜め込むといった症状が現れることがあります。
代表的なのは、ADHDやADD、そして認知症です。
ADHD・ADD
日本語名 | 特徴 | |
---|---|---|
ADHD | 注意欠如・多動症 | ・集中力が続かない ・順序立てて行動することが苦手 ・落ち着きがない ・待てない ・行動の抑制が難しい |
ADD | 注意欠如障害 | ・忘れ物が多い ・集中力が続かない ・スケジュール管理が苦手 ・整理整頓が苦手 |
ADHDやADDは最近になって広く知られるようになったため、大人になって気づくケースが増えています。
集中力を持続するのが難しいため、掃除したい気持ちはあっても気力を維持できず片付けられなかったり、片付けや掃除することを忘れてしまったりといったことが続き、気づけば汚部屋になっていることも少なくありません。
認知症
認知症が原因で部屋が汚くなることもあります。
認知症というと高齢者が発症する病のイメージがありますが、若年性の認知症も増えており、誰もが発症する可能性のある病気です。
認知症になると、記憶が抜け落ちたように次々物事を忘れていきます。ゴミ出しができなくなるほか、個人差がありますが、物に過剰に執着して捨てることができなくなったり、大量の物を集めてしまったりするため、あっという間に汚部屋になるのが特徴です。
いずれも脳の機能に何らかの問題が発生していることが原因ですが、治療法は確立されていません。
何度片付けても汚部屋に戻ってしまう、ゴミ屋敷状態から脱出できないといった場合は、専門の医療機関やクリニックを受診したり、公的な期間に相談することも検討してください。
専門家の知識を借りながら、健康的な生活を取り戻すための方法を探すことができます。
部屋が汚いことのデメリット
部屋が汚い状態を維持すると「ただ部屋が汚いだけ」では済まされない、さまざまなデメリットがあります。
具体的には、次の通りです。
- 出費が増える
- 近しい人との人間関係が悪化する
- 心身の健康被害
- 犯罪に巻き込まれやすい
- 退去を求められる可能性がある
- 近隣トラブル
- 法的処置を受ける
- 人命に関わる事故の可能性
1.出費が増える
部屋が汚いと、自分の持ち物を把握できません。何度も同じ物を買い直すことで浪費するため、出費が増えます。
また、ストレスから買い物に依存するようになり、不要な物を大量に購入することもあるでしょう。
自分では片付けられないほど部屋が汚れた場合、これを解消するためには、不用品回収業者などにお金を支払って部屋を片付けなければならず、綺麗な部屋を取り戻すためにさらに出費がかさむことになりかねません。
2.近しい人との人間関係が悪化する
汚い部屋では、親族や友人知人を招くのもはばかられるため、近しい人たちと疎遠になる可能性があります。
「部屋を掃除したほうがいい」と善意で指摘する家族や友人の言葉を疎ましく感じて自分から距離を置き、孤独を深めることも少なくありません。
汚い部屋で生活していると、ストレスによって脳の機能が低下し、自律神経の乱れや判断力の低下が生じます。
イライラしやすくなったり、人付き合いが億劫になったりするため、円滑な人間関係を構築することが困難になります。引きこもりがちになることで、さらに心身の健康が侵されていく可能性もあるでしょう。
3.心身の健康被害がある
足の踏み場もない状態の部屋で暮らすことで、つまづいたり、怪我したりと身体的なダメージを負います。
また病害虫が発生することで、細菌やウイルスに感染して病気を発症する可能性があるのも懸念点です。自律神経の乱れから免疫力が低下し、病気や怪我をしやすく治りにくい状態になることも考えられます。
汚い部屋が脳に及ぼす影響によって、精神面でもダメージを負うこともあります。孤独も相まって、うつなどの深刻な状態に発展するケースも少なくありません。
不衛生な環境に身を置くことは、心身の健康を脅かす危険な行為であると認識する必要があります。
4.犯罪に巻き込まれやすい
汚い部屋に住み、健康的な生活もままならない状態にあると、ターゲットを常に探している犯罪を目論む人の標的にされやすくなります。
また精神的にも不安定になり判断力も低下しているため、詐欺などのトラブルに巻き込まれることもあるでしょう。汚い部屋に住み続けることは、安全な暮らしを脅かす脅威になりかねません。
5.退去を求められる可能性がある
賃貸住宅に住んでいる場合、極端に部屋を汚すと退去を求められる可能性があります。
例えば、度重なる管理会社からの勧告にもかかわらず、汚部屋やゴミ屋敷の状態を改善しなかった場合、また汚部屋やゴミ屋敷であることが原因で隣居の住人が転出することがあれば、損害賠償を求められることもあるでしょう。
自身が退去する際は、原状回復しなければなりません。部屋が汚れているほど、清掃や室内の修復に費用がかかります。
生ごみから出た汚れが壁や床に染み込んでいる場合は、かなり大掛かりな修復が必要です。
6.近隣住民とのトラブルが発生する
汚部屋のレベルを超えてゴミ屋敷にまで発展した場合、近隣住民との間でトラブルになる可能性があります。実際、ゴミ屋敷によるさまざまなトラブルは増加の一途です。社会問題にもなっています。
例えば病害虫や悪臭が発生している場合、隣接する住居にも移るため、近隣住人との間でトラブルに発展する原因になりかねません。
ゴミ屋敷として近隣住人が自治体に通報した場合、自治体から厳しい処置を受けることもあります。
7. 法的処置を受ける
ゴミ屋敷として自治体に認定され、改善を求められても応じない場合、強制代執行という法的処置を受けることがあります。
強制代執行とは、ゴミ屋敷に対する強制執行です。室内のゴミをはじめとする物品を、自治体が強制的に搬出・処分します。
ゴミの搬出や処分にかかった費用は、後日請求されるため、大きな費用負担を負う点もデメリットです。
8.人命に関わる事故の可能性がある
汚部屋を埋め尽くすゴミや生活用品は可燃性の物が多いため、火事などの人命に関わる重大な事故につながることがあります。
例えば部屋中に物が散乱し掃除もしていない状態では、コンセントプラグにホコリが溜まっていても気付けません。室内の乾燥も相まって、周囲に置かれている可燃物に引火すれば、あっという間に燃え広がるでしょう。
就寝中に火災が発生すれば、自分自身が逃げ遅れる危険性があるでしょう。
また、近隣の住宅を巻き込んだ大火災に発展する可能性もあります。その場合、多額の補償を求められる事態は免れません。
部屋を綺麗にするメリット
部屋を綺麗にすると、さまざまなメリットが期待できます。
- お金が貯まる
- 人間関係が豊かになる
- 心身の健康維持やメンテナンスが十分にできる
- 充実した毎日を送れる
無駄に物を買うことがなくなれば、自然とお金が貯まっていきます。
また心身の健康を取り戻し、豊かな気持ちで周囲の人と接することができるようになるので、人間関係が豊かになるでしょう。
お金、人間関係、健康といった悩み事の原因になる要素が改善されるため、物理的・精神的に充実した毎日を送ることも可能です。
部屋が汚い場合どこから片付けるべき?
部屋が散らかっていると、「どこから片付けを始めたらいいのか」と悩むことが多いですよね。
片付けを始める際のポイントは以下の2点が大切です。
- 自分が最も時間を過ごす場所から手をつけること
- 一気に全体を片付けようとせず一つの場所を集中的に整理すること
例えば、ワンルームでベッドの上で多くの時間を過ごすなら、ベッドをまず整えます。ベッドが整ったら、その周辺を次に片付けるというステップを踏みます。
この方法で、綺麗になった場所を中心に、少しずつ整理の範囲を広げていくのがおすすめです。片付けた場所の達成感がモチベーションに繋がり、次の場所も片付けやすくなります。
特に、自分がよく過ごす場所が整っていると、心地よさを実感し、片付けの意欲が湧きやすくなります。広い部屋の場合、部屋をセクション分けして一つずつ順番に片付けていく方法も効果的です。
最終的には、片付けの達成感を何度も味わい、整った部屋の快適さを継続的に感じることが、散らかった部屋からの脱却の鍵となります。
汚い部屋を片付ける4ステップ
部屋が汚い場合「何から片付けを始めたらいいのか」と途方に暮れてしまい、最初の一歩を踏み出せないこともあるでしょう。
そんな時は、次の4つのステップで片付けを始めてください。
- ゴミを捨てる
- 要らないものを捨てる
- 収納場所を決める
- 掃除する
予定のない休日を1日使って、4ステップすべてをその日のうちにこなしてしまうのが理想です。何日もに分けておこなうと、その間にゴミが増えて、モチベーションが低下する可能性があります。
可能であれば、家族や友人知人の手を借りて一気に片付けましょう。
ゴミを捨てる
部屋が散らかっていると、まずはゴミを取り除くことが最優先です。
食べ終わった容器やショッピングバッグ、チラシなど、明らかにゴミと判別できるものを一気に取り除きましょう。
このとき、ゴミを分別しながら捨てるのではなく、まずは一箇所にまとめることを心がけてください。
ただし、分別が必要な場所に住んでいる方は、後で正確に分別するために、ゴミを一時的にまとめておくことをおすすめします。
掃除の際は、スピーディーに行動することがポイントです。
要らないものを捨てる
ゴミを取り除いた後、部屋の中に残る不要なアイテムを処分しましょう。
物を捨てるのは難しいと感じるかもしれませんが、不要な物は心と体の負担となります。
1年以上使っていない物や、2年以上着ていない衣類は、思い切って手放すことをおすすめします。売却を考える場合も、早めの行動が大切です。
迷っている間に、部屋が再び散らかってしまうことを防ぐために、不用品回収業者の利用も考慮してみてください。
収納場所を決める
不要なものを取り除いたら、残ったアイテムの収納場所を決定します。
物の置き場所を明確にすることで、部屋が再び散らかるのを防ぐことができます。収納スペースが足りない場合は、不要な物をさらに減らすことを検討しましょう。
新しい収納家具を追加するのではなく、持っている物を最小限にすることが、きれいな部屋を維持するコツです。
掃除する
物の収納が完了したら、部屋全体の掃除を行います。
これまでの段階で見えなかった箇所もしっかりと掃除しましょう。ホコリや汚れが原因で健康被害や火災のリスクが高まることもあるため注意が必要です。
掃除の際は上から下へと順番に行い、換気をしながら作業することを心がけてください。
部屋が再び汚くならないための対処法
どれほど時間や労力をかけて部屋を綺麗にしても、部屋が汚くなった時の生活習慣のままでは、再び部屋が汚くなるのは時間の問題です。
新しい考え方や習慣を身につけることが、綺麗な部屋を維持するために欠かせません。
再び部屋が汚い状態にならないためのポイントは、次の6つです。
- 自分を大切にすると決める
- 1つ買ったら1つ捨てる
- ゴミは毎週捨てる
- 床やテーブルの上に物を置かない
- 定期的に断捨離する
- プチ掃除を習慣にする
1.自分を大切にすると決める
汚い部屋は、住む人の心身に大きなダメージを与えます。また不要な物を買い集めるためにお金を浪費するのは、お金を稼ぐために費やした時間や労力をゴミとして捨てているのと変わりません。
これでは、自分を大切にしているとは言えません。
部屋が汚い状態を維持することは、自分を大切にしていないことであり、心身の健康や経済的な安定を脅かす行為であることを認識してください。
自分自身の健やかな心身と日常を守るために、部屋を綺麗に保つことは欠かせません。
2.1つ買ったら1つ捨てる
綺麗な部屋を維持するために、1つ買ったら1つ捨てることを、徹底してください。これができれば、要らないものが部屋の中に溢れかえることはもうありません。
物が増えなければ、ゴミも増えません。ミニマリストを目指す必要はありませんが、物を持ち過ぎないことは部屋を汚さないために重要です。
3.ゴミは毎週捨てる
ゴミの収集日が来たら、必ずゴミを捨ててください。
部屋の中にゴミを長く置き続けると、部屋の秩序が乱れ、床に物を置きっぱなしにしても気にならない、食べ終わった食器が放置されていても気にならない、といったように好ましくない状態に慣れていきます。
部屋が汚い状態に慣れてしまうことが、雪崩式に部屋が汚れていく原因です。
毎週ゴミを出すためには、早起きしなければならないこともあるでしょう。しかし必ず朝ゴミ出しすることで朝型で健康的な生活を維持し、自律神経が整う効果も期待できます。
4.床やテーブルの上に物を置かない
物の定位置を決めて、使った物は必ず元の場所に戻すことを習慣にしてください。
床の上やテーブルの上など、とりあえず、置く癖があればすぐに片付ける習慣に切り替えてください。ひとつ置きっぱなしにすれば、連鎖的に置きっぱなしが増え、部屋はあっという間に汚くなります。
1日の仕事を終えてあなたが自宅に帰るように、物にも帰る場所を作ってください。
5.定期的に断捨離する
1つ買ったら1つ捨てる習慣を心がけていても、知らないうちに物は増えていきます。
定期的に断捨離して、必要以上の物が増えないように調整することは、部屋が汚い状態にリバウンドしないために大切です。
6.プチ掃除を習慣にする
こまめに掃除する習慣を、身につけてください
例えば、次のようなプチ掃除習慣はいかがでしょうか。
- 洗面台は使用するたびに軽く洗い流して乾拭きする
- 1日の終わりに軽くトイレ掃除する
- テーブルの上には物を置きっぱなしにせず、すぐに片付ける
- 1日1箇所だけ掃除したり
部屋中をまとめて掃除しようとすると、時間も手間もかかるので掃除を始めるハードルが高くなります。片付けることがストレスになっては、部屋が汚い状態に戻るのも時間の問題です。
汚部屋に戻らないためには、掃除や片付けのハードルは可能な限り低くして、小さく掃除することが大切です。
掃除のハードルを下げる仕組みを作り、実践することで、大掛かりな掃除を頻繁にしなくても綺麗な部屋を維持できます。
まとめて片づけるなら不用品回収サービスがおすすめ
部屋を綺麗にするためには、時間や労力をかけてゴミや不用品を処分する必要があります。しかし、日常の疲れやストレスから、掃除や片付けを始める気力が湧かないことも。
そんな時には、不用品回収業者を利用するのが効果的です。
不用品回収業者に依頼するメリットは、次の通りです。
- 短時間で部屋の状態を大きく改善
- 専門の掃除サービスも利用可能
- 価値ある不用品の買取オプション
- 秘密厳守で誰にも知られずに部屋の片づけ可能
- 自らの手を汚さずに片付け可能
特に、ゴミ屋敷の専門家としての経験を持つ業者は、数時間で大量のゴミや不用品を撤去してくれます。
また、掃除サービスを提供している業者も多く、部屋を新たな状態にリセットすることができます。さらに、不要品の買取を行っている業者を選べば、手間をかけずに不要品を売却することも可能です。
あまりに汚い状態の場合、部屋の片付けを他人に知られたくないという方も多いでしょう。そのような場合でも、不用品回収業者は秘密厳守で対応してくれるため、安心して依頼することができますよ。
業者を比較検討をするなら「不用品回収モール」
不用品回収業者の料金やサービス内容は、業者ごとに異なります。そのため、選ぶ際には複数の業者を比較検討することが重要です。
その際の参考として「不用品回収モール」を活用することをおすすめします。
「不用品回収モール」では、実際にサービスを利用した方の口コミを基に、さまざまな不用品回収業者を比較・検討できます。また当サイトのコンセプトに賛同する、信頼性の高い業者を掲載しています。
もし何かご不満などがございましたら、当サイトへ口コミをお寄せください。