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自宅で手軽に運動ができるエアロバイクですが、いざ処分しようとすると「どうやって捨てればいいの?」と悩む方が多いのではないでしょうか。
サイズが大きく重量もあるエアロバイクは、間違った方法で処分しようとすると自治体に回収してもらえなかったり、余計な費用がかかってしまうこともあります。
この記事では、エアロバイクの正しい処分方法を詳しく解説していきますので、処分を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
エアロバイクのゴミ分類
自治体で処分する方法
リサイクル方法
購入店・メーカーでの引き取り方法
エアロバイクは何ゴミに分類される?

エアロバイクは「家電リサイクル法」の対象外となっているため、冷蔵庫や洗濯機のような家電製品とは処分方法が異なります。
多くの自治体では粗大ゴミに分類されるのが一般的です。金属製のフレームやペダル部分、プラスチック製のカバーなどが組み合わさった構造になっているため、通常のゴミとして出すことはできません。
ただし、自分で分解すれば「可燃ゴミ」や「不燃ゴミ」に出せる場合もあります。この場合は、必ずお住まいの自治体に事前確認が必要です。各自治体によって分別ルールが異なるため、勝手な判断で出してしまうと回収してもらえない可能性があります。
金属とプラスチックが混在しているエアロバイクを、誤って燃えるゴミに出してしまうのは絶対に避けましょう。金属部品が多く含まれているため、環境への影響や処理施設への負担も考慮する必要があります。
エアロバイクを自治体で処分する方法

エアロバイクを自治体で処分する場合、以下の方法があります。
粗大ゴミ回収を利用する
エアロバイクを処分する際、最も一般的な方法は「粗大ゴミ回収」を利用することです。多くの方が選択する方法で、費用も比較的安価に抑えられます。
事前申し込みと処理券の購入
自治体の粗大ゴミ回収を利用する場合、事前申し込みと粗大ゴミ処理券の購入が必要になります。費用は自治体によって異なりますが、500円から1,000円前後が相場となっています。お住まいの地域によっては1,500円を超えることもあるため、事前に確認しておきましょう。
粗大ゴミの回収日は月に数回程度と限られているため、引っ越しシーズンなどは予約が取りにくくなることもあります。処分を決めたら、早めに自治体の受付窓口やウェブサイトから申し込みを済ませておくことをおすすめします。
分解して出す場合の注意点
自分で分解して出す場合は、工具を使った作業でケガをするリスクや、誤った分別をしてしまう可能性もあるので十分に注意が必要です。特に金属部分は鋭利になっていることもあるため、軍手や保護メガネを着用して作業するようにしましょう。
分解作業には、ドライバー・レンチなどの工具が必要です。解体すれば不燃ゴミとして無料で出せる自治体もありますが、解体には時間と労力がかかります。
また、自治体によっては解体しても粗大ゴミ扱いになる場合があるため、事前に確認してから作業を始めることが重要です。
エアロバイクを中古買取で処分する方法

中古買取での処分を検討する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
買取可能な条件
状態が良く、動作に問題がないエアロバイクであれば、リサイクルショップや中古買取店で買い取ってもらえる可能性があります。処分費用がかからないだけでなく、お金を受け取れる点が大きなメリットです。
買取を希望する場合は、査定前に動作確認やメンテナンスをしておくと、買取価格がアップする可能性があります。目立った汚れやホコリは事前に拭き取っておきましょう。
高価買取が期待できるメーカー
特にアルインコやホライズンなどの有名メーカーの製品は需要が高く、高価買取が期待できます。購入から数年以内で目立った傷や汚れがなく、正常に動作するものであれば、数千円から状態次第では1万円以上で売却できることもあります。
モデルが新しいものや人気機種であれば、さらに高値がつく場合もあるでしょう。リサイクルショップには「直接持ち込み」「出張買取」「宅配買取」とさまざまな種類がありますが、エアロバイクのような大型製品は出張買取を利用すると運搬の手間が省けます。
買取不可の場合
ただし、古いものや錆びているもの、動かないものについては、買取どころか引き取り費用が発生することもあります。
実際には、新しいエアロバイクへの買い替えを機に処分するケースが多く見られます。買取で得たお金を新しい機種の購入資金に充てることもできるため、一石二鳥の方法といえるでしょう。
エアロバイクを購入店・メーカーで引き取ってもらう方法

購入店やメーカーでの引き取りサービスについて、以下の内容を確認しましょう。
引き取りサービスを実施している店舗
新しいエアロバイクを購入する際に、旧品の引き取りサービスを行っている店舗を利用する方法があります。
引き取りサービスを実施している店舗としては、以下のような店舗が挙げられます。
- ヨドバシカメラ
- ビックカメラ
- エディオン
- 一部のスポーツ用品専門店
無料と有料の違い
店舗によって無料で引き取ってくれる場合と、有料になる場合があるため、事前確認が必要です。引き取り条件や費用、サービスの有無については、購入時に店員に詳しく確認しておくと安心です。
店舗によっては配送時に引き取りをしてくれるところもあり、自分で運搬する手間が省けます。エディオンの場合、トレーニング機器を中型家電として扱っており、2,200円程度の費用が目安となっていますが、重量や大きさによって変動します。
ネット通販での注意点
ただし、アマゾンや楽天などのネット通販では引き取り対象外の場合が多くなっています。ネット通販で購入する場合は、別途処分方法を考える必要があるでしょう。
また、「処分のみ依頼」については原則として受け付けていないため、新しいエアロバイクの購入が前提となることを覚えておきましょう。
エアロバイクを資源ゴミとしてリサイクルする方法

環境に配慮したリサイクル処分について、以下の方法があります。
分解してリサイクルに出す
環境に配慮した処分方法として、エアロバイクの金属部分を再利用できる自治体もあります。資源の有効活用という観点から、近年注目されている処分方法です。
自分で分解して金属、プラスチック、電子部品などを分けることができれば、それぞれの素材に応じてリサイクルに出すことが可能です。特に金属部分は資源として価値があり、鉄やアルミニウムとして再利用されます。
専門業者に持ち込む
また、専門のリサイクル業者に持ち込む方法もあります。エアロバイクのリサイクルに対応している業者としては、以下のようなところがあります。
- 地域の金属リサイクル業者
- 資源回収センター
- スクラップ買取業者
これらの業者では、金属製品の買取や無料引き取りを行っているところがあります。業者によっては重量に応じて買取金額を算出してくれる場合もあるため、問い合わせてみる価値があるでしょう。
「環境にやさしい処分法」として近年注目されており、処分費用を抑えながら資源の有効活用にもつながります。お住まいの地域にある資源回収センターや金属買取業者に問い合わせてみるとよいでしょう。
エアロバイクの処分を不用品回収業者に依頼する方法

不用品回収業者に依頼する際のポイントは以下のとおりです。
回収費用の目安
自分で運べない方や、エアロバイク以外にも処分したい不用品がまとめてある場合は、不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。自宅まで回収に来てくれるため、重いエアロバイクを運ぶ労力が一切かかりません。
エアロバイクの回収費用の目安は、3,000円から6,000円前後となっています。ただし、サイズや地域、業者によって料金は異なるため、事前に複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。
他の不用品とまとめて回収を依頼すれば、単品で依頼するよりもお得になるケースが多いでしょう。引っ越しや大掃除のタイミングで、家具や家電などもまとめて処分できるのは大きなメリットです。
優良業者の選び方
注意したいのは、「無料回収」や「トラック巡回」などを謳う無許可業者です。こうした業者に依頼すると、後から高額請求されたり、不法投棄のトラブルに巻き込まれる可能性があります。
実際に、無料と言われて依頼したものの、作業後に数万円を請求されたというトラブルも報告されています。必ず許可番号を持つ業者を選びましょう。許可番号は業者のホームページやチラシに記載されているはずなので、依頼前に必ず確認してください。
不用品回収モールでは、全て有資格のプロの業者を掲載しています!エアロバイクの捨て方にお困りの際は、ぜひ不用品回収モールを活用してください!
不用品回収モールの活用
「不用品回収モール」では、ソファーベッドの処分・回収はもちろん、その他複数のごみ回収に対応している不用品回収の優良業者を掲載しています。有資格の優良業者のみを掲載しており、料金や口コミも確認できるので安心して依頼できます。
「ぼったくり業者が心配」「どの業者を選べばいいかわからない」という方も、複数の業者を比較して自分に合った業者を見つけることができます。
エアロバイクをスムーズで手軽に処分したい場合は、ぜひ不用品回収業者にお任せください。
自治体ごとのエアロバイク処分ルール例(参考)
| 自治体 | 区分 | 手数料 | 申し込み方法 | 公式参照 |
|---|---|---|---|---|
| 横浜市 | 粗大ごみ(30cm以上の金属製品など) | 要確認(申込時に案内) | 粗大ごみ受付センターへ事前申込(電話・インターネット・LINE) | 粗大ごみの出し方 – 横浜市公式サイト |
| 名古屋市 | 粗大ごみ(30cm角を超える大型ごみ) | 品目により250円~1,500円(要確認) | インターネットまたは電話で事前申込→手数料納付券を購入→指定日に排出 | 粗大ごみの分け方・出し方 – 名古屋市公式サイト |
| 大阪市 | 粗大ごみ(品目明記あり:エアロバイク=サイクリングマシーン) | 1,000円/台 | 粗大ごみ受付センターへ申込(電話・Web)→手数料券を購入→収集日に排出 | 粗大ごみ処理手数料一覧表 – 大阪市公式サイト |
このように、地域によって扱いが大きく異なるため、必ずお住まいの自治体の公式サイトで最新の情報を確認するようにしてください。同じ都道府県内でも市区町村によってルールが違うことがあります。
エアロバイクの処分でよくある質問
Q1. エアロバイクは燃えるゴミで出せる?
出せません。エアロバイクには金属部品が多く含まれているため、粗大ゴミ扱いとなります。燃えるゴミとして出してしまうと回収されず、その場に残されてしまいます。
Q2. 分解して出せば普通ゴミで出してもいい?
小型のパーツのみ可能です。ただし大半は不燃ゴミや資源ゴミに分類されるため、自治体のルールを事前に確認しましょう。分解には工具が必要で、ケガのリスクもあるため注意が必要です。
Q3. 無料で引き取ってくれる方法はある?
買取店で買い取ってもらう方法や、キャンペーン中の家電量販店で新規購入時に引き取ってもらう方法があります。状態が良ければお金を受け取れることもあります。
Q4. 不用品回収業者に依頼するメリットは?
自宅から運び出してくれるため、重いエアロバイクを自分で運ぶ労力がゼロで処分できます。他の不用品もまとめて回収してもらえるため、引っ越しや大掃除の際にも便利です。
Q5. すぐに処分したい場合の最適な方法は?
不用品回収業者にまとめて依頼する方法が最適です。最短即日対応している業者も多く、急な引っ越しなどにも対応できます。
まとめ:状況や費用など最適な方法を選択しよう
エアロバイクは「粗大ゴミ」として処分するのが一般的です。自治体に申し込んで処理券を購入すれば、比較的安価に処分できます。費用は500円から1,000円前後が相場となっています。
まだ使える状態のものであれば、買取店での売却、購入店での引き取り、リサイクル業者への持ち込みなど、無料回収や買取の可能性もあります。状態が良ければお金を受け取れることもあるため、まずは査定に出してみるとよいでしょう。
解体して自分で出す方法や自治体回収など、それぞれの方法には手間と費用がかかります。自分の状況や予算に合わせて最適な方法を選びましょう。
安全かつ確実に処分したい場合は、「不用品回収モール」掲載業者の活用がおすすめです。不用品回収モールは、「ヤラセ口コミ0宣言」を掲げた不用品回収業者の比較サイト。エアロバイクの処分・回収はもちろん、その他複数のごみ回収に対応している優良業者を掲載しています。
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