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「自宅にある絵画を処分したいけど、どうやって捨てたらいいの?」「趣味で描いた絵や木製パネルもそのまま捨てていいの?」とお悩みの人もいるでしょう。
燃えるゴミに出してよいのかわからず、放置している方も多いはずです。
そこでこの記事では、絵画の正しい捨て方についてわかりやすく解説しています。
この記事でわかること
- 絵画の処分方法
- 風水から見る捨てていい絵・ダメな絵
分別方法や捨てる以外の手放し方もまとめているので、ゴミ出しの参考にしてみてください。
絵画の処分方法は5つ
自宅にある絵画は、5つの方法で処分できます。
ただ捨てるのではなく、再利用するといった方法もあるので、自分に合う捨て方を検討してください。
燃えるゴミとして自治体に処分してもらう
使わなくなった絵画は、自治体サービスの「燃えるゴミ」として処分できます。
まず小さな絵画であれば、自治体ごとに決められているゴミ袋に入れ、ゴミ収集スポットに出せば無料で回収してもらえます。一緒に無料で回収してもらえる関連品をまとめました。
- 購入した絵画
- 趣味で描いた絵
- 油絵
- キャンバス(画材)
ただし、サイズが大きくゴミ袋に収まらない絵画は、自治体の粗大ゴミ回収を利用しなければなりません。
コンビニ等で販売されている粗大ごみ処理券(有料)を貼り付けてゴミ回収スポットに置くか、事前予約して回収してもらうのが特徴です。
また、ゴミ処分施設(ゴミ受け入れ施設)に持ち込む方法もあります。ただし、持ち込み処分の場合も有料です。重量によって価格が決まっているので、自治体の公式サイトを確認してから予約しましょう。
粗大ゴミ処理券の購入先や購入方法、書き方などは以下の記事を参考にしてください。
木製パネルは燃えるゴミとして処分できる
絵画をはめ込んでいる「木製パネル」は木でできているため、燃えるゴミとして処分できます。
処分する絵画と一緒にゴミ袋に入れて、ゴミ回収スポットへ運んでください。
プラスチック製・アルミ製の額縁は燃えないゴミとして処分しよう
絵画をはめ込んでいるパネルが「プラスチック製」「アルミ製」の場合には、燃えない素材であるため、燃えないゴミとして処分してください。
自治体によっては、燃えないゴミ専用のゴミ袋が販売されているため、絵画と分別したうえでゴミ回収スポットに運びましょう。
小さく分解すれば粗大ゴミとして処分しなくても良い
額縁やパネルのサイズが大きい場合には、粗大ゴミでの回収が必要です。しかし、処分にお金をかけたくない方も多いでしょう。
そこで生活ゴミとして処分したいなら、分解してゴミ袋に入れるのがおすすめです。
木材を切断できるのこぎり(プラスチックやアルミの場合は専用ののこぎり)を利用すれば、額縁・パネルを小さく分解できます。粗大ゴミとして出す必要がなくなるため、余計なお金をかけずに済みます。
非営利団体に寄付する
「絵画を捨てるのがもったいない」「大切な絵なので燃やすのは嫌だ」と考えているのなら、非営利団体に寄付するのがおすすめです。
非営利団体に寄付すれば、絵画を施設に飾って再利用してくれたり、恵まれない子ども・国のために有効活用してもらえます。
参考として、有名な非営利団体の一例を以下にまとめました。
- ユニセフ
- ワールドギフト
- ジョイセフ
- 子ども支援センター
また寄付をする際にかかる送料が、団体によって有料・無料に分かれるので、詳しくは以下の記事をチェックしてください。
フリマアプリに出品する
「有名な絵を捨てるのはもったいない」「価値がある品なのに…」と感じているなら、フリマアプリを利用して絵画を売却するのがおすすめです。
名のある絵画なら、フリマアプリを利用しているマニアやコレクター等に購入してもらえますし、専門の買取業者から声がかかるかもしれません。
高額買取してもらえるケースもあるため、利益を出したいならフリマアプリで売却するのが簡単です。
また、フリマアプリでは絵画だけでなく、額縁・パネルの単品も売却できます。自宅に使っていない額縁があるのなら、合わせて売却してください。
趣味で描いた絵や無名の絵画が売れる場合も!
「フリマアプリで売却できるのはプロが書いた絵だけ」だと思われがちですが、実は自分が趣味で描いた絵を売却できる場合があります。
例えば、デザインセンスのある人が描いた絵やおしゃれなデザインの絵は、無名の絵であっても「誰とも被らないオリジナル性が高い絵がほしい!」という人から購入されることも多いです。
中にはフリマアプリで絵を売っているイラストレーターやデザイナーもいるので、絵が好きな方は捨てるのではなくフリマアプリに出品することをおすすめします◎
フリマアプリの中でもメルカリの利用を検討している方は、以下の記事をチェックしてください。メルカリで出品物を上手に売る方法を説明しています。
リサイクルショップに買取してもらう
「フリマアプリで出品するのが面倒だな…。」と感じているなら、お住まいの地域にあるリサイクルショップに買取してもらうのがおすすめです。
リサイクルショップでは、自宅に溜まった不要な品を買取してもらえます。要らなくなった絵画も買取対象ですので、捨て方のひとつとして検討してみてください。
また、リサイクルショップによっては出張買取を利用できます。「自宅に大量の絵画があって持っていけない」「大きいから移動するのが面倒だ」と感じている人は、便利な出張買取を活用しましょう!
不用品回収業者に回収・買取してもらう
絵画の処分と一緒に、自宅の片付けや大量の不用品の処分を検討しているなら、不用品回収業者のような専門業者に相談するのがおすすめです!
不用品回収業者は、大きい家具などの粗大ゴミも回収してくれます。また、買取サービスを実施している業者も多いので、買い取った不用品から回収費用を相殺してくれます。
「絵画以外にも大きい買取ってほしい不用品がある」なら、査定のプロがいる不用品回収業者に相談してください。
不用品回収業者によって回収対象の物が違いますので、一度あなたが回収してほしいアイテムを伝えて「まとめて回収できるか」を確認してみてください。その際、複数の業者で必ず見積りを出してもらうようにしてくださいね!
骨董品や美術品の処分方法や買取相場を知りたい方や、不用品回収業者の買取サービスの概要を知りたい方は、以下の記事も合わせてチェックしてください。
風水から見る捨ててもいい絵・ダメな絵
ものを捨てる際に「風水」を気にする方もいるでしょう。ここでは絵画を捨てる際に考えたい風水の知識を3つ紹介します。
捨ててもいい絵・ダメな絵の条件をまとめているので、参考にしてください。
購入して時間が経過した絵は捨ててもいい
まず風水には「古いものにはマイナスの気が集まりやすい」という考えがあります。
つまり、絵画を購入(描いて)してから時間が経っている場合には、自宅・部屋の陰気を減らすため早めに捨てるのが良いでしょう。
ちなみに、風水では飾っている絵画を10年で処分するのが良いと言われています。10年以上飾っている絵画があるのなら、この機会に処分を検討してはいかがでしょうか。
印象が悪い絵・怖い絵は捨ててもいい
自宅に飾っている絵画を見たとき「怖い絵だな」「不気味だな」と感じた経験や、人から言われた経験はないでしょうか。
実は、風水では印象の悪い絵等はマイナスな気を作りやすいと言われています。お部屋の雰囲気が暗くなるため、明るく楽しい絵に買い替えるのがおすすめです。
思い出に残る絵や高価な絵は捨てないほうがいい
前述では、経過期間・印象といったポイントから捨てるタイミングを紹介しました。
しかし、以下の条件にあてはまる場合には、絵画を捨てないことをおすすめします。
- 子どもが描いてくれた絵
- プレゼントしてもらった絵
- 高価で価値のある絵
- 人を感心させる絵
条件にあてはまる絵画は、長い年月を経てもプラスの気を残しています。処分すると逆にマイナスな気を呼び込んでしまうため、大切に保管しましょう。
また飾っている絵画を変えたい場合には、同じくらい大切な絵と入れ替えるのが良いと言われています。
ちなみに入れ替えた絵については、保管しておくよりも、譲渡・売却・寄付をした方が良い気をつくりやすいです。
まとめ:絵画は額縁以外を燃えるゴミとして処分して良い!
要らなくなった絵画は、基本的に燃えるゴミとして処分して問題ありません。また、木製パネルについても同様です。
ただし、プラスチック・アルミのフレームについては燃えないゴミ、大型の絵・額縁は粗大ゴミとして処分を求められるため、事前に自治体ルールをチェックするのが良いでしょう。
もし、以下のように考えているなら、自宅内の片付けに対応してくれる不用品回収業者に相談するのがおすすめです。
- 大量にある絵画の処分に困っている
- 絵画以外にも処分したい物がある
- 絵画の処分・売却をまとめて実施したい
「不用品回収モール」では、「ぼったくりを撲滅したい!」というコンセプトに賛同する信頼できる業者のみを掲載しています。
掲載する業者は、必要な許可証の有無や許可番号、サービス実績などを事前に厳しくチェックしています。
不用品回収業者を利用する際に「ぼったくりが心配・・・」と感じている方は、安心して不用品回収モールの利用を検討してみてくださいね!