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「自宅にある不用品を有効活用したい」「寄付して役立てたい」と考える人も多いでしょう。しかし、どこに寄付すべきなのか、信用できる団体がどこなのかわからずにお困りの方もいるはずです。
そこでこの記事では、不用品を寄付できるおすすめ団体についてわかりやすく解説しています。
この記事でわかること
- 不用品の寄付がおすすめな理由
- 信頼できる寄付団体
- 寄付できる不用品・できない不用品
- 信用できる寄付団体の探し方
- 不用品の寄付に関するよくある質問
不用品を無駄にしたくない方は、ぜひ紹介する団体に寄付してみてください。
不用品は寄付するのがおすすめ!
自宅に眠る不用品が、誰かの宝物に変わることもあります。捨てるだけではもったいない、そんな不用品の有効活用について考えてみませんか?
ミニマリストを目指す方や、使わない品が自宅に溜まっている方にとって、不用品を寄付することは一つの選択肢です。
以下では、なぜ不用品の寄付がおすすめなのか、その理由を分かりやすく解説します。ぜひ、この機会に不用品の寄付について検討してみてください。
寄付をすることで不用品を処分できる
不用品を寄付すれば、自宅に溜まった不用品を一度に処分できます。ただし、寄付できる品物には制限があるため、全ての不用品が対象となるわけではありません。
そのため、寄付可能な物とそうでない品物の違いを事前に把握しておくことが重要です。
この記事では後ほど、「不用品の寄付ができるもの・できないもの」について詳しく解説しますので、ご自宅に寄付可能な物がないか確認してみてください。
寄付した不用品は他の人の役に立つ
不用品を寄付することで、困難な状況にある以下のような人々の支援に役立てることができます。
- 災害を受けて避難所生活をしている人
- 児童養護施設で生活している子供たち
- 貧困に悩む国の人々
これは、単に不用品を処分するだけではなく、社会への貢献として大きな意味を持つ行動です。あなたが不要と感じる品物が、誰かにとって必要不可欠なものになる可能性があります。
そのため、寄付は単なる処分の代替手段としてではなく、社会への貢献としても非常に価値のある選択肢と言えるでしょう。
不用品の寄付におすすめの持ち込み先・信用できる団体10選
家にある使わなくなった物を寄付したいとき、どこに持っていけばいいのか迷うことがありますよね。特に、NPOなどの慈善団体が多く、どこが信頼できるか分からない場合もあります。
残念ながら信頼できない団体に寄付してしまうと、不法投棄されてしまうこともあります。
以下では、安心して寄付できる団体を10か所ご紹介します。各団体の特徴や、どんな物を寄付できるか、送料や発送先の情報もまとめていますので、参考にしてください。
1.ワールドギフト|大阪(送料無料)
ワールドギフトは、大阪に拠点をもつNPO法人です。海外の貧困に苦しむ人々を手助けする事業を展開しており、寄付だけでなく食糧・医療・水の支援を実施しています。
また、寄付品だけでなく寄付金を送ることも可能です。公式サイトでは活動状況が頻繁に報告されているため、安心して任せられる団体だと言えます。
団体名 | 特定非営利活動法人ワールドギフト |
団体拠点 | 〒538-0031 大阪府大阪市鶴見区茨田大宮3-7-52 |
寄付方法 | 郵送、電話・Web |
寄付品 | ・衣類 ・おもちゃ ・ぬいぐるみ ・キッチン用品 ・ランドセル・バッグ類 ・文房具 ・タオル ・食器 など |
2.アムダマインズ|岡山(送料無料)
アムダマインズは、岡山に拠点をもち、人づくり・村づくりといった面から貧困を支援しているNPO法人です。寄付金による支援はもちろん、豊富な寄付品を海外に届けています。
また、アムダマインズは複数の企業と連携して寄付事業を実施しているのが特徴です。以下表で寄付先をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
団体名 | AMDA社会開発機構 |
団体拠点 | 〒700-0818 岡山県岡山市北区蕃山町4-5 岡山繊維会館3階 |
寄付方法 | ・つなぐ書店「古本募金」 ・お宝エイド ・Brand Pledge ・リユースマン倉敷 |
寄付品 | ・本 ・DVD/CD ・ゲームソフト ・貴金属 ・フル紙幣 ・楽器 ・ブランド品 など ※現金化後にアムダマインズに寄付 |
3.ユニセフ|全国(送料有料)
ユニセフは、世界の貧困・災害被害を幅広くサポートしているNPO法人です。国内のみならず、海外にも複数の拠点があり、近年の戦争に巻き込まれた人々の支援も実施しています。
残念ながら、ユニセフでは不用品の寄付を利用できません。しかし、次のような方法で、不用品をお金に変えれば、そのままユニセフへ寄付金を送れます。
- フリーマーケット・バザーの売上
- リサイクル買取サービスの費用
- 書き損じはがき
寄付金は税金の控除にも役立つので、ぜひ上記の方法を実施してみてください。
団体名 | 日本ユニセフ協会 |
団体拠点 | 国内に複数拠点あり |
寄付方法 | 郵送、Web |
寄付品 | 現金 |
4.もったいないジャパン|神奈川(送料有料)
もったいないジャパンは、使われずに捨てられている日用品、食品を活用し、国内外支援を実施しているNPO法人です。個人はもちろん企業からの寄付を受け付けています。
また、公式サイトにおいて高頻度で寄付状況が更新されているのが魅力ポイントです。「今一番必要なもの」も紹介されているので、寄付できる品があるかチェックしてみてください。
団体名 | NPO法人もったいないジャパン |
団体拠点 | 〒253-0071 神奈川県茅ヶ崎市萩園1642-2 |
寄付方法 | 郵送、Web、電話 |
寄付品 | ・はがき ・日用品 ・インテリア ・文房具 ・キッチン雑貨 ・古本、雑貨類 ・衣類 ・化粧品 ・貴金属 ・ベビー用品 ・食料品 など |
5.国際子供友好協会|千葉(送料有料)
国際子ども友好協会は、世界中の貧困に悩む子供たちを支援するNPO法人です。発展途上国を対象として、生活費を稼ぐために生活している子供たちの支援を実施しています。
品物による支援にも対応しており、価値のある品を現金に換えて支援することも可能です。主に子供向けの品が寄付品の対象ですので、事前に公式サイトの寄付項目をチェックしてみてください。
団体名 | 国際子供友好協会 |
団体拠点 | 〒285-0852 千葉県佐倉市青菅443 |
寄付方法 | 郵送、Web、電話、直接 |
寄付品 | ・ぬいぐるみ ・文房具 ・おもちゃ ・遊具 ・乗り物 ・スポーツ用品 ・民芸品 ・キッチン用品 ・バッグ など※ 主に子供向けの品が対象 |
6.ジョイセフ|東京(送料有料)
ジョイセフは、世界の貧困、ジェンダー不平等に悩む女性を対象とした支援団体です。40か国以上の国々で女性支援を実施しています。
寄付品としては、学習が必要な女の子向けの品が豊富に取り扱われており、ランドセルや文房具などを受け付けているのが特徴です。また、換金後の価値がある商品券や貴金属品なども寄付できます。
団体名 | ジョイセフ |
団体拠点 | 〒160-0003 東京都新宿区四谷本塩町12-3 AOIビル3階 |
寄付方法 | 郵送、Web、電話 |
寄付品 | ・ランドセル ・文房具 ・貴金属 ・商品券 ・遺贈品 など ※ジョイセフ販売品の購入支援も可能 |
7.不用品の物品寄付で明るい社会を築く会|埼玉(送料有料)
不用品の物品寄付で明るい社会を築く会は、不用品を換金して国内外の方たちに寄付を提供するNPO法人です。配送による寄付はもちろん、直接持ち込みも可能です。
また、不用品の物品寄付で『明るい社会を築く会』に依頼すれば、不用品回収にも対応してもらうことができます。寄付と同時に実施できるため、処分費用を抑えやすくなります。
団体名 | 不用品の物品寄付で明るい社会を築く会 |
団体拠点 | 〒358-0032 埼玉県入間市狭山ヶ原217-1 |
寄付方法 | 郵送、Web、電話、持ち込み |
寄付品 | ・生活雑貨 ・文具 ・家具 ・楽器 など |
8.子ども支援センター|千葉(送料有料)
子ども支援センターは、世界中の子供たちにリユース・リサイクルした不用品を使って支援しているNPO法人です。
使わなくなった不用品を無料回収してくれるのはもちろん、寄付した品を子ども支援センターが直接リユース・リサイクルしてくれます。
また、寄付金の支援を実施すれば、児童施設や学校の維持等に活用してもらえるのが特徴です。
団体名 | 子ども支援センター |
団体拠点 | 〒274-0064 千葉県船橋市松が丘1-29-9-101 |
寄付方法 | 郵送、Web、電話、回収 |
寄付品 | ・文具 ・家電製品 ・おもちゃ ・ぬいぐるみ ・ゲーム機 ・カメラ ・本 ・食器 ・楽器 など |
9.こどもの里|大阪(送料不明)
こどもの里は、国内の子供たちの支援として寄付事業を提供しているNPO法人です。緊急避難場所、自立援助ホームなど、福祉に関わる施設を支援しています。
また、寄付した品はこどもの里のスタッフによって、バザーに出品されて現金化されるのが特徴です。中でもタオル・せっけん・下着(男性もの)・洗剤等の支援が求められています。
団体名 | こどもの里 |
団体拠点 | 〒557-0004 大阪市西成区萩之茶屋2丁目3番24号 |
寄付方法 | 郵送、Web、電話、回収 |
寄付品 | ・タオル ・せっけん ・下着(男性もの) ・洗剤 ・キャラクターグッズ ・ぬいぐるみ ・文房具 など |
10.東京おもちゃ美術館|東京(送料不明)
東京おもちゃ美術館は、世代を問わず誰もがおもちゃと触れ合える美術館です。子どもたちがおもちゃに触れて工作意欲を育むために、おもちゃや本などの寄付を募っています。
寄付を実施することにより、子どもたちが遊んで楽しめるのはもちろん、シニアが活躍できる場所の確保としても有効活用されるのが特徴です。
団体名 | 東京おもちゃ美術館 |
団体拠点 | 〒160-0004 新宿区四谷4-20 四谷ひろば内 |
寄付方法 | 郵送、Web、電話 |
寄付品 | ・遺贈品 ・本 など |
不用品の寄付ができるもの・できないもの
不用品を寄付する際には、何が寄付可能で何が寄付不可かを理解することが大切です。ここでは、一般的に寄付できる不用品と寄付できない不用品の一覧を紹介します。
詳細な情報は各寄付団体の公式サイトに掲載されていますので、寄付を考えている方は、まずはここで紹介する項目をチェックしてみてください。
不用品を寄付できるもの一覧
不用品の寄付を受け付けている団体が求めているのは「生活に再利用できる品」「換金する価値のある品」です。寄付品の一例を表にまとめているので、自宅に寄付できる品がないか確認してみてください。
寄付品の種類 | 主な製品 |
---|---|
衣類 | 状態の良い古着、新品の下着 |
寝具 | まくら、ベッド、掛け布団 |
学習用品 | 鉛筆、消しゴム、ランドセル、筆箱 |
おもちゃ | ぬいぐるみ、キャラクターグッズ、ゲーム、ベビー用品 |
雑貨 | 置物、お土産品、特産品 |
換金品 | ・貴金属 ・商品券 ・硬貨 ・ブランド品 ・遺贈品 |
寄付した不用品は、必要とする人たちに届けられて生活の中で役立ててくれます。また、換金性のある品は現金化したのち、団体の活動や子どもたちの支援に利用されるのが特徴です。
もちろん、現金による寄付も可能ですので、予算や手間を考えて寄付を検討してみてください。
不用品を寄付できないもの一覧
まず前述した寄付できる品のうち、状態が悪いものは寄付しても再利用できずに捨てられる恐れがあります。
また以下に示す品は、さまざまな理由から寄付を受け付けていない場合があるため、事前に団体に確認してみてください。
寄付品の種類 | 寄付できない理由 |
---|---|
家電製品 | ・家電リサイクル法に触れる ・大きすぎて郵送できない |
危険物(ライター、スプレーなど) | ・輸送時に事故が起きる恐れがある |
一定のベビー用品(ベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッド) | ・大きすぎて郵送できない ・保管場所を取る |
一定の人形(日本人形、雛人形、五月人形、ガラスケース入り人形など) | ・換金ニーズが低い ・保管場所を取る |
寄付品として機能するのは、問題なく再利用できる品・換金できる品だけです。団体が求めていない品を寄付すると、逆に団体に負担をかけてしまいます。
寄付品の郵送を検討する際には、まず各団体の公式サイトをチェックして、NGリストに該当しないか確認してみてはいかがでしょうか。
信用できる寄付団体の探す時のポイント
本記事で紹介した団体以外にも、さまざまな寄付団体が存在します。中には無料で換金品を受け取り、自団体の利益に替えてしまう悪徳団体が存在するのも事実です。
以下では、どの団体が信頼に足るかを判断するためのポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。この情報を参考に、本当に支援を必要としている人々への寄付ができる団体を見つけましょう。
寄付実績を公式サイトに公表しているか確認する
気になる寄付団体を見つけたら、まずは公式サイトの寄付実績ページをチェックしましょう。
次のような情報が定期的に更新されている団体は、優良な事業を実施しています。
- 画像付きで寄付実績を紹介している
- 活動日や活動場所、寄付先を詳しく紹介している
活動実績をまったく公表していない団体は怪しい団体の恐れがあるため、寄付実績を参考にしてみてください。
財務報告の透明性を確認する
信頼できる寄付団体を見極めるためには、その団体がどのように財務報告を行っているかを確認しましょう。優良な団体は、「寄付された金額」「活動によってどれだけの収益を得たか」などの情報を公開しています。
年次報告書や監査報告書などの資料があるかどうかを確認することで、団体の信頼性を見極めることができます。
反対に、財務報告を公開していない団体は、信頼性に疑問があるかもしれませんので注意が必要です。
寄付活動の透明性を確認する
信頼できる寄付団体は、寄付に関する情報を随時更新し公開しています。特に、SNSを活用して寄付状況を頻繁に報告している団体は信頼性が高いと言えるでしょう。
寄付元の名称や活動の詳細を公開している団体は、透明性が高く安心して寄付できる指標となります。
もし特定の団体に関心がある場合は、その団体のSNSアカウントをフォローしたり、メールマガジンの購読をするのがおすすめです。これにより、団体の最新情報や寄付の使い道を知ることができます。
口コミや評判で信頼性を確認する
寄付団体を選ぶ際には、実際に寄付を行った人々の口コミや評判を参考にすることが有効です。
具体的には、以下のようなサービスで口コミや評判を調べてみてください。
- Google口コミ
- SNS
- 口コミサイト
多くの口コミがあり、その評価が高い団体は信頼できる可能性が高いです。口コミを通じて、その団体が寄付を適切に活用しているかどうか、実際に寄付を行った人々の意見を知ることができます。
また、実際に寄付を経験した人の意見を直接聞くことも、団体選びの大切な参考になります。
不用品の寄付でよくある質問
最後に、不用品の寄付についてよくある質問をまとめました。
不用品は送料無料で寄付できるの?
不用品の寄付にかかる送料は、寄付する団体によって異なります。中には送料無料で寄付できる団体もあるため、費用をかけずに寄付したい方は、事前に調べたうえで動き出すのがおすすめです。
寄付した不用品はどのように使われるの?
寄付した不用品は、キレイに洗浄して再利用されるか、バザー等で販売して団体の活動資金にあてられるのが一般的です。品物やお金はすべて、貧困に悩む人々、子どもたちのために役立てられます。
寄付した不用品の領収書はもらえますか?
不用品の寄付および寄付金は、それぞれ税制上の優遇措置として寄付金控除の対象です。どちらも領収書をもらうことができ、寄付金控除に役立てられます。
ただし、寄付した金額がわかる寄付金に対して不用品の寄付は、現物によるやり取りであるため団体による合理的な金額の算出によって額が決定します。必ず求める金額の領収書がもらえるわけではないため注意してください。
まとめ:不用品を有効活用しよう!信用できる団体への寄付がおすすめ
自宅にある不用品を単に処分するのではなく、役立てたいと思っている方には、信頼できる団体への寄付をおすすめでし。本記事で取り上げた団体は、すべて透明性に優れた信頼できる団体ばかりです。
国内・国外への寄付はもちろん、子供や女性を支援する団体も多数存在します。自分の支援したい目的に合った団体を探してみましょう。
また、家の片付けをしながら寄付品を見つけたい場合は、不用品回収業者への相談も一案です。事前に「価値のある品は寄付を考えているから教えてほしい」と伝えておけば、作業と一緒に寄付品を整理できます。
不用品回収モールでは、厳選された信頼できる業者のみをご紹介しています。適正な価格でサービスを提供する業者を探す際には、ぜひ当サービスをご検討ください。